塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

ウールローラーと砂骨ローラー l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】

現場ブログ塗装の豆知識 2022.02.28 (Mon) 更新

外壁の塗装工事では、

主にローラーという工具を使って、塗料を塗っています。

 

施工する場所によっては、

ローラーの他に刷毛やスプレーガンといった工具も使用するのですが、

ほとんどの塗装作業はローラーを使用しています。

 

ローラーにはいくつか種類があるのですが、

塗装場所や用途によってローラーを使い分けながら

お客様のご希望に沿った内容で塗装工事を行っております。

 

塗料を塗るだけなら、そこまで種類がなくてもいいのでは?と

思われる方もいらっしゃるかもしれません、、

 

そこで今回は、塗装工事で使用するローラーについてお話ししたいと思います!!

 

 

 

まず初めにローラーの種類です!大きく分けて2種類あります。

 

■ウールローラー

■砂骨ローラー

 

またどちらにも属しない特殊なローラーもありますが、

こちらはまたの機会にお話しできればと思います

 

 

≪ウールローラー≫

 

ウールローラーの画像

 

 

ウールローラーは、塗装工事で最も使用されている大活躍のローラーです。

 

実際に羊毛で作られたローラーの他に、

羊毛に似た繊維で作られているローラー

 

マイクロファイバーで作られているローラーも存在します。

 

 

芯の表面から毛先の長さで種類分けがされており、

短毛・中毛・長毛の3種類に大きく分かれています。

 

 

【短毛ローラー】

毛足が4~5mm程度の短いもの

平らで滑らかな仕上がりになるのが特徴(鉄扉の塗装に適している)

 

【中毛ローラー】

毛足が13mm程度のもの

使い勝手が良く、値段もお手頃な万能ローラー

多くの現場で最も広く使用されている

 

【長毛ローラー】

毛足が20mm以上の長さ

デコボコした面を塗装するのに適している

毛足が長いことにより非常に塗りやすいのが特徴

 

 

 

≪砂骨ローラー≫

 

砂骨ローラーの画像

 

ヘチマのようにたくさんの穴が空いているローラーで、

ウールローラーの次に使用頻度の高いローラーとなっています。

 

砂骨ローラーは別名:マスチックローラー、スポンジローラーなどと呼ばれることがありますが、

これらは職人さんが砂骨ローラーを使用する際、

用途に応じた呼び方で呼んでいるので、ローラー自体は同じものを指しています。

 

 

【特徴】

スポンジのような素材で、一度に大量の塗料を吸い上げることができる

そのため1回の塗装で塗料を分厚く塗りたいときや粘土の高い塗料を使用する場合に適している

厚みが出る→細かなひび割れなどを隠すことが可能

素材は柔らかいプラスチック(触ると少し硬め)

 

 

※厚塗りはウールローラーでも可能ですが、

砂骨ローラーは厚い塗膜を容易に作れますので

クラックなどのひび割れが多い外壁の塗装に向いているとも言われています。

 

 

 

いかがでしたか??

 

 

塗装工事は、

機械ではなく職人さんがひとつひとつ丁寧に手作業で行っており、

 

塗装の品質を第一に考え、塗装面に適した施工でしっかりと工具を使い分けて

塗装工事を行っております

 

 

塗り達では、現場調査、診断、お見積りなど無料でおこなっております。

店舗にショールームを設けてご相談も承っておりますので、

お気軽にお問い合わせください

 

 

#外壁塗装 #お役立ちコラム #道具のはなし 
2025年10月31日 更新!

屋根塗装で使うマイティシリコンとは?特徴や施工方法を解説

2025年10月31日 公開 屋根塗装で使うマイティシリコンは、乾式コンクリート瓦専用の塗料です。 マイティシリコンの特徴やメリットを知ることで、乾式コンクリート瓦のメンテナンスを高品質なものにできます。 今回はマイティシリコンについてご紹介します。 目次マイティシリコンとはマイティシリコンの施工事例施工前高圧洗浄マイティシリコン1回目マイティシリコン2回目乾式コンクリート瓦のメンテナンスは塗り達におまかせ! マイティシリコンとは マイティシリコンは、オリエンタル塗装工業の乾式コンクリート瓦専用の塗料です。 ▶オリエンタル塗装工業 マイティシリコン 製品情報 乾式コンクリート瓦とは、セメント・水・砂などを混ぜ合わせ、圧縮して乾燥させて作る屋根材です。 コンクリートなので防水性がなく、表面はスラリー層という着色料とセメントを混ぜたもので塗装されています。 乾式コンクリート瓦は洋瓦とも呼ばれ、1970~80年代に人気があったモニエル瓦がなどが有名です。 マイティシリコンは、スラリー層で着色される乾式コンクリート瓦専用の屋根塗料です。メーカーからも塗り替え推奨塗料として認定を受けていた実績の高い塗料です。 基本的に下塗りが不要で、スラリー層をしっかりと除去した後に塗装します。グレードとしてシリコン塗料となっており、弱溶剤の環境にやさしい塗料です。耐久年数は8~10年です。   マイティシリコンの施工事例 マイティシリコンは乾式コンクリート瓦専用の塗料です。 モニエル瓦の施工事例をご紹介します。 施工前 表面の塗膜が劣化した状態ですが、屋根材はまだまだ使用できます。 高圧洗浄 モニエル瓦の着色スラリー層は、塗装前に完全に除去する必要があります。 通常の高圧洗浄機ではなくトルネードと呼ばれる水が渦巻状にでる高圧洗浄機のノズルを使って洗浄します。 マイティシリコン1回目 マイティシリコンは基本下塗りが不要です。今回は吹付にて塗装を行っていますがローラ―塗装も可能です。 マイティシリコン2回目 マイティシリコン2回目です。乾式コンクリート瓦は防水性に乏しいのでしっかり塗膜の厚みを付けて塗装します。   乾式コンクリート瓦のメンテナンスは塗り達におまかせ! 乾式コンクリート瓦は、スラリー層の完全除去と屋根材に合った塗料を使ったメンテナンス方法が必須です。 耐久性の高いメンテナンス工事なら塗り達にお任せください! 乾式コンクリート瓦の塗装工事も承っております。お気軽にご連絡ください。    

MORE

2025年10月30日 更新!

外壁の隙間は塗装で埋める?サイディングボードの施工について

2025年10月30日 公開 サイディングボードはデザインが豊富で人気のある外壁材です。 決まった大きさのボードを貼り合わせて施工するので、ボードとボードの間には隙間があり目地はシーリング材で埋めています。 このボードの隙間の縦のラインと、もう1つ横のライン隙間があるのをご存知ですか? 実は、横ラインの細い隙間は、塗装では埋めない、開けたままにしておくべき隙間なんです。 隙間を塗装しない理由 サイディングボードは気密性が高く隙間を埋めてしまうと、通気が取れなくなり内部で湿気が溜まります。 内側に湿気が溜まり続けると、雨漏りしているような湿度の高い状態になり、塗膜が内側からはがれたり、外壁材が膨張して浮いてきてしまったりする原因になります。 塗り忘れているようにもみえるこの隙間は、実はあけておいて正解な隙間なんです。 また構造上、この隙間からは雨が入り込まないようになっていますのでご安心ください。 シーリングを打っている縦のラインは幅が広く、劣化で隙間生じたままになると雨漏りの原因となりますのでメンテンナンスが必要です。 サイディングボードの塗装工事なら塗り達にお任せ下さい!      

MORE

2025年10月29日 更新!

エアコンからのおちる水は雨漏り?原因や対策を解説

2025年10月29日 公開 エアコンやその周辺から水が落ちてくることがありませんか? エアコンからの水は、水漏れの場合と雨漏りしているケースとがあります。 今回は、エアコン付近からの雨漏りについて原因や対策を解説します。 目次エアコンからの水は水漏れor雨漏り?水漏れの場合雨漏りの場合雨漏りの場合の原因と対策スリーブのパテの劣化外壁側に劣化があるサッシ廻りのシーリングの劣化雨漏り補修は塗り達まで! エアコンからの水は水漏れor雨漏り? エアコンやその周辺からの水については、水漏れのケースと雨漏りであるケースが考えられます。 水漏れの場合 エアコン本体から水が落ちている 天気に関係なく起きる エアコンを設置している壁が濡れる 上記のようなケースで水が確認できるなら、水漏れの可能性が高いでしょう。 水漏れの原因は、本体の不具合、排水ダクトの設置不良、ドレンホースの詰まりなどが考えられます。 またエアコン内部の結露が原因のケースもあります。 設置してくれた業者などに相談してみましょう。 雨漏りの場合 雨の日に起こる エアコンを切っているときも起こる スリーブ付近に水が確認できる 上記のようなケースでは雨漏りである可能性が高くなります。 スリーブとは、壁に開けられた室外機とつなぐホースを通している穴です。 雨漏りの場合の原因や対策については次項で確認していきましょう。 雨漏りの場合の原因と対策 エアコン周りの水が雨漏りの場合、考えられる原因には次のようなものがあります。 スリーブのパテの劣化 スリーブは中に通るホースなどの束きっちりの大きさではありません。 そのため、あいている部分はエアコンパテと呼ばれる粘土のようなものを詰めて隙間を埋めます。 パテも経年劣化で硬くなり、ひび割れたり外れたりすることがあるため隙間が生じて雨漏りすることがあります。 外壁側に劣化がある スリーブ付近の外壁にクラックがあるなど、外壁側の劣化が雨漏りの原因となることがあります。 サッシ廻りのシーリングの劣化 エアコンを設置する壁が窓に近い場合、サッシ廻りのシーリングの劣化も見逃せません。 同じく隙間が所持ると雨漏りの原因となります。 エアコンからの水が水漏れではなく雨漏りの可能性がある場合は、早期に原因を突き止めて補修する必要があります。 エアコンのパテなどはホームセンターでも売っていますので、付け替えるだけでもその場はしのげるでしょう。 雨漏り補修は塗り達まで! エアコン付近からの雨漏りは、エアコン自体が原因と見逃してしまいがちです。 しかし外壁やシーリングの劣化で雨漏りしている場合は、外側の補修をしっかり行う必要があります。 雨漏りかな?と思ったら、お早目にご連絡ください!  

MORE