塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

冬の外壁・屋根塗装のメリット・デメリットl京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】

現場ブログ塗装の豆知識 2022.01.19 (Wed) 更新

外壁塗装は春夏秋冬1年を通して施工を行うことができます。
もちろん、今のような冬の寒い時期でも、塗装工事自体は可能です。

ただし、冬は雪が降ったり、気温が低いなど外気の環境は厳しいものになります。

塗装工事には、塗料の性能をしっかりと発揮できるように施工するときの条件が決まっています。
乾燥期間が必要であったり、最低気温が設定されていたりしますので、天候によっては施工ができないことなどもあり、施工できるかどうかは、お住まいの地域によって異なります。

冬に外壁塗装を行う場合のメリットやデメリットについて詳しく見ていきましょう。

 

冬の外壁塗装で知っておくべき注意点(デメリット)

① 作業時間が長くなる

気温が低いときは塗料のノビが悪くなるため、乾燥にも時間がかかります。
塗装の工程には、塗料の乾燥期間がとても大切なので、完全に乾燥するまで次の作業に移ることができません。

乾燥が不十分のまま次の工程に進むと、塗料の効果不良を引き起こし、早期剥離やめくれの原因になります。

 

② マイナス5℃以下は塗装ができない

外気温がマイナス5℃以下になると、一旦工事を中断しなくてはなりません。

液体の塗料は気温が低すぎると、凍って屋根や外壁に密着できなくなってしまうため、通常の効果が発揮しにくくなります。

近年では主流になっている水性塗料もまた、水が低温だと凍ってしまい、品質を落としてしまいます。

国土交通省も『マイナス5℃以下での塗装は原則として行わない』と呼び掛けており、塗料メーカーも塗料の使用する際の注意点として挙げています。

 

③ 雪や霜よって作業ができない

雪がふると、その水分で塗料の乾燥が阻害されてしまいます。

雪が積もると足場の設置や、高いところでの作業が大変危険になってくるので作業を中断しなくてはなりません。

霜も同様に、塗装する面が濡れている部分に塗装する事はできないので、乾くまで作業ができません。

雪や霜の影響で、春、夏に比べると冬のほうが作業の効率が悪くなります。

 

 

冬の外壁塗装のメリット

冬の塗装工事はデメリットばかりではありません!

① 雨が少なく工事予定が立てやすい

日本の冬は、比較的雨が少ない季節です。
梅雨や雨が多い夏場のように、突然の雨による作業の中断が発生しにくく、スムーズに工事予定を立てることができます。

 

②乾燥した空気が好条件

塗装する際の条件として、デメリットとして「気温マイナス5℃以下の場合」は塗装できないとお伝えしていましたが、さらに『湿度が85%に達しているとき』も塗装工事を行うことができません。

夏場梅雨の時期は、雨が降ると湿度が80%付近まで上昇することもあるため、塗装が行えない可能性があります。

逆に、湿度が低く、乾燥している冬は、気温が低いことで乾くのに時間がかかる点を除けば、塗替えに適している季節でもあるのです。

 

いかがでしたか?

どの季節であっても塗装工事は、天候や気温・湿度によって工期が伸びたり、予定通り行えないことも多々あります。
冬場の塗装工事をお考えの方は是非ご参考になさってみてください。

 

現地調査はいつでも受付中!!

そろそろ外壁塗装してもらおうかな
いつ施工してもらおう?

と考え始めたら、まずは現地調査・お見積ご依頼ください!

塗り達は年末年始を除く毎日営業中
最短で即日お伺いできます。

まずはお家の状態を確認してみませんか?

お問い合わせは下記フリーダイヤルまたはWEBよりメールでも受け付け中です♪

 

外壁塗装・屋根塗装は塗り達まで!!

#外壁塗装 #お役立ちコラム 
2025年10月24日 更新!

金属屋根のサビ・腐食は屋根工事でメンテナンス!施工事例を紹介

2025年10月24日 公開 金属の劣化症状の1つにサビがあります。 サビは金属の腐食とも呼ばれ、進行すると穴あきなど重大な損傷となって雨漏りの原因ともなります。 金属屋根でサビや穴あきが発生してしまった場合は、葺き替え工事など屋根工事が適切です。 こちらは、下屋根の板金屋根部分です。 劣化が進行し雨漏りも発生していました。 庇ではなく、屋根の下に作業スペースがあり雨漏りに困っておられたため葺き替え工事を行うことになりました。 板金を外した状態です。下地の木材も腐食しており、かなり長い時間水にさらされていたことがわかります。 このまま屋根材だけ取り換えても、耐久性は保証できないため、下地を貼るところからスタートします。 下地を貼ったら、防水性のあるルーフィングシートを貼ります。金属屋根でもスレートでも、雨漏りから屋根やお家を守っているのはこのルーフィングシートなのです。 ルーフィングシートの上から、新しい板金屋根を葺きます。 外壁との取り合い(接合部分)もしっかりと処置し、雨漏り補修プラス屋根のメンテナンス工事を行うことができました。 大屋根だけではなく、下屋根や庇など、一部分の屋根工事も対応可能です。 屋根のことならどんなことでも塗り達にご相談ください!

MORE

2025年10月23日 更新!

陸屋根は雨漏りしやすい?その理由と対策 補修方法も解説!

2025年10月23日 公開 陸屋根のお家は雨漏りが多いことを知っていますか? 陸屋根は住宅やビル、工場などいろいろな建物で採用されています。一般的な三角形との大きな違いは勾配がないことですが、どうして雨漏りしやすのでしょうか? 今回は陸屋根が雨漏りしやすい理由や対策・補修方法を解説します。 目次陸屋根とは陸屋根が雨漏りしやすい原因陸屋根の雨漏り対策と補修方法経年劣化したらメンテナンス元々防水工事がされていないシーリングの劣化排水の詰まり陸屋根の防水工事のご相談は塗り達まで! 陸屋根とは 陸屋根とは、勾配がほとんどない平らな屋根の事で、平屋根とも呼ばれます。 屋上やバルコニーのように使ったり、室内の空間も無駄なく広く使えるため人気があります。 また屋根がないため下からの風の影響が少なく、台風などの強い形状とされています。 陸屋根が雨漏りしやすい原因 陸屋根が雨漏りしやすい原因は、特徴でもある「勾配が少ないこと」です。 切妻屋根などいわゆる三角屋根は頂点から軒へ向かって勾配があり、降った雨は自然と地面へ流れていきます。 これに対し、陸屋根の場合は勾配がほとんどないため降った雨がとどまりやすく、劣化した防水層やシーリングの隙間から雨漏りが起こりやすくなっているのです。 陸屋根の雨漏り対策と補修方法 陸屋根の雨漏り対策と補修方法についてみていきましょう。 経年劣化したらメンテナンス 陸屋根がある場合、通常は防水施工がしてあります。 しかし、紫外線に弱い防水層は経年劣化で防水機能が低下しやすいため、メンテナンスを行う必要があります。 元々防水工事がされていない また一昔前の陸屋根では、コンクリートで仕上げられて防水工事を行っていないこともあります。コンクリートはひび割れしやすく、現在では防水工事を行ったような防水機能はほとんどないことが知られています。 すでに雨漏りしている場合は、通気緩衝工法など下地の湿気を逃がすことができる方法での防水工事を行います。 シーリングの劣化 目地のシーリング材も劣化によってはがれや破談が生じると、隙間から雨が入り込みやすくなっていますので、打ち直しなどを行う必要があります。 排水の詰まり 陸屋根にも全く勾配がないわけではなく、排水のため少し勾配がついています。勾配を利用して一か所に集められた水は排水(ドレン)を通じて排水されますがドレンが詰まっていると長時間水が陸屋根の床にたまり、コケやカビの発生によって劣化が進行してしまいます。 こまめに清掃し詰まりをなくすほか、防水工事のメンテナンスをする際にはドレンの改修も一緒に行いましょう。 陸屋根の防水工事のご相談は塗り達まで! 陸屋根の雨漏り原因や対策について解説しました。 防水工事を行う際には、下地の状態を見極めて適切な方法で施工する必要があります。 陸屋根の防水工事屋メンテナンスのご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください。  

MORE

2025年10月22日 更新!

寒い季節の外壁塗装はできる?施工の注意点を解説!

2025年10月22日 公開 そろそろ11月が近づき、朝晩にヒヤッとした空気を感じることも増えてきました。 寒い季節の外壁塗装について、「冬は工事しない方がいいって聞いた」「工事はできないんでしょ?」といったお問い合わせをいただくことがあります。 外壁塗装工事には工事ができる条件などが決まっています。今回は寒い季節の外壁塗装工事について解説します。 目次寒い季節の外壁塗装工事は気温5度以上が必要寒い季節にかぎらず、工期が天候に左右される 寒い季節の外壁塗装工事は気温5度以上が必要 外壁塗装工事の施工には、気温5度以上が必要です。 塗装工事では、液体状の塗料を使って塗装を行います。塗料は乾燥する過程で下地に密着し耐久性を発揮しますので、乾燥のためにはある程度の外気温が必要になるのです。 国土交通省の公共建築工事標準仕様書では、安全や品質確保のための施工の条件や基準を定めており、その中に塗装工事に関する記載もあります。 国土交通省 公共建築工事標準仕様書 より抜粋 18.1.6 施工管理 (1) 気温が5℃以下、湿度が 85%以上、結露等で塗料の乾燥に不適当な場合は、塗装を行わない。 ただし、採暖、換気等を適切に行う場合は、この限りでない。 (2) 外部の塗装は、降雨のおそれのある場合又は強風時は、原則として、行わない。 (出典 国土交通省 公共建築工事標準仕様書(建築工事編) 一般の戸建て住宅は公共建築には該当しませんが、塗装工事を行う場合は上記の施工条件を守って作業するのが基本となっています。 抜粋にあるように、 気温5度以下 湿度85%以上 結露 降雨 の場合は、塗料の乾燥に影響が出るため工事を行いません 冬の場合、気温のほかに湿度や結露などにも注意を払っておく必要がありますが、天気が良く気温も5度以上あれば寒い季節でも外壁塗装工事は可能です。 また冬でも夏でも、雨が降っているときや雨の直後で湿度が高いときなども、工事を行いません。 寒い季節にかぎらず、工期が天候に左右される 外壁塗装工事は屋外に工事のため、気温や天候に影響を受けやすい工事です。 そのため、天候によっては工期が大幅に伸びてしまうケースがあることを知っておきましょう。 京都や京都近郊でも寒い季節は氷点下を下回る日が続いたり、結露が発生する期間が長く続くことがあります。 施工品質を守るために、塗料の乾燥に影響がでる天候の場合は作業ができないため、寒い季節の工事は地域により工期が伸びることを考慮して工事の計画を入れましょう。  

MORE