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塗料はしっかり乾燥させましょう!外壁塗装の乾燥時間💡

現場ブログ塗装の豆知識 2022.08.25 (Thu) 更新

2022年8月25日 公開

 

 

今回は、塗料の乾燥時間についてお話ししたいと思います。

 

 

塗装工事では、

施工される塗装に関しての技術はもちろん大切ですが、

 

塗った後の乾燥時間を十分に取ってこそ、

塗料の持つ本来の機能が発揮され、

技術面でも美しい仕上がりとなります✨

 

 

外壁・屋根塗装の目的は、家を保護することと、美観の維持です。

 

さらに様々な機能を家に装備させるために、外壁塗装を行います!

 

 

塗料の画像

 

塗料にはたくさんの種類があり、性能も多種多様です。

紫外線に強い耐候性のある塗料

汚れが付きにくい防汚性のある塗料

太陽の熱をカットする遮熱性能のある塗料

などなど💡

 

塗料は、缶の中に入っている原液をそのまま建材に塗布するのではなく、

「希釈剤」と呼ばれる別の素材(溶剤や水分)を混ぜて使用するのが一般的です。

 

塗料は粘土が高いと塗るのが難しく、

たとえ濡れたとしても刷毛やローラーのムラが目立ってしまい

綺麗に仕上げることが出来ません。

 

そこで、塗料を建材に塗りやすくするために、

希釈剤で水分を含ませてから塗布しています。

 

塗った後は、希釈の際に混ぜた溶剤や水が乾燥し完全に固まるのを待ちます。

そうすることで塗料本来の機能が十分に発揮されるのです💡

 

 

一般的な外壁塗装では、

下塗り→ 乾燥に4時間 → 中塗り後→ 乾燥に4時間 → 上塗り

という流れで行うことが多く、

1つの現場につき8時間以上の乾燥時間が必要になります。

 

 

また塗料のメーカーや気候・季節によっても乾燥時間は異なります。

 

外壁塗装の場合、塗料を乾かすのは必然的に外ですので、

外気温が低くなればなるほど、その分乾燥時間も長くなります。

 

よって、夏場は乾燥時間が比較的短く、

冬は比較的長くなります。

 

乾燥時間を十分に取らないまま、次の工程に進んでしまうと、

工事から2~3年経った頃に

思わぬ施工不良をおこしかねませんので、

 

アフターサービスでよく耳にする〇年後点検などは、

積極的に受けるようにすると被害を最小限で押さえる事ができますよ

 

塗装工事の直後は、多少の密着不良があっても

剥がれずに何とか付着している状態を保てるため、

 

不具合に気付けないことがほとんどです

 

 

 

外壁塗装後の乾燥は、塗料の機能を十分に発揮させるために欠かせない工程です!

 

工期スケジュールを早く終わらせたい気持ちは、

皆様おありかと思いますが、しっかりと乾燥時間を確保したうえで、

次の工程へと進み、仕上げに繋げることが大切です。

 

乾燥は、外壁塗装の隠れたキーポイントかもしれませんね🔑✨

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。