外壁がタイルなら、メンテナンスフリー? l塗り達
2023年3月13日 公開
タイルは、耐久性が高く、メンテナンスフリーと言われる人気が高い外壁材です。
この記事では、外壁がタイルの場合のメリットやデメリット、メンテナンスフリーと言われる理由についてまとめています。
目次
外壁がタイルであることのメリット
タイル外壁のメリットには、下記のようなものが挙げられます。
タイルにしかない味がある
外壁材には、モルタルやサイディングボードなどさまざまな種類がありますが、
中でもタイルは、自然な凹凸や影の出方などでおしゃれで高級感や重厚感が演出できるので人気があります。
各メーカーからいろいろな種類のタイルが発売されており、組み合わせや使い方次第でデザイン性の高い外観にすることが可能です。

耐久性が高い
タイルは、粘土など無機質の材料を混ぜ合わせ成形し、固めたものなので、基本的にお茶碗などの焼き物と同じく、素材自体が腐ってしまうことがなく、耐久性が高いといえます。
そのため割れやかけなどを除けば、タイルはほぼ作られた当時の状態で、何十年も使い続けることができるのです。
タイル外壁のデメリット
おしゃれで耐久性が高いタイル外壁ですが、デメリットもあります。
価格が高い
サイディングボードなど主流な外壁材と比べると、外壁をタイルにする場合はコストがかなりかかります。
そのため、玄関付近や、窓の近くなど、一部分だけをタイルにして楽しむ方もいらっしゃいます。
タイルは本当にメンテナンスフリー?
耐久性が高いタイルですが、本当にメンテナンスはいらないのでしょうか?
基本的には、雨が汚れを落としてくれる
モルタルやサイディングと比べると、塗膜の劣化は起きないため、基本的に汚れがついても雨で自浄作用が働き、勝手にきれいになります。
ひどい汚れがついている場合でも、スポンジなどで軽くこするだけでOKです。
きれいな状態を保っていると、万が一割れや欠けが起こっていても、すぐに気づけるので安心できます。
タイル自体はメンテナンスフリーでも、目地の劣化は避けられない
タイル自体は劣化することがありませんが、タイルを留めているシーリング材は劣化します。

シーリング材はゴムと同じ性質があり、長期間屋外にあると紫外線で劣化し、ちぎれたり外れたりします。
目地のシーリングが劣化すると、タイルが外壁から外れてしまう可能性もありますので、目地のメンテナンスは必要です。
タイルに関しては、こちらの記事もご覧ください。
メンテナンス時期の目安は?
タイルの目地に使われるシーリング材の耐久性は、10年から15年ほどといわれます。
そのため、築後10年を目途に、一度専門の業者に外壁の状態を確認してもらうのが良いでしょう。
タイル自体は、重量があります。高いところから落ちてくると、大きな事故につながりかねないため、タイル浮きや割れを見つけたら、10年を待たずに早めにメンテナンスを検討しましょう。
タイルには撥水コートもおすすめ
塗装の必要はないタイル外壁ですが、きれいを保つためにメンテンナンスとして
タイルの撥水コートもおすすめです。
タイルセラクリーンは、エスケー化研の磁器タイル用塗材で、
・優れた吸水防止性
・超低汚染性
・超耐久性
があり、タイルを長期にわたって保護してくれます。

また、クリア塗材なので、タイルの質感を損ねることなくメンテナンスが可能で、こだわりの外観を維持しながら耐久性もアップさせることができます。
外壁がタイルの住宅のメンテナンスも、お気軽にお問い合わせください。










