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2回目以降の外壁塗装で気を付けたいこと l塗り達

2023年3月4日 公開

 

 

新築後、約10年~15年で1回目の外壁塗装を行うのが一般的ですが、
多くの方がそのあとも同じ家に住み続け、2回目、3回目の塗装を行う時期が来ることと思います。

今回の記事では、
・外壁塗装が2回目・3回目という方
・1回目を終えた方

に向けて、2回目以降の外壁塗装を行う際の注意点をまとめました。ぜひご参考になさってください。

 

2回目以降の外壁塗装で気を付けたいこと

①塗料の相性

2回目以降の外壁塗装の際は、この塗料選びで気を付けたいことは、

「今塗ってある塗料との相性」です。

 

新築住宅の場合、コストを抑えるためにほとんどの住宅では「アクリル塗料」が使われていて、耐久性がおよそ10年です。新築後、1回目の外壁塗装を約10年~行いましょうと言われるのはそのためです。

 

アクリル塗料は、水性塗料なので、この上から水性塗料を重ねても問題はありません。

しかし、水性塗料の上から油性塗料、つまり溶剤系の塗料を塗ってしまうと、下にある水性塗料の塗膜を侵食し、膨れたりはがれたりする原因になります。

 

 

2回目・3回目の外壁塗装のご相談に来られた方に、前回の塗装では、塗料は何を使われましたか?とお伺いしますが、
覚えていないという方も多く、これから塗る塗料との相性を慎重に確認する必要があります。

 

また、ご自身では初めての塗装であっても、中古住宅などを購入された場合は、補修の履歴がわからないこともありますよね。

そういった場合も、現地調査でしっかり確認しご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

塗料の水性・油性の違いについては、こちらの記事もご覧ください。
塗料は水性と油性どっちがいいの?

 

②2回目以降の補修のほうが複雑 →高額になりやすい

まったく何もお手入れしないで築25年で初めて塗装をしますという建物と、

1回目の塗装を適切な時期に行っていた住宅では、傷み具合は違います。

しかし、1回目にお手入れをしていたとしても、建物の経年劣化は少しずつですが進行します。

 

そのため、1回目の外壁塗装では補修しなくてもよかった部分の補修が必要になったり、工程が複雑になったりすることがあり、1回目の工事より手間がかかる(=金額が高くなる)ケースがあります。

「1回目のとき100万円もかからなかったよ!そんなに高い工事なんていらないよ」

というお声をいただくこともありますが、必要な補修を必要な時にしておかないと、後から大規模修繕が必要になる場合が多く、トータルで見ると余計にコストがかかってしまいます。

 

また、前回の補修が不十分な場合は、やり直しをすることもあるため、塗装だでけなく、いろいろな補修が必要になるケースがあります。

 

とはいえ、外壁塗装も言われるがままにすべてやればいいというわけではありません。

2回目以降のメンテナンスですと、この家にあと何年くらい住む予定、建て替える予定がある等、ご家族のライフプランも視野に入れながら、塗装の計画を立てる必要があります。

この部分がきれいになれば十分といった、ご希望もどんどんおっしゃってください。

ご家族のライフプランにあったメンテナンスを一緒に考えてご提案させていただきます。

 

 

 

塗装工事
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屋根塗装とカバー工法 それぞれのメリット・デメリット比較まとめ

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