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屋根工事の種類

屋根リフォーム現場ブログ 2023.03.08 (Wed) 更新

2023年3月8日 公開

 

今回は屋根工事の種類についてです。

屋根の工事には一部修繕工事から大がかりな工事まで様々ありますが、

主な3つを、1分でわかるように簡単にお伝えします。

 

屋根葺き替え工事

塗り達 施工事例

屋根の材料を全て新しく設置し直す工事です。

表面の屋根材を全部撤去し、下地も交換や補修をします。

下地のルーフィングシート(防水シート)自体が劣化して雨漏りをがする場合、

新しく取り替えるので解決します。全てを新しくするので、見た目が綺麗なだけでなく、

根本的な屋根のトラブルがなくなります。

屋根工事の中で一番大規模な工事になり、費用も高くつきます。

 

屋根重ね葺き工事(カバー工法)

既存の屋根材を撤去せず、その上から新しく屋根材を覆う方法です。

重ね葺きや、カバー工法とも呼ばれています。

屋根材の他に、ルーフィングシートも新設されますが、既存の屋根の上に設置しますので、

撤去費用がかからず、葺き替え工事に比べると、コスト削減できます。

デメリットとしては、屋根材が2種類をのせることになるので重量が上がり、耐震性が下がります。

そのため、軽い屋根材を使用します。

 

塗装工事(塗り替え)

屋根の塗装を塗り替える工事です。

経年劣化による色褪せや、小さいひび割れなどカバーしたり、

塗料の色を替えてイメージチェンジも可能です。

定期的にメンテンスすることで、屋根を長持ちさせることができます。

屋根工事の中では比較的安価ですが、

屋根材の耐用年数により劣化が進み、塗装だけで補えない場合は、

上記の葺き替え工事や重ね葺き工事が必要になります。

 

※3つの他に、屋根材の傷んだ一部だけを修繕したり、差し替える工事や、

屋根の頂上にある棟板金を交換したり、雨樋を修理、交換する工事などがあります。

 

 

 

塗装工事
2025年12月18日 更新!

屋根塗装とカバー工法 それぞれのメリット・デメリット比較まとめ

2025年12月18日 公開 屋根のメンテナンス方法として、塗装工事や屋根工事があります。 どちらも適切な時期に行うことで、屋根やお家を長く丈夫に使うことができますが、2つの違いやメリット・デメリットについて知っていると、より選びやすくなります。 今回は屋根塗装と、屋根工事の中でもカバー工法について、2つの比較をしてみたいと思います。 目次屋根塗装工事とはメリットデメリット屋根のカバー工法とはメリットデメリット2つ工事の共通点と違い 屋根塗装工事とは 屋根塗装工事とは、屋根材の表面の塗膜を塗り替える工事の事です。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 屋根材の表面は塗膜でおおわれ、屋根材自体に防水性がない場合でも、雨をはじいて屋根材や屋根全体を守っています。 この塗膜は紫外線により劣化するため、元々薄い塗膜はさらに薄くなったりはがれたりして雨や紫外線から屋根材を守る膜がなくなってしまいます。 そのまま放置すると、屋根材自体が使えないほど劣化してしまうため、定期的に塗膜を塗り替える必要があります。 この塗り替え工事を塗装工事と言います。 塗り替えの時期は、使っている塗料によって異なります。 例えばシリコン塗料であれば、耐久年数はおよそ10年なので、10年ごとに塗り替えが必要です。 メリット 塗装工事は、屋根のメンテナンス工事の中でも手軽で比較的安価でできる工事です。 屋根材自体がまだ使える状態であれば、塗膜を塗り替えるだけでさらに耐久性がアップします。 また色を変えることができるので、自分好みの外観にチェンジしたり、外壁とセットで塗装するとまるで新築に戻ったように美観性をアップさせることができます。 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ デメリット 塗装工事はあくまで塗膜をつけなおす工事なので 屋根材がない 破損している 屋根材自体の劣化が激しい 等の場合は塗装工事では補修することができません。極端な例でいえば、なくなっている屋根材を塗装工事で復活させることはできないということです。適切な時期に行うことで真価を発揮しますので、劣化が進行しすぎると塗膜をつけなおして長くは持たないでしょう。 また屋根材によっては塗装工事ができない者も存在します。この場合も塗装工事は行うことができません。 ▶塗装できない屋根材について詳しくはこちら 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ塗装NGの屋根材がある? 塗ってはいけない屋根材について l塗り達https://nuritatsu.com/blog/497982024年10月12日 公開屋根塗装は、塗料で塗膜を付け屋根材を保護するメンテナンス工事です。しかし、屋根塗装を行えない屋根材があるのをご存知ですか?屋根材すべてが塗装ができるわけではないのが現状です。今回は塗装NGの屋根材についてお伝えします。塗装ができない屋根材今回取り上げる塗装ができない屋根材とは、「本来ならメンテナンスとして塗装が有効だが、塗装ができないほど劣化がひどい、塗装によってもっと状態がひどくなる屋根材」を指します。塗装工事は塗料を新しくつけなおすことで新しい塗膜になり、屋根材... また塗装工事を行う場合は、大前提として塗膜がついている屋根材であることが条件になります。そのため、釉薬がかけられている日本瓦のような塗膜がないタイプの屋根材では、塗装工事は行いません。 屋根のカバー工法とは 屋根のカバー工法とは、既存の屋根材の上から新しい屋根を葺く工事です。 既存の屋根の上から野地板やルーフィングシートを敷き、新しい屋根材をのせます。 メリット 屋根が古い屋根と新しい屋根の2枚分になるため、防音性や耐熱性が増すというメリットがあります。 また同じ屋根工事の中でも葺き替え工事に比べて、工期が短く費用も比較的安価で済むため、手軽に屋根を新しくしたい方にはメリットが大きい工事でしょう。 デメリット 屋根が2枚分になるため、重量も2枚分になり、躯体に負荷がかかりやすくなります。 また、元々の屋根がフラットでないと新しい屋根材を葺けないため、どんな屋根でも施工できる方法ではない点にも注意が必要です。 2つ工事の共通点と違い 屋根塗装工事とカバー工法は、どちらも屋根の耐久性をアップさせることができる工事です。適切な時期に行うことによって、最も費用がかかる屋根の葺き替え工事を行なわなくてもリフォームが可能です。 塗装工事もカバー工法も、どちらも日本瓦には適さないメンテナンス方法です。日本瓦は塗装の必要がなく、また凸凹しているためカバー工法は施工できません。 また、どちらの工事でも、雨漏りの補修工事にはならないため、もし雨漏りしているようであれば別の方法でメンテナンスを行う必要があります。 ▶雨漏りに関する屋根の工事についてはこちらもご覧ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ屋根の塗装で雨漏りは防げる?塗装工事をする目的について解説 l塗り達https://nuritatsu.com/blog/435322023年7月15日 公開突然ですが、屋根を塗装することで雨漏りを防ぐことはできるのでしょうか?答えは「NO!!」です。 屋根は塗装しても雨漏りを防いだり、補修することはできません。「雨漏りしてるし塗装しておきましょう」などと進めてくる業者は要注意です! 本記事では屋根塗装の目的と効果について、塗装が効果的で日本で多く使われているスレート屋根に絞って解説しています。雨漏りが心配スレート屋根の傷み具合が気になっているという方は是非参考になさってください。屋根を塗装する目的屋根を塗装する目...   塗装工事とカバー工法の違いは、施工する業者が違う=専門性が異なる点です。 建設業法で定められた専門工事の分類の中でも明確に分かれていますので、塗装工事は塗装職人が、カバー工法は屋根工事を行える職人が行います。 そのため、塗装工事の職人がカバー工法を行うことはありませんし、逆も同じです。工事を依頼する際は専門業者に依頼しましょう。    

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2025年12月15日 更新!

火災保険が適用できる屋根工事とは?チェックポイントや注意点も解説

2025年12月15日 公開 屋根工事は屋根材を取り替えたり、新しいものでカバーするように葺いたりする工事のことです。 屋根のリフォームの中では大規模な工事になりますが、屋根の損害の内容によっては火災保険が適用できることをご存知ですか? 今回は、火災保険が適用できる屋根工事について、ポイントや注意点を解説します。 目次そもそも火災保険とは火災保険が適用できる屋根工事の例経年劣化による屋根工事は補償対象外火災保険で屋根工事を行いたい場合に注意したいこと火災保険が適用できるか決めるのは保険会社地震による被害は地震保険の適用となり、火災保険とは別 そもそも火災保険とは 火災保険とは、火災等によって被った損害を補償するための保険です。補償の対象は住宅や家財で、火災のほか落雷・風災・水災・雪災・雹災・盗難・爆発などが原因と損害を補償します。 火災保険の補償範囲は、各契約内容によって異なりますので、ご自身の契約内容をよくご確認ください。 火災保険が適用できる屋根工事の例 火災保険が適用できる工事とは、工事費用の一部または全部について、火災保険から保険金が支払われることを言います。 屋根工事で火災保険が適用できる例として、 台風で屋根の一部が飛んで行ってしまい、その補修を行った 強風で屋根材・瓦が落ち破損した 雹災で屋根に穴が開いた 等があります。 いずれの場合も、屋根の損傷が自然災害によるものであることが条件です。 また被害から3年を経過していないこと、免責金額より被害額が上回っていることが条件となります。 経年劣化による屋根工事は補償対象外 繰り返しになりますが、火災や台風など自然災害が原因の損傷につき補償対象となります。 メンテナンスをしていなかったために屋根が破損した等「経年劣化」による屋根の損傷は補償対象外となります。どんな屋根工事でも火災保険が適用できます!とうたっている施工店には注意しましょう。 火災保険で屋根工事を行いたい場合に注意したいこと 最後に、火災保険で屋根工事を行いたい場合に注意したいことをご紹介します。 火災保険が適用できるか決めるのは保険会社 いくら台風で屋根が損傷を被ったと主張しても、適用できるかどうか決めるのは保険会社です。 例えば、経年劣化がひどく進行しているところへ大きな台風が来た場合、メンテナンスをしていれば台風による被害はなかったとされると直接の原因が台風であっても火災保険が適用できない場合があります。 保険は万が一に備えるものです。壊れたら保険で直せばいいと思っていても、補償対象外となってしまうことがあるので注意しましょう。 地震による被害は地震保険の適用となり、火災保険とは別 屋根の瓦が落ちるケースを想定してみると、地震による被害が思い浮かびますよね。 しかし火災保険では地震による被害は補償されません。火災保険とは別に地震保険を契約している必要があります。 地震保険は、大きな地震であればあるほど、広範囲に損害が生じます。そのため住宅や家財を完全に元通りに補償するための保険というよりは、被災者の生活の安定を目的とした公共性のたかい保険に位置付けられています。

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2025年12月12日 更新!

セメント瓦のメンテナンスには塗装がおすすめ!施工のポイントも解説

2025年12月12日 公開 「セメント瓦のメンテナンス方法は?」「何もしなくても大丈夫なの?」「工事をのポイントが知りたい」 セメント瓦のメンテナンスには塗装工事がおすすめです!さらに工事にはいくつかのポイントがあります。 今回の記事ではセメント瓦の塗装工事や施工のポイントについて解説します。 目次セメント瓦のメンテナンスセメント瓦の塗装のポイントセメント瓦のメンテナンスは塗り達にお任せ! セメント瓦のメンテナンス セメント瓦とは、砂とセメントをプレスし板状に成形した屋根材です。耐火性に優れ、木造住宅の屋根材としても重宝されてきました。 セメントでできているため、防水機能はありません。表面を塗膜で守り水を吸い込まないように保護しています。 しかし劣化によって塗膜が薄くなると、水を吸い込むようになり、寒い時期は中の水分が凍って膨れる「凍害」の被害も現れます。 塗膜の劣化による弊害は、塗装工事で新しい塗膜を付けることで抑えられます。 セメント瓦の塗装のポイント セメント瓦は塗膜が機能しなくなってしまうと、たちまち水を吸い込んでしまいます。 そのため、劣化がひどくなる前、およそ10年で塗装工事を行うよう計画しましょう。 セメント瓦によく似た瓦にモニエル瓦があります。 モニエル瓦の場合、スラリー層と呼ばれる着色層を完全に落としきる下地処理が必須です。 どちらかわからず施工してしまうと、施工不良の原因となるため、工事前に屋根材を見極まる必要があります。 ▶モニエル瓦について詳しくはこちら 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へモニエル瓦 l塗り達https://nuritatsu.com/blog/428552023年4月8日 公開この記事では、モニエル瓦について解説しています。 モニエル瓦は、セメントと川砂を混ぜてつくられる屋根材の1つ。ヨーロッパ発祥で、「乾式コンクリート瓦」「洋風瓦」ともよばれる。特徴・耐久性・防水性・断熱性が高い・デザイン性が高いセメントが主成分のため、何も加工していない状態では水を吸い込みやすい。そのため、着色スラリーと呼ばれるセメントの着色層で厚めに表面を保護している。 塗り替え時の注意塗り替え時は、密着が悪くなるため、スラリー層を完全に取り除いてから塗装する... セメント瓦のメンテナンスは塗り達にお任せ! セメント瓦のメンテナンスは塗装工事がおすすめです。 しかし劣化がひどい場合は塗装工事では対応できなくなることがあります。 その場合は新しい屋根材を葺く屋根工事をすることになりますが、セメント瓦は現在製造中止となっており、在庫もごくわずかです。セメント瓦を長く使いたい場合は、早めにメンテナンスを行いましょう。 屋根塗装のご相談は塗り達まで!  

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