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外壁の塗り替えでテカテカに!? 塗料のツヤ加減は選べます l塗り達

2023年3月25日 公開

 

塗り替えが終わって足場を外してみたら・・・つやつやのテカテカになっていたんです!!

そんな失敗談を、お客様からご相談されることがあります。

塗料はツヤ加減を調整できるものがあり、ご希望によって艶消しのマットなタイプをお選びいただくことも可能です。

理想の仕上がりにするために、塗料の艶加減について知っておきましょう。

 

そもそも塗料はツヤありです

外壁塗装で使われる塗料は、本来は「ツヤあり」、つまりテカテカの仕上がりになります。

塗料のツヤ加減というものは、元々の塗料に「つや消し剤」という添加物を混ぜることでツヤ加減を調節して作られるものなんです。

本来の艶ありを「10」とすると、

・半分ツヤを落とした「半艶」
・3部艶
・つや消し

という段階でツヤ加減を選びます。

 

 

つや消しは、塗料の性能を低くします

しかし先ほど述べたように、つや消し剤は添加物です。本来なら塗料にとっては不要なものです。

そのため、多量に混ぜてしまう(つや消し)と、せっかくの塗料の性能が落ちてしまいます。

グレードの高い性能の良い塗料ほど、つや消し剤を混ぜるともったいないことになってしまいます。

 

つや消し塗料を選ぶ一番のデメリットは、塗料の性能が落ちることといえるでしょう。

そのため、つや消しを選ぶとしても、「3分ツヤ」程度までのツヤ加減をオススメしています。

 

どれくらい性能が落ちるのか

艶なし(ツヤをゼロ)にした場合、艶有に比べて30%ほど性能が落ちるといわれています。
たしかに、つや消しの外壁はかっこよくておしゃれなので、ご希望される場合もありますが、塗料の性能が30%も落ちてしまうと、耐久性や対候性も本来期待される年数ほどは持たない可能性が高くなります。

ツヤ加減を選ぶときは、塗料の性能や耐久性をどれくらいまで下げてもよいか、検討してみてくださいね。

 

艶ありでもテカテカ感を軽減する方法

艶あり塗料でも、色によって反射によるテカテカの感じ方に違いがあります。

テカテカしている部分は日光が当たって白く見える部分なので、白っぽい色だとあまりテカテカが目立ちません。

濃い色の場合は、たとえば濃紺の中に白い光が反射しているのがよく目立つため、艶あり塗料をえらぶととてもテカテカした感じを与えてしまいます。

塗料の性能を重視して、艶ありを選ぶ場合は、すこしでも淡い色を選ぶと、テカテカ感が抑えられますので、おすすめです。

出典:エスケー化研 プレミアムシリコン塗装サンプル(https://www.sk-kaken.co.jp/product/overcoat-materials/premium-silicone/

 

ツヤ加減が選べない塗料もあります

外壁塗装に使う塗料は、基本的にツヤ加減が選べますが、外壁よりも劣化の進行が速いといわれる屋根の塗装の場合は、基本的にツヤありのみになります。

理由は、つや消し剤を入れてしまうと、

・塗料の耐久性が落ちること、
・外壁よりもたくさんの紫外線を浴びる屋根を守るためには、塗料の性能を十分に発揮できた方がよいから

なのです。

また屋根は、地上からはほどんと見えないので、テカテカ感も外壁ほどは気にならないでしょう。

 

塗料の性能と、外観の好みと両方満足のいくツヤ加減を相談してみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

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