出窓 l塗り達
2023年4月17日 公開
この記事では出窓について解説しています。
出窓とは、建物の壁よりも外側に張り出している窓のこと
建築基準法では、床面からの高さ30cm以上、壁から張り出した長さが50cm未満
などの条件を満たせば、突き出している部分は床面積には入らないことになっている。
種類
台形出窓(ベイウインドウ)
張り出している部分が台形の形をしている。
和や洋のどちらにも合い、出窓の定番の形である。
弓型出窓(ボウウインドウ)
半円のアーチ状の形の出窓。
デザイン性があり、エレガントな雰囲気で洋館などに採用されている。
三角出窓
外からみると三角の形に張り出している。
廊下やトイレなど、スペースを取りづらい場所にも設置できる。
ハーフ出窓
一般的な出窓よりも、張り出し部分が半分の奥行になっている。
キッチンの奥などに採用されることが多い。
特徴
通常の窓よりガラスの面数が多いため、部屋に光を取り入れやすく
部屋全体が明るくなる。
日当たりが良いので観葉植物が育てやすい。
また出窓により奥行が出るので、広く感じることができる。
一方外気による影響を受けやすく、夏は温度が上昇し、冬は結露が発生しやすい。
断熱や結露対策として、アルミ製と木製の複層サッシや複層ガラスなどもある。