外壁塗装は乾燥時間がいのち! 目的や効果を解説 l塗り達
2023年7月24日 公開
京都市、宇治市、八幡市、草津市の皆様こんにちは!
京都市・宇治市・八幡市の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店塗り達です。
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塗装工事は、工事が終わった直後に色がきれいに塗られていれば何の問題もないように見えます。
しかし、いくら見た目がきれいでも、耐久性が低くては高い工事費を払った意味がありません。
「10年持つといわれていたのに、2,3年ではがれてきてしまった」
等の場合は、施工不良が考えられます。
中でも、塗装工事で守らなくてはいけないポイントに「乾燥時間」があります。
本日は、塗装工事の乾燥時間について解説していきます。
塗装における乾燥時間とは
塗装工事では、下塗り→中塗り→上塗り と基本3回塗料を重ねて塗っていきます。
そのすべての塗りの工程で、塗料をしっかりと乾かす乾燥時間を守ることが重要です。
乾燥時間が重要な理由
塗膜の密着力を高めるポイントの中でも重要なことは、「下地調整」と「乾燥時間」です。
塗料がきちんと密着していないと、冒頭に出てきた「はがれ」の原因になります。
塗膜は大変薄いので、経年劣化によってはがれてきてしまうことはありますが、10年耐久の塗料が数年ではがれてきているケースは、明らかに密着していないことが原因の内側からのはがれです。
下地調整とは、高圧洗浄やケレンの工程のことで、塗装する前に外壁や屋根の汚れや古い塗膜をきれいにすることです。下地をきれいにすることで密着力が高まります。
乾燥時間
塗料を乾燥させるためには、塗料によって異なりますが、基本的に4時間は必要です。
外壁など大きな面積では、天候によっては1日くらいかかることもあります。
塗料は、粘度があり垂直な壁に塗っても簡単には垂れてこないようになっていますが、その後きちんと定着するためには、乾燥期間による塗膜の密着が不可欠なのです。
下塗りや中塗りが完全に乾ききっていないのに、次の工程に移ると、塗膜の中で乾燥できていない分の水分が次の塗料に吸収され、塗膜の性能が十分に発揮できなくなります。これが下地からはがれる原因になります。
工事完成後には乾燥が十分かわからない
塗料の色が間違っている、塗り残しがあるなど、目に見えてわかる施工不良に比べて、「乾燥時間が不十分である」ということは、大変わかりづらく、工事が終わってしまったらまったくわからないといってもいいでしょう。
残念ながら乾燥時間の不足は、数年たって剥がれが見られて初めてわかることなのです。
塗装のプロは、乾燥時間が重要なことをよく理解しています。
そのため、工程も乾燥時間をきちんと組み込んだ日程になっていますし、天候を見てもうすこし時間が必要だと判断すればもう一日現場をあけるという判断をすることもあります。
極端な例ですが「このくらいだったらたった1日で終わります!」という工事業者は大変危険です。
なんかおかしいかな?と思ったら、工事中でも確認してみましょう。
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