水性用刷毛の特徴 選び方や他の刷毛との違いとは? l塗り達
2023年10月17日 公開
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この記事では、水性用刷毛について解説しています。
水性用刷毛は、水性塗料専用の刷毛で、塗装道具の1つです。
塗装用の刷毛には、水性用、油性用、目地用、ニス用、万能刷毛などの種類があります。水性用刷毛は、水性塗料を塗るのに適した刷毛です。
特徴
水性用刷毛には、次のような特徴があります。
・毛がやわらかい
・ペンキの含みがよい
・毛にコシがある
また、刷毛に使われるケは、山羊毛など動物の毛を使ったもの、化学繊維を使ったもの、混合毛のものがあります。
山羊毛は、ペンキの含みがよくやわらかい毛質なので、塗った後に刷毛の筋が付きにくいのが特徴です。
合成繊維は、耐水性・耐薬品性に優れており、吸水性が高くないので水性用刷毛によく使われます。
混合毛は両方のメリットをうまく取り入れ、塗りやすく作業しやすい刷毛になっています。
(出典:アサヒペン公式:https://www.asahipen.jp/products/view/11523?genre=2)
他の刷毛との違い
油性用の刷毛は、粘度の高い塗料をうまく塗れるよう、また薬品に耐えうる素材でできているのが特徴です。
万能刷毛は、水性・油性両方の塗料に使うことができます。
刷毛の形状と選び方
刷毛は柄の形と毛の付き方の違いで、いくつかの種類があります。
平刷毛(ひらばけ)
(出典:アサヒペン公式 https://www.asahipen.jp/products/view/10903?genre=2)
毛先が平たく、広い範囲を塗りたいときに適している刷毛の形状です。
筋交い刷毛(すじかいばけ)
(出典:アサヒペン公式 https://www.asahipen.jp/products/view/13673?genre=2)
持ち手の柄の部分が斜めになっている刷毛で、鉛筆のように持って塗れる日本独自の刷毛の形状です。
狭い範囲を塗るのに適しています。
毛束の幅もいろいろあるため、塗装場所によって使い分けます。
寸胴刷毛(ずんどうばけ)
(出典:大塚刷毛 公式:https://www.maru-t.co.jp/painting_brush/article.php?d=343)
二つに割られた柄にたくさんの毛束を挟んだ刷毛。
大量の塗料を含ませることができ、広範囲の塗装に向いています。
刷毛を使う際の注意
刷毛の使い始めは、抜け毛を除いてから使用を開始します。
万能刷毛は、水性・油性どちらにも使用できますが、途中で違う種類の塗料を使わないようにしましょう。塗料が混ざります。
刷毛の付ける塗料の量は、3分の1~3分の2が目安です。
柄の部分のついてしまうと、塗装中に垂れてきたりして塗りにくくなります。
使用後は、水性塗料の場合は水で、油性塗料を使った場合は薄め液を使って洗います。
毛先を整え、上向きにして日陰で乾かしましょう。
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