グラスウールとは?特徴やメリットを解説 l塗り達
2023年1月12日 公開
この記事では、グラスウールについて解説しています。
グラスウールとは、ガラスを主原料とする人工繊維で、断熱性・吸音性・耐久性に優れている建材です。
人体にも安全なことから、断熱材や級長設備の保温・保冷剤として広く使われています。
グラスウールの特徴
グラスウールは、建築現場などから廃棄されるガラスを主原料としているリサイクル素材です。
製造時や施工にでる端材や、取り壊した建物からでた使用済みの建材も新たにリサイクルして使えます。
環境性の高さから「グリーン購入法」の特定調達品目に指定されています。
▶詳しくはこちら(外部リンク)
環境省 グリーン購入法について
高い断熱性
グラスウールは高い断熱性を持っています。そのため、外壁や屋根の内側に入れると断熱効果が高まります。
細かい繊維が複雑に絡み合って小さな部屋を作っており、その中に空気を閉じ込めることによって優れた断熱性能を発揮しています。
グラスウールのメリット
グラスウールには次のようなメリットがあります。
- 断熱性
複雑に絡み合った繊維が空気を閉じ込める無数の小さな空間を作り、高い断熱効果を持っています。
- 吸音性
音を吸収し、熱エネルギーに変換。内部の音が外に漏れにくくなります。
- 不燃性
主原料がガラスなので、燃えにくい性質持っています。
- 安全性
人体に安全な素材です。
- 環境性
リサイクル商品であることから、環境にやさしい素材といえます。
- 経済性
ほかの断熱材に比べて安価で経済的です。
例)発泡スチロール・・・グラスウールの2~3倍くらいの値段
- 防蟻性
いろいろな断熱材の中でもグラスウールはシロアリの食害にあいにくい素材です。