マンセル記号とは? l塗り達
2024年2月25日 公開
この記事では、マンセル記号について解説しています。
マンセル記号とは、色相・明度・彩度を表す値のことで、アルファベットと数字の組み合わせであらわします。マンセル値とも呼ばれます。

色相(しきそう)
| 赤 | Red | R | 青緑 | Blue Green | BG |
| 橙 | Yellow Red | YR | 青緑 | Blue | B |
| 黄 | Yellow | YR | 青紫 | Purple Blue | PB |
| 黄緑 | Green Yellow | GY | 紫 | Purple | P |
| 緑 | Green | GY | 赤紫 | Red Purple | RP |
色相は、英語の頭文字をとった「R」や「BG」などで表します。
さらに時計回りに色相を1~10に分け、例えば「5R」のようにあらわします。
明度(めいど)
明度は色の明るさで

最高明度の白:10——————-最低明度の黒:0
の10段階で分けます。
彩度(さいど)
彩度は色の鮮やかさで、彩度が高いほど派手でインパクトのある色になります。逆に彩度が低いと、くすんだような色味になります。

白・黒・灰は彩度をもっていません。いわゆる無彩色といわれる色です。無彩色の意味を表す「N((Neutral ニュートラル)」を付けます。
一方、赤(R)や黄(Y)などは有彩色と呼ばれ、マンセル記号では色相のアルファベットが使われます。
これらを組み合わせて、例えば
5 Y 7 / 1 や N6
などと色を表すのがマンセル記号です。
塗料の色を指定する場合は、日塗工を使います
外壁塗装や屋根塗装で使う塗料の色を指定する場合は、日塗工と呼ばれる色見本帳を使います。

日塗工には日塗工番号が振られており、マンセル値をもとに作られています。
実際に調色できる色が掲載されているので、塗料を選ぶ際には「日塗工の何番」というように発注します。
例えば
19-70D や 19-80D
など、塗料缶にも書かれます。
塗り達の施工事例では、使用塗料の欄に書かれた記号が日塗工の番号になっています。ご参考になさってください。

<塗り達の施工事例はこちら>














