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屋根工事のプロ「屋根工事業者」はどうやって探す?選び方と注意点を解説 l塗り達

2024年5月28日 公開

屋根の葺き替えや瓦の補修など、屋根工事と呼ばれる工事にはプロの職人がいます。

屋根工事は専門性の高い工事なので、知識と経験が豊富なプロにお願いしたいですが、どんなところに頼めばいいのか迷ってしまうかもしれません。

そこで今回は、屋根工事業ののプロの探し方・選び方について解説していきます。

屋根工事業者にはどんな資格が必要?

建設業許可に「屋根工事業」があります。

建設業法で定められた建設業許可は、建設業を営む者は必ず取得が必要なものです。(例外あり)

国土交通省 建設業許可

屋根工事業は、建設業許可を必要とする29の業種の1つです。

また、税込み500万円以上の屋根工事を請け負う場合は必ず建設業許可が必要です。

しかし、屋根の修理やちょっとした工事であれば、許可証がなくても可能ということになっています。

簡単な工事や金額が高くない工事であれば、特に何の資格も持っていなくても工事は可能なのです。

※建設業許可を取るためには、経験年数や対応する資格を持っているかどうかなど、様々な要件があります。

そのため特に技術がないのに、ついでにやっておきますというような業者も中には存在します。

優良な屋根工事業者の特徴

建設業許可を持っていることは大前提として、こんな屋根工事業者に頼みたい!という要件を上げていきましょう。

見積の提示は適切か

屋根工事と一口に言っても、その内容は多岐にわたります。

そのため工事が必要な箇所を見極めて必要な工事を提示してくれることが必要です。

見積をとってみてもなんとなく内容があいまい、担当者がよくわかっていない等の場合要注意です。

アフターサービス・保証はあるか

屋根工事は工事完了後も不具合やさらなる補修が必要になることもあります。そのため施工店とも長い付き合いができる方が安心です。

工事後のアフターサービスや施工の保証があるかも確認しておきたいポイントです。

口コミや施工事例など実績はあるか

昔は、お家を建ててもらった大工さんなど付き合いで、お家の補修はこの店!というものがあったお家も多いかもしれませんが、最近は建売住宅や施工店とのつながりがないケースも多く、どんな業者なのか?は自分で調べる必要があります。

施工事例などの工事の実績を公開している業者であればどんな工事をしてくれるのか、ある程度の予想ができるでしょう。

また最近は口コミで実際に工事をしたことがある人の声も確認できるようになっていることが多いので、見積を取る際には一緒に確認してみるといいでしょう。

担当者の対応は誠実か

電話や訪問などの約束を守るかどうか、連絡があるかどうかなど、当たり前に思える対応なども実は重要なポイントです。

形のない商品にお金を払うわけですから、誠実に向き合てくれる担当者と信頼関係を築きましょう。

こんな屋根工事業者には注意!

突然訪問してきて屋根の破損など不安をあおる話をしてくる業者には注意が必要です。

最近よくある屋根工事の詐欺で国民生活センターも注意を呼び掛けています。

屋根工事の点検商法のトラブルが増えています

すぐに契約を迫る、とにかく不安をあおってくる業者には注意が必要です。

 

 

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