瓦屋根の雨漏りの原因とは?補修の事例をご紹介 l塗り達
屋根リフォーム雨漏り修理外壁塗装・屋根塗装のいろは現場ブログ 2024.07.14 (Sun) 更新
2024年7月14日 公開
瓦屋根の雨漏りの原因で多いのは、実は瓦のズレではなく、谷部・つなぎ目部分の劣化です。

屋根と屋根のぶつかる部分(谷部)は、隙間ができやすい箇所でもあり、劣化しやすい部分といわれます。
瓦が1枚がずれたり割れたりしたくらいでは、その下のルーフィングシートが守ってくれるため即雨漏りにはなりませんが、つなぎ目部分は瓦でなくても隙間ができやすく雨漏りが起きやすい箇所です。

とくに谷部は排水のために水が集まってくる構造になっているため、傷みやすく一度雨漏りするとどんどん進行する瓦屋根の雨漏りポイントになっています。

こちらの補修事例では、谷板金をめくったところの野地板や垂木が腐食していて、かなり劣化が進んで状態になっていました。

痛んでいる木材は取り換えるため、手作業で撤去していきます。

骨組みの木材もボロボロになっていました。


新しい木材で下地を作り、もう一度瓦を葺直します。

詳しい施工の解説はこちら
大屋根がこの状態になれば、屋根ごと落ちるなどさらなる被害も想定されます。
雨漏りは油断せず早期補修を心掛けてくださいね。









