外壁塗装の足場トラブル事例 対策や注意点とは? l塗り達
2024年8月9日 公開
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外壁塗装で絶対に欠かせない足場の設置。
普段家の周りにはないものを臨時で組み立てるため、ご近所様への配慮は不可欠です。
お隣の家が隣接してたり、自宅の敷地だけで設置することが難しい場合があったりと様々な問題が想定されます。
今回は、外壁塗装の足場設置でのトラブルについて事例を交えてご紹介します。
少しの気づかいや事前の説明で防げるものをもあります。これから工事を控えている方は是非参考にしてみてください。
足場の部材を運んでくる車両を無断で道路に駐車した
足場を建てるために必要な鋼管などの部材は、重量があり量も多いため現場までトラックなどで運び入れることが一般的です。
駐車スペースがない場合、お家の前の道路の一時的に駐車して部材を運び入れますが、隣家の車が出せないなどのトラブルになることがあります。
一時的といっても、足場を組むには半日ほどはかかります。事前に足場の部材搬入があり車両を停めることの了承を得ておく必要があるでしょう。また車両の出入りの際にはすぐに車を移動できるように連絡先などの共有も必要です。
足場の設置時に壁などを破損させた
外壁塗装の足場に使う部材は、基本スパンが1800mm(1.8m)ほどあり、人ひとり分ほどあります。
足場の組み立ては、これらの足場を何枚も狭いところへ搬入していく作業を事故なく行うことが第一ですが、気を付けていても壁や塀などの当たって壊してしまうことがあります。
足場の組み立て業者が最新の注意を払うことはもちろん、移動できる荷物はできるだけ移動し、職人の作業場所を確保できるようにできればいいですね。
組み立てるときの音がうるさいとクレームが入った
戸建て住宅の外壁塗装工事など、低~中層の建物の足場にはビケ足場と呼ばれる種類の足場を使うことが一般的です。
ビケ足場は、くさび型足場とも呼ばれ、部材と部材をハンマー1本でつなぐことができる足場です。
鋼缶をハンマーでたたく甲高い音は、普段聞きなれない方にとっては騒音になり得ます。
また建物の場所などによっては思った以上に響くこともあります。
足場を建てるのは半日程度ですが、事前に音がする作業を行うことを丁寧に説明しご理解いただけるように努めます。
塗装工事前はあいさつ回りを
施工店は工事前に事前のあいさつ回りを行います。
施主様でも近隣の方に一言工事のことをお伝えいただけると、何かあったときにも対応しやすくなります。
足場の設置は塗装工事に必要なため、やめることができません。
工事中も工事後も良好なお付き合いができるように、工事について事前に説明し事故なく工事を終えることができるように配慮が必要です。
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