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リシン吹付の外壁は塗り替えできる?メリットや注意点を解説 

2025年1月20日 公開

 

リシン仕上げは、骨材を混ぜた塗料を吹き付けて作る外壁の仕上げ方法で、モルタル外壁に適した工法のため昔から人気があります。

搔き落とし

新築ではサイディングボードなどが主流ではありますが、外壁の一部や外塀、玄関回りなど一部をリシン仕上にするという方もいます。

今回はリシン仕上の塗り替えについて解説します。塗り替えをご検討中の方は是非ご覧ください。

リシン仕上の施工方法

リシン仕上は、塗料に骨材(細かい石や砂)を混ぜて外壁に吹き付ける工法です。

モルタル外壁を塗装する際に、マスチック仕上といって塗膜を厚めに付ける工法があります。こちらも表面は少しデコボコしていますが、骨材は入っていないのでザラザラではなく、塗料の量による凹凸があるというイメージです。

リシン仕上は塗料以外に砂や石が混ざっているので、表面の凸凹がもっと細かく手触りも硬いザラザラがたくさんあるという感じです。

リシン仕上の塗り替え

既存の外壁がリシン仕上の場合で、同じくリシン仕上で塗り替えを行いたい場合は、普通の塗装工事よりさらに丁寧な作業が必要になります。

まず一度古い塗膜をしっかり流し、表面の凸凹にたまりやすい汚れやカビ・コケなどを落とします。

その上で、適切な下塗り材を使い、同じように上塗りでリシン吹付を行います。

リシン仕上の注意点

リシン仕上は、モルタル外壁でよく用いられる施工方法ですが、クラックができやすい点に注意が必要です。

下地のクラックで一緒に塗膜も割れやすく、塗り替えの際には補修が必要です。

塗り達 施工事例

補修を行ってから塗り替えしないと、クラックがどんどん広がりすぐにまた新しいクラックができてしまうからです。

前面塗り替えではなく部分的に補修を行う際も、いったん補修したのちにリシンを再度吹き付けて回りとなじむように仕上げます。

リシン仕上も塗り達まで!

リシン仕上の特徴や塗り替えについて解説しました。

サイディングボードを貼っていく外壁とは違い、施工する職人によっても仕上がりが異なり味が出るのがリシン仕上です。

同時に、施工の技量も出てしまうので、リシン仕上を希望するなら質の高い職人が在籍している施工店をに依頼しましょう。

塗り達では、戸建て住宅の塗り替え・新築住宅の塗装・公共建築物のメンテナンスまで年間通じて幅広く対応しています。

大切なお家の外壁塗装なら塗り達にご相談ください!

 

2025年10月19日 更新!

屋根塗装は不要って本当?その理由や真偽とは?

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2025年10月16日 更新!

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2025年10月14日 更新!

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2025年10月14日 公開 正しい屋根塗装の手順を知っていますか? 正しい施工手順を踏むことで質の高い、耐久性の高い工事になります! 今回は、高品質な屋根塗装にするための施工手順やそのポイントについて解説します。 目次屋根塗装の施工手順(スレート屋根)①足場組立②養生③高圧洗浄④下塗り1回目⑤下塗り2回目⑥タスペーサー 挿入⑦上塗り1回目⑧上塗り2回目高耐久な屋根塗装のポイント屋根塗装の事なら塗り達! 屋根塗装の施工手順(スレート屋根) スレート屋根の塗装工事での手順を順に見ていきましょう。 ①足場組立 屋根塗装には、足場の設置が欠かせません。 職人の安全と作業効率を確保することによって、質の高い塗装工事が実現します。 ②養生 屋根の上から塗料などが飛散しないように、足場にを使って養生も行います。 急勾配の屋根の場合は、屋根の上にも足場を設置します。   ③高圧洗浄 高い水圧を使って屋根の汚れや、古い塗膜、コケなどを洗い流します。 ★この後の塗装工程に移る前に、しっかりと水を乾燥させることがポイントです。   ④下塗り1回目 下塗り1回目で初めてスレートに塗料がのります。痛みが激しいとほとんど表面に残らず吸い込まれてしまうこともありますが、状態を見極めながら全体に下塗りを行います。 ★下塗り1回目の後にもしっかり塗料を乾燥させます。生乾きの状態で次の塗装に移ると、早期はがれの原因になります! ⑤下塗り2回目 下塗り2回目も同じようにまんべんなく塗っていきます。 先ほどよりも吸い込みも少なくなりスレートを強固にできてきています。 板金部分は金属なので、スレートに塗る下塗り剤とは別に、さび止め効果のある下塗り剤を使います。赤く塗られている部分が錆止め塗装を行ったところです。 ★下塗り2回目の後もしっかり乾燥させます! ⑥タスペーサー 挿入 スレート屋根の塗装では、屋根材の隙間を確保するために縁切り材(タスペーサー)を使用します。 下塗りの後にスレートの下に差し込むことで、雨水の通り道を確保します。 ★タスペーサーなどで縁切りしていないと、スレートの下を雨が抜けられず早期傷みの原因になります。 ⑦上塗り1回目 お客様に選んだいただいた色の上塗り材を塗っていきます。 下塗りをしっかりと入れているので、塗料の吸い込みも少なく、ムラなく均一な塗膜がつくように全体を見ながら塗っていきます。 ★ここでもしつこく乾燥時間を設けます!塗装工事は乾燥する時間が大切です。 ⑧上塗り2回目 最後にもう一度同じ色で塗装して上塗り2回目完了。屋根塗装の全工程が終了です。 完了検査では、塗り残しやタスペーサーの挿入漏れがないかなどをチェックし、お客様へ引き渡します。 高耐久な屋根塗装のポイント 高品質で高耐久な屋根塗装のためには、上記の正しい手順をしっかり理解して1つ1つ丁寧に作業を行うことが大切です。 いくら仕上がりがきれいでも、下塗りを抜かしている、タスペーサーを入れ忘れている、板金部分もスレートの下塗り材で塗っているなどを行っていると、早期はがれやサビ発生など施工不良を引き起こします。 また手順でも出てきたように、乾燥させることがとても大切です。 大きな屋根であれば、半日~1日は乾燥時間にあて、塗装工程の1つ1つの間はしっかりと時間を取ります。 下塗りや乾燥時間など、仕上がった状態では確認がしにくいことも丁寧に正しく行ってこそ、塗料の性能が十分に発揮される高品質・高耐久な塗装工事になります。 屋根塗装の事なら塗り達! 屋根塗装の全工程について解説しました。 とはいっても、屋根の上の作業をずっと見はっているわけにもいかないので、品質の高い工事になるかどうかは、施工店のプロ意識にかかっているといっても過言ではありませんよね。 塗り達では、1級塗装技能士はじめ現場経験が豊富な熟練の職人が多数在籍しています。 新築の工事から公共工事の塗装も手掛けており、手順や施工方法には全員が高いプロ意識を持っています。 美しく仕上げることはもちろん、耐久性の高い屋根塗装をご希望なら、塗り達にお任せください!      

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