塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

【なぜ】外壁塗装の後に雨漏り発生!考えられる原因とは 

2025年1月28日 公開

「外壁塗装を行ったのに、雨漏りしている!」

「塗装工事で雨漏りがなおるんじゃないの?」

外壁は定期的に塗装でメンテナンスすることで、雨漏りなどの劣化症状を抑えることができます。

しかし、外壁塗装工事後に雨漏りが発生したというケースはよくよく見てみると塗装以外に原因があることがあります。

今回は、外壁塗装工事後に雨漏りが起こったケースでの原因について解説します。

外壁塗装工事後に雨漏りが起こる原因

外壁塗装工事後に雨漏りが起こってしまうケースでは、次のような原因が考えられます。

シーリングが劣化していた

外壁がサイディングやALCの場合、ボードとボードの隙間にはシーリング材(コーキング材)が打ってあります。

このシーリング材が劣化していると、外壁部分の塗装を行っても外壁材の隙間からの雨漏りが起こってしまいます。

外壁が割れていた

外壁のひび割れはクラックと呼ばれ、劣化症状の1つです。

クラックは表面だけにできているものから下地まで割れているものまであります。ひび割れも隙間ができているのと同じなので雨漏りの原因になります。

 

元々雨漏りが進行していてた

外壁の内部ですでに雨漏りが進行している場合は、塗装工事では雨漏りは直りません。

外壁塗装工事は雨漏りを防止する効果は期待できますが、雨漏りを補修する機能はないので、別途雨漏り補修が必要になります。

 

外壁塗装工事と一緒に行いたいメンテナンス

外壁塗装工事では、塗膜を新しくつけなおし外壁材を保護します。

雨漏りを防止するために一緒に行いメンテナンスには、次のようなものがあります。

シーリングの打ち直し

外壁塗装工事とぜひ一緒に行いたいのが、シーリング工事です。

シーリングはゴムのような性質を持っており、隙間を埋めていますが、劣化によって痩せたりはがれたりするため、打ち直しを行います。

外壁塗装を行っても、シーリングのが劣化したままであれば隙間から雨漏りしてしまうので、サイディングやALCの場合は塗装工事とセットで行うのがおすすめです。

クラック補修

外壁にクラックがある場合は、塗装前にクラックの補修をぜひとも行いましょう。

この事例では、外壁にたくさん合ったクラックを一つ一つ補修し、さらに塗装で仕上げています。

クラックがあったことや補修の跡まですべてキレイになっており、見た目だけではなくクラックによる雨漏りもしっかりと防止することができています。

クラックをそのままで塗装だけ行っても、ひび割れは補修されていないので十分なメンテナンスとは言えません。

補修箇所がある場合は必ず塗装前に補修を終らせるようにしましょう。

番外編:外壁材の張替

すでに雨漏りが進行し、内側から腐食等が起こっている場合は、外壁材の張替という方法もあります。

外壁塗装では内部にたまった水は排出することができませんが、張り替えであれば外壁を一度取り払うので雨漏り補修も可能です。

外壁塗装のメンテナンスは施工提案のできる専門店で!

外壁塗装後に雨漏りが起こってしまうケースについて原因や対策をご紹介しました。

外壁塗装は、塗装工事を行うだけでは不十分な場合があります。

外壁塗装工事をお考えなら、外壁やお家の状態を見て、必要なメンテナンスができるプロの施工店にぜひお任せください!

塗り達は外壁塗装専門店として、外壁塗装工事はもちろん外壁の事ならどんなことでもご相談可能です!

外壁塗装なら塗り達におまかせください!

 

 

2025年10月30日 更新!

外壁の隙間は塗装で埋める?サイディングボードの施工について

2025年10月30日 公開 サイディングボードはデザインが豊富で人気のある外壁材です。 決まった大きさのボードを貼り合わせて施工するので、ボードとボードの間には隙間があり目地はシーリング材で埋めています。 このボードの隙間の縦のラインと、もう1つ横のライン隙間があるのをご存知ですか? 実は、横ラインの細い隙間は、塗装では埋めない、開けたままにしておくべき隙間なんです。 隙間を塗装しない理由 サイディングボードは気密性が高く隙間を埋めてしまうと、通気が取れなくなり内部で湿気が溜まります。 内側に湿気が溜まり続けると、雨漏りしているような湿度の高い状態になり、塗膜が内側からはがれたり、外壁材が膨張して浮いてきてしまったりする原因になります。 塗り忘れているようにもみえるこの隙間は、実はあけておいて正解な隙間なんです。 また構造上、この隙間からは雨が入り込まないようになっていますのでご安心ください。 シーリングを打っている縦のラインは幅が広く、劣化で隙間生じたままになると雨漏りの原因となりますのでメンテンナンスが必要です。 サイディングボードの塗装工事なら塗り達にお任せ下さい!      

MORE

塗り達 施工事例
2025年10月25日 更新!

外壁のひび割れに強い?弾性塗料の特徴やメリットを解説

2025年10月25日 公開 弾性塗料という塗料を知っていますか? 弾性とは「弾力性がある」と言い換えることができ、弾性塗料とは伸縮することができる塗料です。 弾性塗料の特徴を知って上手に使えば、たくさんのメリットがあります。 今回は弾性塗料の特徴やメリットを解説します。 目次弾性塗料の特徴とメリット弾性塗料を使う際の注意点外壁に最適な塗料の選定は、プロの施工店にお任せ 弾性塗料の特徴とメリット 弾性塗料は伸縮性のある塗料で、ひび割れに強い塗料です。 汎用の塗料は塗膜が硬く、弾性はありません。そのため下地にひび割れが起こったときには密着している塗膜ごとひび割れてしまいます。 モルタルの外壁はひび割れ(クラック)が起きやすいという特徴があります。 汎用の塗料で塗装を行うと、クラックができたときに塗膜に覆われていても、できた隙間によって水が入り込み雨漏りの原因となってしまいます。 弾性塗料を使うと、ひび割れに追従し雨漏りを防ぐことができるのです。 弾性塗料を使う際の注意点 弾性塗料はモルタル外壁に最適な塗料です。 しかしサイディングに使う場合には注意が必要です。 サイディングはモルタルより蓄熱性が高く外壁自体が熱くなりやすくなっています。その熱によって弾性塗料が柔らかくなりやすくなり、膨れやはがれの原因となります。 弾性塗料はクラックに追従し雨漏りを防いでくれる優秀な塗料ですが、万能ではないため注意しましょう。 外壁に最適な塗料の選定は、プロの施工店にお任せ 外壁の材質や下地の状態に合わせて最適な塗料を使うことは、外壁塗装の耐久性をアップさせるためにの第一歩です。 塗料の選定やご提案は、たくさんある塗料の特徴や使用方法を熟知しているプロの施工店にぜひお任せください! 外壁塗装・塗料の事なら塗り達まで!    

MORE

2025年10月24日 更新!

金属屋根のサビ・腐食は屋根工事でメンテナンス!施工事例を紹介

2025年10月24日 公開 金属の劣化症状の1つにサビがあります。 サビは金属の腐食とも呼ばれ、進行すると穴あきなど重大な損傷となって雨漏りの原因ともなります。 金属屋根でサビや穴あきが発生してしまった場合は、葺き替え工事など屋根工事が適切です。 こちらは、下屋根の板金屋根部分です。 劣化が進行し雨漏りも発生していました。 庇ではなく、屋根の下に作業スペースがあり雨漏りに困っておられたため葺き替え工事を行うことになりました。 板金を外した状態です。下地の木材も腐食しており、かなり長い時間水にさらされていたことがわかります。 このまま屋根材だけ取り換えても、耐久性は保証できないため、下地を貼るところからスタートします。 下地を貼ったら、防水性のあるルーフィングシートを貼ります。金属屋根でもスレートでも、雨漏りから屋根やお家を守っているのはこのルーフィングシートなのです。 ルーフィングシートの上から、新しい板金屋根を葺きます。 外壁との取り合い(接合部分)もしっかりと処置し、雨漏り補修プラス屋根のメンテナンス工事を行うことができました。 大屋根だけではなく、下屋根や庇など、一部分の屋根工事も対応可能です。 屋根のことならどんなことでも塗り達にご相談ください!

MORE