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外壁塗装のスケジュールはどんな感じ?工事工程と日数目安について

2025年4月14日 公開

 

外壁塗装工事のスケジュールはどんな風に進むのか気になりますか?

これから工事を考えている方は、なんとなくでも工事のスケジュールが知りたいと思っておられるかもしれません。

外壁塗装工事はお家の大きさやお天気にもよりますが、10日~2週間かけて行うのが一般的です。

今回は、外壁塗装工事のスケジュールを作業内容もご紹介しながら解説します。

外壁塗装工事のスケジュール

外壁塗装工事のスケジュールを見てみましょう。

あいさつまわり:工事開始の1週間前~

外壁塗装工事では、いつもと違うにおいや音などご近隣への影響も少なからずあります。

事前に工事の説明や日程についてご挨拶に伺います。

基本的には工事開始の1週間前から順番にご挨拶に伺います。

足場組立・飛散防止シート設置(およそ半日~1日)

足場の画像

外壁塗装工事の始まりは足場の組み立てです。

およそ半日~1日で組みあがります。

よほどの悪天候でない限り雨でも作業は可能です。

高圧洗浄(1日~3日)

塗装前には高圧洗浄機を使って外壁を洗い流します。

高い水圧で、汚れやコケ、古い塗膜まできれいにし、下地を素の状態に戻します。高圧洗浄も雨の日でも作業が可能です。

高圧洗浄はお家の大きさによって1日~2日にわたって行い、1日かけて外壁を完全に乾燥させます。

養生・下地処理(1日~3日)

外壁が完全に乾いたことを確認したら、養生および下地処理を行います。

養生とは、外壁塗装では塗らない場所や塗料が飛んではいけない場所をシートなどで被う作業です。

窓ガラスや玄関ドア、室外機などを養生します。

下地処理とは、外壁塗装前に直しておくべき傷や破損をきれいにすることです。

例えば、クラック(ひび割れ)がある場合は、シーリングや左官で埋め、平らにします。

また金属部分はケレン(研磨)を行って下地をきれいに調整します。

下地処理は、外壁の劣化状態によって、作業工程が少ない場合ととても多い場合があります。

例えば、外壁がめくれていたり、左官で凸凹を直さなくてはいけないような大規模な場合、数が多い場合などは2~3日かかってしまうこともあります。

 

下塗り(およそ2日)

いよいよ塗りの工程です。

外壁 下塗り

外壁塗装工事では、3回塗りが基本で、下地の外壁に一番最初に塗る工程下塗りと言います。

下塗り剤を使って、1回目の塗装を行います。

下塗りには、

  • 下地を強固にする
  • 上塗り材の密着力を高める
  • 上塗り材が下地に吸い込まれすぎるのを防ぐ

などの働きがあります。

塗装に1日、完全に乾燥させるために半日~1日かかります。

中塗り(およそ2日)

下塗りが完全に乾いたら、中塗りを行います。

中塗りからはトップコートと呼ばれる上塗り材を使い、最終的な仕上がりの色になる塗料を使っていきます。

外壁 中塗り

下塗りがきちんとできていると、上塗り材が外壁にぴったりとくっつき耐久性の高い塗装工事がで来ます。

また下地処理を丁寧に行っていれば、上塗り材を塗ることで、補修跡がほとんどわからなくなります。

塗装に1日、乾燥に1日をかけてスピーディに行います。

上塗り(およそ2日)

いよいよ最後の工程の上塗りです。

中塗りと同じ塗料を使って重ね塗りを行います。

外壁 上塗り

上塗り材を2回重ねて塗ることで、

  • 必要な塗膜の厚さを確保する
  • 色ムラをなくす
  • 仕上がりを美しくする

ことができます。

こちらも塗装に1日、乾燥に1日をかけて行います。

完成検査・手直し(半日~1日)

作業がすべて終われば、工事の完了検査を行います。

塗り残しや、塗料の飛散、補修跡の仕上がりなどを確認し、手直しがあれば行います。

足場解体(半日~1日)

点検・手直しが終わればいよいよ工事完了です。シートを外して足場を解体します。

解体もおよそ半日で終わり、最後に清掃をして完了です。

外壁塗装工事のスケジュールは天候に左右される

外壁塗装工事の大まかなスケジュールについて解説しました。

説明の中にもあったように、足場の組み立てと高圧洗浄は雨天でも可能ですが、下地処理や塗装工程は雨の日は作業ができません。そのため、1週間くらい雨が続くと工事が大幅に伸びてしまう可能性もあることを知っておきましょう。

外壁塗装工事と一緒に付帯部塗装や屋根塗装などがある場合は、できるだけ現場が空にならないように担当者が工程を組み、天気を見ながら進めていきます。

事前の打ち合わせや工事中にも気になることがあれば、確認してみましょう。

外壁塗装工事のご相談は塗り達まで!!

 

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