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後悔しない外壁塗装の時期選び|最適な季節・劣化症状・築年数から判断する方法

1. 「いつ外壁塗装すればいいの?」最適な時期を見極めて後悔なし!

こんにちは。外壁塗装のプロフェッショナルとして、日々多くのお客様のお悩みに向き合っている私たちが、今回は「外壁塗装の時期」について詳しく解説いたします。

「外壁塗装っていつやればいいの?」「そろそろかなと思っているけど、今の季節で大丈夫?」——こうした疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

実は、外壁塗装は“時期選び”がとても重要です。選ぶタイミングによっては、塗料の性能が十分に発揮されなかったり、余計な費用が発生してしまったりする可能性があります。逆に、適切な時期に塗装すれば、工事の質が高まり、長期的に住まいを守ることができます。

本記事では、季節ごとの特徴や外壁の劣化症状、築年数による判断基準などを総合的に解説。あなたのお住まいにとって「最適な外壁塗装のタイミング」が分かるよう、分かりやすくお伝えします。


2. 外壁塗装に最適な「季節」はいつ?メリット・デメリットを徹底比較

外壁塗装のベストシーズンは、一般的に「春」と「秋」と言われていますが、どの季節にも特徴があります。ここでは各季節のメリット・デメリットを見ていきましょう。

春(3月〜5月)

メリット:

  • 気温と湿度が安定しており、塗料がしっかり乾燥する

  • 天候が安定しているため、工期の遅延が少ない

  • 新年度で心機一転、住まいをリフレッシュしたい方に最適

デメリット:

  • 人気の時期のため予約が取りづらい

  • 業者によっては費用が高くなる傾向

秋(9月〜11月)

メリット:

  • 春と同様、気候が安定していて塗料の性能が発揮されやすい

  • 台風明けで劣化が目立ちやすく、修繕のタイミングとして最適

デメリット:

  • こちらも繁忙期にあたるため、早めの予約が必要

  • 台風の影響で工期が伸びる可能性がある

夏(6月〜8月)

メリット:

  • 日照時間が長く、作業効率が高い

  • 工事が早く終わる可能性がある

デメリット:

  • 高温多湿やゲリラ豪雨で乾燥が不十分になるリスク

  • 職人の負担が増え、工事の品質に影響する可能性も

冬(12月〜2月)

メリット:

  • 閑散期で工事費の交渉がしやすい

  • スケジュールが柔軟に組みやすい

デメリット:

  • 気温が低く、塗料の乾燥に時間がかかる

  • 雪や霜の影響で工期が延びることがある

まとめ: 外壁塗装の季節ごとの違いを理解したうえで、自分のライフスタイルや予定に合ったタイミングを選ぶことが重要です。


3. 「うちの家は今が時期?」外壁の劣化症状から見極める塗装時期

築年数だけでなく、外壁の状態も塗装のタイミングを判断する大切な要素です。以下のような「劣化症状」が見られたら、外壁塗装を検討するサインかもしれません。

よく見られる劣化の症状

  • チョーキング現象:手で触ると白い粉がつく状態。塗膜が劣化して防水性能が低下している証拠です。

  • ひび割れ:細かいひびから雨水が入り、内部の構造材を劣化させる可能性があります。

  • 塗膜の剥がれ・浮き:塗装の防水効果が切れており、早急な対処が必要です。

  • カビ・コケの発生:湿気が多い面に現れやすく、放置すると建物全体に広がることも。

  • シーリング(コーキング)の劣化:ひび割れや肉やせがある場合、雨水の侵入リスクが高まります。

  • 変色や退色:紫外線による塗膜の劣化が進行しているサイン。

目視でのチェックポイント:

  • 南面の外壁を手で触ってみる

  • サッシ周りやベランダ付近を観察する

専門家による診断もおすすめです。目視だけではわからない劣化も、プロの視点で的確に把握できます。


4. 築年数で判断!外壁塗装のメンテナンスサイクルと推奨時期

外壁塗装の適切なタイミングは、使用されている外壁材や塗料によって異なります。

外壁材・塗料別の目安

  • サイディングボード: 約10〜15年ごとの塗装が目安

  • モルタル外壁: 約8〜12年で再塗装が必要

  • ALCパネル: 約10年ごとに塗り替えが望ましい

  • シリコン塗料: 約10年

  • フッ素塗料: 約15年

築年数による判断基準

  • 築10年前後: 初めての塗装を検討する時期。劣化の初期段階を見逃さないことが重要です。

  • 築15年〜20年: 2回目の塗装のタイミング。劣化が進んでいる場合が多く、塗装以外の補修が必要な場合も。

定期的な点検を行い、外壁材の状態を把握することで、最適なタイミングでの塗装が可能になります。


5. 外壁塗装の「工期」はどれくらい?時期によって変動する?

一般的な戸建住宅の場合、外壁塗装の工期は約10日〜14日程度です。

工期に影響する要素

  • 建物の大きさや形状(2階建てか平屋かなど)

  • 劣化の進行具合(補修が多いと時間がかかる)

  • 使用する塗料の種類(乾燥時間が異なる)

  • 天候(雨天・強風などで作業がストップ)

時期による工期の違い

  • 春・秋: 気候が安定しており、予定通りに進みやすい

  • 夏: 雨や高温により工事中断の可能性あり

  • 冬: 乾燥時間が長くなり、工期が延びる傾向

工事中の生活への影響

  • 窓の開閉制限や洗濯物の制限

  • 足場設置による日照の制限

事前にスケジュールを確認し、生活スタイルに合わせた準備が必要です。


6. 外壁塗装の時期に関するよくある質問(FAQ)と専門家からのアドバイス

Q1. 梅雨の時期でも外壁塗装はできますか?

A. 可能ですが、天候の急変により工期が延びやすくなります。信頼できる業者であれば、しっかり天気を見ながら安全に作業を進めてくれます。

Q2. 真冬でも塗装して大丈夫?

A. 寒冷地や気温が5℃以下になる日は塗料の性能が十分に発揮されないため、注意が必要です。地域によっては冬でも問題ない場合もあります。

Q3. 築年数が浅いのですが塗装は必要ですか?

A. 築5〜8年であっても、チョーキングやひび割れなどの劣化症状が見られれば早めの対応がおすすめです。


7. あなたの家に最適な「外壁塗装の時期」を見つけよう!

外壁塗装の時期は、季節や天候だけでなく、建物の状態やライフスタイルによっても異なります。

「今が適切なタイミングなのか知りたい」「そろそろ必要かもしれないけど迷っている」——そんな方は、ぜひ無料の外壁診断をご利用ください。

当社では、お客様の住まいに合わせた最適なプランをご提案しています。豊富な実績と専門知識をもとに、劣化状況を丁寧に診断し、最適な外壁塗装のタイミングをご案内いたします。

早めのメンテナンスは、結果的にコスト削減にもつながります。お気軽にご相談ください。

2025年11月5日 更新!

ドレン廻りの防水工事とは?行う目的や施工方法を解説

2025年11月5日 防水工事の見積を取ると、「ドレン廻り」「ドレン改修」などの文字が並んでいることがあります。 ドレン廻りの防水工事は、防水メンテナンスでは欠かせないものですが、いったいどんな目的で行うのでしょうか? 今回はドレン廻りの防水工事についてご紹介します。 目次ドレン廻りの防水工事ドレンとはドレン廻りの防水工事の施工方法防水工事のメンテナンスは塗り達まで! ドレン廻りの防水工事 ドレン廻りの防水工事とは、ドレン(排水装置)の周りの施工を指します。 見積では防水工事一式に含まれていることもありますし、「ドレン改修」などのように別記載されていることもあります。 防水工事を行うベランダやバルコニーは床面に防水施工し水がしみ込まないようにします。 しかし完全防水のため、降った雨が排水されないとプールのように水たまりになってしまいます。カビやコケなどの発生や雨漏りリスクが高まるため、排水がきちんとできることが前提条件となります。 ドレンとは 防水施工している場所は、床面に勾配を付け水が集まるところに排水装置を設けています。この部分に取り付ける部材がドレンです。 水だけを流せるように。葉っぱやごみなどをよける蓋や網などが取り付けられていることもあります。 防水工事のメンテナンスでは防水層の施工とともに、排水装置であるドレンの改修も不可欠です。 そのため、防水工事のメンテナンスの見積を取るとドレン改修が含まれていることが基本となっています。 ドレン廻りの防水工事の施工方法 ドレン廻りは、床面の防水施工とは別に改修作業が必要です。 ドレンを取り付けているので床面とフラットではなく隙間が生じるため、雨漏りリスクが高い場所でもあります。 ドレン自体を新しいものに交換し、ドレン廻りはウレタン防水などでシームレスな防水層を作ります。 ドレン廻りの床面に亀裂が入っていたり、防水層が劣化したままにしていると、せっかくメンテナンスした床の防水工事も耐久性が落ち雨漏りを招きます。   防水工事のメンテナンスは塗り達まで! 防水工事と一緒に行うことが推奨されるドレン改修は、劣化状態や雨漏り有無を見極めて適切な方法で施工することがmとめられます。 防水工事のメンテナンスを行うなら、施工実績豊富な塗り達にお任せください!

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屋根 タスペーサー挿入
2025年11月4日 更新!

屋根塗装の縁切りにはタスペーサーが必須?特徴や使用目的を解説

2025年11月4日 公開 屋根塗装の見積をしたり、調べたりしているとでてくるタスペーサーという言葉、どんなものか知っていますか? タスペーサーとは塗装工事で使う部材の1つで、スレート屋根の塗装工事では使われることが多いものです。 タスペーサーは縁切りと深い関係にあり、屋根塗装には必須という情報も出てきます。 今回は屋根塗装に必須といわれるタスペーサーの役割や特徴について解説します。 目次タスペーサーの特徴と使用目的縁切りとタスペーサータスペーサーは屋根塗装に必須?タスペーサーを使うのはスレート屋根の塗装屋根塗装のご相談は塗り達! タスペーサーの特徴と使用目的 タスペーサーは、株式会社セイムが製造・販売している縁切り材で、プラスチック製で軽量です。 塗装によってふさがってしまう屋根材の隙間を確保するための部材で、大きさは手のひらに乗るくらいのちいさなものです。 塗装工事では塗料で塗膜を付けるため、屋根材すべてを覆ってしまいます。特にスレート屋根の場合屋根材と屋根材が重なっている部分の段差はとてもひくいので、塗膜で隙間がふさがれてしまうのです。 本来この隙間は降った雨が流れて落ちるために必要なものなので、塗膜でふさがってしまうと中に雨が溜まり続け、屋根によってよくない状態が続いてしまいます。 そのため、タスペーサーを使って隙間を確保し、屋根と屋根材の耐久性を高めているのです。 縁切りとタスペーサー タスペーサーが養生するまでは、塗装後にカッターなどで塗膜を切り開く「縁切り」と呼ばれる方法を用いて隙間を確保していました。 しかし、せっかくきれいに塗装した塗膜に傷をつけるうえに、手間と時間が大変かかる作業であったためタスペーサーが開発されて以降は縁切り作業の代わりに、下塗り後にタスペーサーを挿入する方法をとる施工店が増えました。 これらの経緯から、タスペーサーのことは「縁切り材」とも呼ばれます。 タスペーサーは屋根塗装に必須? タスペーサーは屋根塗装に必須という情報を見たことがある方もいるかもしれません。 しかし、すべての屋根塗装で必要というわけではありません。 タスペーサーを使うのはスレート屋根の塗装 前述のように塗膜で屋根材同士がくっついてしまうスレート屋根の場合、縁切りを行うことが必要です。 しかし、そもそも縁切り自体が必要ではない屋根材の場合はタスペーサーは使用しません。 タスペーサーが不要な屋根材とは、例えばモニエル瓦や金属屋根などです。 また、急勾配のスレート屋根も抜けの危険性があるため使用しないことがあります。 どんな屋根塗装でも必須の部材ではありませんので、見積を取る際には注意しましょう。 屋根塗装のご相談は塗り達! 屋根塗装は正しい方法で行うことで高い耐久性が期待できます。 タスペーサーの使用や塗料の選定などは施工店などプロにお任せ下さい! 屋根塗装のことなら塗り達にご相談ください♪    

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2025年11月3日 更新!

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2025年11月3日 公開 外壁の塗膜は時間の経過とともに経年劣化を起こします。 その劣化症状の1つが外壁塗装のはがれです。 外壁を保護している塗膜がはがれると、様々なリスクが生じます。そのため剥がれは放置せず、早めに手を打つことが必要です。 今回は、外壁塗装の剥がれを放置していると起こるリスクや、はがれの補修方法について解説します。 目次外壁塗装の剥がれによって生じるリスク雨漏り美観性・資産価値の低下建物寿命を縮める外壁塗装の剥がれの補修方法外壁塗装のメンテナンスは塗り達にお任せ! 外壁塗装の剥がれによって生じるリスク 外壁塗装の剥がれによるリスクを次の通りです。 雨漏り 外壁塗装でできる塗膜は、外壁内部や外壁材に雨が侵入しないようにしています。 そのため剥がれを放置していると、剥がれた部分からの雨漏りリスクが高くなります。 美観性・資産価値の低下 外壁の塗膜のはがれは美観性を損ねます。 特に濃色の塗料を使っている場合は、はがれが目立ちやすく、はがれが密集していると劣化が目立ちます。 建物寿命を縮める 剥がれによって雨漏りが生じると、躯体の腐食などによって耐震性や耐久性など建物の寿命に影響を与えます。 日本住宅の多くは木造住宅ですので、雨漏りは建物の寿命を縮める、もっとも警戒すべき損傷です。 外壁塗装の剥がれの補修方法 外壁塗装のはがれは、はがれている塗膜を含め古い塗膜を完全に除去してから再塗装を行います。 大きくはがれている場合はスクレーパーなどをつかいはがしていきます。または金たわしなどでケレンを行います。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 剥がれている部分を除去した後、凹凸が多い場合は左官などで補修し、下塗り・中塗り・上塗りと各塗装工程を丁寧に行います。 外壁塗装のメンテナンスは塗り達にお任せ! 外壁の剥がれは放置してもリスクが増すばかりなので、早期補修が大切です。 また剥がれの原因が施工不良であるケースもあるので、正しい塗装工事ができる施工店でメンテナンスを行いましょう。 外壁塗装のメンテナンスなら塗り達にご相談ください!

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