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鉄部の塗装について I 京都市 外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 塗り達

現場ブログ 2019.11.28 (Thu) 更新

皆さんこんにちは(^^)/
だんだんと寒くなり朝起きるのが
辛くなってきた今日この頃です…。。
 
本日は外壁塗装で行う鉄部塗装についてです!!
 
外壁塗装を行う際に、
小庇(窓の上に付いているもの)

 
 
 
 
 
 
 
 
シャッターBOX
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こういった鉄部も一緒に塗装します。
 
鉄部の塗り作業の中で、一番最初に行う下塗りが
必要不可欠な工程になります。
そもそも、下塗りって必要なの?と思う方もいらっしゃるかと思います。
そんな方のために下塗りについてご説明(^^)/
 
【下塗り】
しっかりと下塗りを行う事で、
塗膜の剥離などのトラブルを防ぐことが可能です。
下塗りをおろそかにしてしまうと
上塗り塗料が十分に密着せず塗装完了後数年で塗膜がボロボロになり
無残な外観になってしまうのです。
仕上がりの美観、耐久年数にも関わる重要な作業と言えるでしょう。
 
上記でご説明したように
下塗りは大事な工程になりますが
鉄部の塗装を行う際には何が変わるのか??
 

鉄部の下塗り

鉄部塗装の下塗りには、
通常のプライマーやフィーラーを使わず
鉄部専用の錆止め塗料を使います。
皆さんのご想像がつきやすいかと思いますが
金属は雨などの水分によって腐食が進みます。
錆止め塗料には腐食を防ぐ役割があるので
金属の表面に膜を作り錆の原因となる水や酵素を、
遮断、除去し錆や腐食を防いでくれるのです。
 

錆止め塗料の色

錆止め塗料というと赤茶色の物をよく見るかと思います。
他にもホワイト、アイボリー、グレー、ブルーなどとありますが
ホワイトは、日射反射率が高いため断熱としての目的では適しておりますが、
上塗りとの相性が必要になってくるので注意が必要です。
いろんな色がありますが未だにプロの職人が使う錆止め塗料は赤茶色が多いんです
 
 
本日は、鉄部塗装についてお話しましたが
一番大切な下塗り工程をやらない悪徳業者も存在します。
鉄部に限らず塗装をする箇所全てにおいて共通する事なので
写真を撮ってもらうなどして確認するようにしましょう。