シーリングの役割と劣化 l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】
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外壁材と外壁材の間にあるゴム状のパッキンをシーリングといいます。
シーリングは輪ゴム等と一緒で、経年劣化が起き、ちぎれたりはがれたりします。
シーリングの劣化を放置しておくと、雨漏りの原因になったり外壁材が痛む原因になったりするため、数年に一度のメンテナンス補修が必要です。
本日のブログでは、シーリングの役割と劣化症状についてまとめます。
シーリングの役割
①クッション
シーリングには、外壁のサイディングボードやサッシ、浴室といった建材同士がくっついているところで、衝撃を防止するクッションの役割をします。
例えば、サイディングボードは強固な建材で、かつ薄く作られているため、気温や湿度の変化で膨張したり伸縮したりを繰り返します。また、地震の揺れなどで物理的な衝撃が加わるとひび割れや歪みを彦起こしたり、サイディング自体が破損する可能性があります。
それらを防ぐ緩衝材として、目地と呼ばれる外壁材と外壁材の隙間にシーリングをいれて、サイディングボードへの負担を減らすようにしています。
②水の侵入を防ぐ
外壁がサイディングボードやALCなど複数のボードやパネルを張り合わせて覆われている場合、どんなにぴったりくっつけようとしても、ボードとボードの間に隙間ができてしまいます。このわずかな隙間からでも雨水は浸入してきます。
そこで、あえて目地をつくり、目地をシーリング材で埋めて密着させることで、雨水や汚れが中に入り込むことを防ぐように施工します。
③建材の固定
屋根の工事では、さまざまな部材が使われます。
屋根の一番高いところにつける部材を棟板金と言い、強風などで飛んでいかないように釘で固定します。
さらに釘を打ち込んだところにシーリング材で固め、釘自体の飛散防止に役立てることがあります。
また、瓦屋根のズレを補修する際に、接着剤としてシーリング材を使用する場合もあります。
④補修
金属屋根の穴あきや、クラック(ひび割れ)で出来てしまった隙間はシーリング材で補修します。
構造クラックといって、ひび割れが大きい・深いという場合は、Vカット・Uカットなど、外壁材をカットしてから、シーリングで平らに直す補修も行います。
クラック補修のあと、外壁の塗装を行うと、補修跡を目立たなくなり、劣化症状も抑えられるので、メンテナンスの時に補修をお願いしましょう。
シーリングの劣化症状
シーリングは、外から見て劣化症状がわかりやすい部材の1つです。
ご自宅のシーリング材をチェックしてみましょう。
①肉やせ
シーリング材には、可塑剤(かそざい)とって、柔軟性や耐候性を改良するための添加薬品類が入っています。シーリング材がゴムの性質を持っているのは、可塑剤の「柔らかく形を変えやすい」という性質が含まれているからです。
この可塑剤は、添加物なので、経年劣化で溶け出してきてしまいます。
可塑剤が溶け出してきてしまうと、シーリングの厚みが薄くなり次第に埋まっていた隙間が再度あいてきてしまいます。
シーリング材のメンテナンスを行ってから数年で厚みがなくなるなどの場合は、充填した遼が足りておらず施工不良の可能性が考えられます。
②剥離
この写真は、サイディングボードやALCパネルの目地を埋めていたシーリング材がはがれ隙間ができてしまったところです。
シーリング材の剥離が起こると、目地の隙間から雨水が侵入して雨漏りの原因になったり、内部にたまった水が抜け出せず
腐食したり、冬の寒い時期は内部の水が凍り膨張することで破損の原因になったりします。
剥離している部分があれば、メンテナンス時期のサインです。
③ひび割れ
シーリング材の表面に細かなヒビ割れが見られます。
シーリング自体の経年劣化や、地震による建物の揺れなど物理的な衝撃に追従できない場合に、シーリング材がひび割れを起こすケースがあります。
シーリング材がひび割れることによって、外壁材自体が割れてしまうのを防いでいます。
④破断
シーリング材のひび割れが広がり、耐えきれなくなると、プツンと切れてしまうこともあります。
古い輪ゴムを使おうとして伸ばすと切れるのと同じです。
⑤欠落
シーリング材が目地から外れてしまい、壁の内側が見えてしまっています。
経年劣化でもこのような劣化症状がみられるほか、施工時のプライマーが十分でなかった可能性が考えられます。
シーリングの補修には2種類あります
シーリング材を使って補修する場合は、大きく2種類あります。
①増し打ち
既存のシールの上にシーリング材を充填し、厚みを増します。
サッシ廻りのメンテナンスなどに使われます。
②打ち替え
既存のシーリング材を撤去し、新たにプライマーを塗布してからシーリング材を充填します。
サイディングボードの目地のメンテナンスの際は、打ち替えを行います。
いかがでしたか?
シーリング材の寿命は、5年~10年ほどといわれます。
外壁や屋根のメンテナンスサイクルとほぼ同じなので、劣化症状が見られたら、メンテナンス時期かもしれません。
大きな補修が必要になる前に、一度現地調査を依頼しましょう。
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