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雨の日の外壁塗装 l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】

現場ブログ 2022.02.03 (Thu) 更新

さて、本日の職人ブログは

「外壁塗装は雨の日でもできるの?」

「雨の日には本当に何もできないの?」

という素朴かつ重要な疑問にお答えしたいと思います。

 

日本は雨が多い国ですから、梅雨時期でもないのに工事中に雨天が重なることもあり得ます。

塗装工事においては、「乾燥させること」がとても重要な工程の1つであるため、基本的には雨の中では作業を中断せざるを得ませんが、工事日が雨であっても心配がない工程がいくつかあります。

 

 

雨の日に外壁塗装でできること◎

①高圧洗浄

雨の日であっても、塗装前の高圧洗浄という工程は作業することが可能です。

高圧洗浄は、外壁塗装をおこなう前に、外壁や屋根全体の既存の汚れや古い塗膜を水で洗い流す工程のことを指します。

高圧洗浄であれば、外壁に高圧の水をかけて行う洗浄方法ですので外壁が濡れることにリスクはありません。

ただ、あまりにも激しい雨など悪天候の場合は職人の視界が悪くなり、足元が見えづらい等転落事故のリスクがあります。

天候にもよりますが、作業を中止する判断が必要になる場合もあります。

塗装に入る前におこなう高圧洗浄について  I  宇治市 外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 塗り達塗装に入る前におこなう高圧洗浄について  I  宇治市 外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 塗り達

 

②足場組立・解体工事

足場の組立は、外壁塗装を行うための必要な工程です。

こちらも、小雨など、多少の雨であれば作業は可能です。

足場の部材は、一つ一つにかなり重量があり、職人は普段から滑り止め付きの軍手や手袋を使用して安全を第一に作業を行っています。

このような安全対策を行っていたとしても、雨がひどい場合は、部材が滑りやすく思わぬ落下事故を招いてしまう可能性があります。

安全のため、大雨の時は工事を行わない判断も必要となる工程です。

 

③飛散防止シートの設置

工事用の足場を設置した後、塗装中に塗料が近隣へ飛散しないようにメッシュ地の飛散防止シートを張る作業も必要です。

こちらも、基本的には外壁を触ることはないので足場工事の工程の中に含まれている作業です。

雨の日に行うことは、豪雨や強風など、よほどの悪天以外は基本的には可能です。

 

 

雨の日の外壁塗装でできないこと◎

①外壁塗装工事

雨が降り出すと、たいていの職人は作業を中断します。

施主様からすると、もう少しで終わりそうなのに・・・と「ちょっとしか雨降ってないし、塗装工事できませんか?」

と頼みたくなるかもしれません。

しかし、「仕上がりが悪くなるのできません」と断る職人が大半ではないかと思います。

冒頭でもお話したように、塗装工事においては乾燥期間がとても重要な工程で、液体の塗料を塗って、それが乾燥し硬化してはじめて下地に密着します。
この乾燥が不十分であれば、仕上がりは元より、耐久性や性能もその塗料の本来の力を発揮できない結果となってしまう可能性がとても高くなります。

まれに、仕上がりよりも施工主の意向を優先してくれる業者もあり、無理を聞いてもらえることもあるかもしれません。

しかし、無理を押して作業をしてもらうわけですから、工事後に塗料の浮きや剥がれが起きてしまっても、通常の工程ではない工事を行っているため補償が実施されない可能性もあります。

「施工に関しての補償が適用されなくなりますが、それでもよろしいですか?」

と前もって業者から確認されることもあるでしょう。

そのような事態を避けるためにも、外壁塗装は雨の日には工事ができないという認識をもっておくことが大切です。

 

②養生・養生はがし・撤去

塗装工事を行う前に、窓・床・アルミ部分などの塗装をしない部分にマスカやマスキングテープなどを使って、塗料が付かないように保護する工程があります。これを養生と言います。

養生についても、雨の日におこなうことができません。

テープの粘着性が湿気によって低下し接着しなくなるためです。

また、塗装工事が完了した後は養生をはがす作業がありますが、これも雨の日におこなうことは基本出来ません。

理由として、塗料がついた養生をはがす際に養生のビニール等についた塗料カスがまれに飛散してしまうことがあります。

雨が降って湿度の高い中を塗装カスが飛散してしまうと、雨の水気によって塗装カスがいたるところにくっつき取りにくくなってしまうからです。

せっかくきれいに養生を行って塗装しても、最後の最後にこれでは意味がありません。

いかがでしたか?
雨の日にできる作業は限られているので、天候によっては工事期間が大幅に伸びたりする場合があります。
塗装や塗料に関する知識をきちんと持って施主様の立場にたった施工を行う業者であればあるほど、無茶な工事や、無意味な工程は行いません。

疑問があればどんなことでも聞いてみましょう。
施工に責任をもって行っている業者であればきちんとした理由を説明してくれることでしょう。

 

#外壁塗装 #お役立ちコラム 
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