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ルーフバルコニー防水工事 施工の様子 l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】 

現場ブログ 2022.06.25 (Sat) 更新

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ルーフバルコニーの防水工事の施工の様子をご紹介します。

今回は、「通気緩衝工法」という施工方法で行いました。

 

◆通気緩衝工法とは
ウレタン防水層などの防水層と、下地の間に通気性のあるシートを入れて、下地や既存の防水層の中にある水分を逃がすための工法です。脱気筒などを取り付けて、水分を逃がすようにします。

 

①施工前の様子です。

 

②既存の防水層、脱気筒、ドレンを撤去します。

 

③下地処理を行います。
 スクレイパーなどを使って、下地をケレンします。
 その後、カチオンシーラーで下地を固めていきます。

 

④通気シートを敷設します。
 下地処理が終わったら、プライマー(下塗り)を塗って、通気シートを張ります。
 プライマーは糊の働きをします。

 

⑤通気シートの処理をします。
 シートは転圧機をつかってしっかりと下地に密着させます。
 端末(シートの端っこ)はテープで抑え、その上からシーリングで隙間を埋めます。

 

⑥脱気筒と改修用ドレンを取り付けます。
 脱気筒は、下地から上がってくる水分を逃がすために取り付けます。
 水分がうまく抜けないと、シートが波打ったりはがれたりする原因になります。
 ドレンも新しいものに変えます。屋外なので、どうしても枯葉などのごみが舞ってきて、雨で流されてドレンが詰まってしまいます。防水層を長持ちさせるためには、排水がしっかり機能するようにしておかなくてはいけません。

 

⑦ここから防水層を作っていきます。
 シートの上から液状ウレタンを塗り、ウレタン防水層を作ります。

⑧ウレタン防水層2層目
 ウレタン防水層は、2回重ね塗りします。

 

⑨最後にトップコートを塗って 施工完了です。

 

今回は、お天気にも恵まれ、約1週間ほどですべての防水工事を完了することができました。
今後は、トップコートのお手入れ(塗りなおし)を10年毎に行っていただくと、下地からやり直す大規模な工事をしなくても長持ちします。

 

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