木部の塗装、工程のお話
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は木部の塗装についてお話しさせて頂きます
木の特徴
①有機物である木材ならではの特徴といえば調湿機能が挙げられます。
湿気を吸ったり、吐いたりして水分の調節をしています。
湿度が高い時は湿気を吸収し、逆に少ない時は湿気を放出して湿度調節をしてくれます
日本家屋は木でできていることが多いですよね。
②また木は伸縮するといった特徴もあります。気候に合わせて伸び縮みします。
③水に弱い
④汚れが付きやすい
木材の特徴を踏まえた上での、塗料や塗装の方法があります。
木部塗装の工程(一例)
木部の塗装を行った現場の施工事例です。
①塗装をする前に下地調整をします。ペーパーなどで整え、綺麗に塗装ができるようにします。
②上塗り1回目です。
③しっかり乾かした後、同じ塗料で上塗り2回重ね塗りします。2回塗ることで耐久性を高めます。
【注意点】
丁寧にケレン(下地処理)をしなければ、塗装をしても綺麗な塗膜ができず、施工不良、早く劣化していきます
紙やすり(ペーパー)などで表面を整えるのですが、実は表面に細かい凹凸をつけているのです。
これによって塗料の密着性を高め、綺麗な仕上がりになるのです。
木部塗装にはどんな塗料が良い?
木部塗装をしないと水分を含んだ木部は劣化しやすくなり、放置しておくとカビが発生します。
カビをさらに放置しておくと侵蝕していくばかりです!
⇒防水機能のある塗料を使って塗装しましょう。
また先ほども書かせていただいたのですが木には伸縮性があるので伸縮性のある塗料がお勧めです。
(木は気候に合わせ伸び縮みするのでそれに伴い、塗膜も伸び縮みするのです。)
最後に
木部塗装はただ塗料を塗るだけでは綺麗で長持ちする仕上がりにはなりません。
長持ちさせるにはきちんと下地処理を行う施工業者選びが大切になってきます。
塗り達では丁寧な下地処理、塗装を徹底しておりますので、ご相談ください。
0120-503-439