色や機能性、予算、その外壁に適しているか、考慮する点は色々ありますが、
目的と、これだけは譲れない等の優先順位をしっかり決めて
それぞれの塗料のメリット・デメリットを理解し、
サンプルやカラーシュミレーションを使いながら
あなたの家にぴったりの塗料を見つけてみてください
京都、宇治、八幡の外壁塗装、屋根塗装なら塗り達にお任せ|(株)植田
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2022年10月7日 公開
家の壁が汚れてきたから、塗り替えをした方がいいかな?
でも、どんな塗料があって、どれがいいのか分からない
という方もいるのではないでしょうか。
家の外壁に合わせて適切な塗料を選べるように
まずは、代表的な塗料の特徴などをみていきましょう!
アクリル樹脂を主成分としている塗料で、発色が良い。
日用品など身近な製品(標識や車輪用品など)で使用されている。
他の塗料と比べ価格が安いのがメリットだが、耐用年数は5~8年と短い。
ウレタン樹脂を成分とし、密着性があり汎用性が高い。
弾性があるので塗膜に動きがあり、ひび割れを防いでくれる。
耐用年数は7年~10年と、あまり耐久性は高くない。
汚れがつきにくく自然環境への対候性が高いことから、お客様からの要望が多い塗料。
耐久性・耐水性等の機能と価格のバランスが良く、カラーバリエーションも豊富。
耐用年数は10~12年。
2010年代に登場した最新鋭のハイテク塗料。
ラジカルという物質は、塗料が紫外線を吸収することで発生し、
塗料の劣化を引き起こすが、
塗膜の劣化・変色を防いでくれる「高耐候酸化チタン」や「光安定剤」を含めたことにより
“ラジカル”の発生を防ぐことができ、「ラジカル塗料」として塗装業界に広く知れ渡った。
これまでの塗料で多かったチョーキング現象の発生を抑えることができる。
施工場所を問わず汎用性に優れている。
耐用年数は12~15年。
性能が高いにもも関わらず価格が安い。コストパフォーマンスに優れている。
紫外線を反射し、効率よく逃がしてくれる。
そのため、家の中に熱がこもったり、室内の温度が上昇するのを防いでくれる。
夏には冷房費の節約、節電効果をもたらしヒートアイランド現象の対策にも貢献。
耐用年数は12~15年。
汚れに強い。
主成分は合成樹脂で、樹脂にフッ素が含まれている。
シリコンより結合力が強く太陽光や紫外線に強い(断熱性とは異なる)
水と密着する性質があり、汚れが付着しても落ちやすいといった特徴がある。
防カビ性、防藻性に優れている。
耐用年数は12~15年。
セラミックやレンガ、鉱物などの炭素を含まない無機物が主成分。
雨や紫外線によるダメージを殆ど受けず、劣化にしくい。
また表面についた汚れが雨で流れ落ちやすい。
カビやこけの発生を抑えてくれる。
価格は高くなるが、有機塗料と比べると火事の時燃えにくい。
耐用年数は18~20年。
様々な種類がある中で、どんな塗料を選べば良いのかは
目的をハッキリさせることが重要です。
業者に人気とお薦めされた、予算が安いからだけでは、後々後悔することになるかもしれません。
色や機能性、予算、その外壁に適しているか、考慮する点は色々ありますが、
目的と、これだけは譲れない等の優先順位をしっかり決めて
それぞれの塗料のメリット・デメリットを理解し、
サンプルやカラーシュミレーションを使いながら
あなたの家にぴったりの塗料を見つけてみてください