屋根のメンテナンス時期はいつ?
2022年11月14日 公開
家の屋根は普段見えないため、状態が分かりにくいですよね。
劣化が気になってきたけど、そろそろ直した方がいいかな?
10年に一度塗り替えと聞くけど、まだそんなに経っていないけど、、。
そもそも塗装するのか、張替した方がいいのか分からない、、。
など疑問が出るかもしれません。
今回はメンテナンス時期の目安を紹介していきます。
こんな状態になったらメンテナンスを考えよう
屋根材がどんな種類かによって、劣化の年数が変わってきます。
各屋根材のメンテナンス時期目安
トタン:7~10年
ストレート:7~10年
セメント瓦:10~20年
ガルバリウム鋼板:10~25年
和瓦:50年以上
屋根がどんな状態になっているのか劣化状況をチェックします。
★チェックポイント
屋根のひび割れ
ひび割れは、屋根の劣化がかなり進んでいる状態です。
小さなひびでも雨水が内側に入り込み、雨漏れの原因になったりするので注意が必要です。
瓦の場合、ひび割れを放置すると最終的に瓦が滑落することがありますので
すぐに対処することが大切です。
色あせ、変色
色あせは、スレート、トタン、ガルバリウムなど塗装をしている全ての屋根でおこります。
色あせは塗膜の劣化が始まったことを示していますが、初期的な段階であるため、
すぐに処置をしなくても問題がない症状です。
定期的に劣化の進行状況をチェックしましょう。
コケ、カビ
苔やカビというと、太陽が当たらず、湿気が多いというイメージですが、
塗膜が劣化し防水性が低下することによって、雨水や湿気により発生することがあります。
緊急性は高くありませんが、長く放置すると、屋根の劣化が進みますのでメンテナンス要です。
屋根材の破損
台風や劣化などで、屋根材が破損してしまうことがあります。
雨漏りや屋根材の滑落、飛散といったリスクがある為、すぐに業者へ連絡し補修や交換をしましょう。
金属部分の錆び
トタンやガルバリウムなどの金属素材で発生します。
錆びは、屋根の一部または全体が腐食した状態です。
錆びが進行すると穴が開いてしまうため、急いで修理しましょう。
まとめ
屋根材の違いや劣化具合により、メンテナンスの時期や緊急性も変わってきますので
ひとつの目安にしていただけたらと思います。
またメンテナンス方法については次回ご紹介します。