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ペットがいるお家の外壁塗装で気をつけたいこと

現場ブログ 2022.12.07 (Wed) 更新

2022年12月7日 公開

 

これから外壁塗装を考えておられる方の中で、犬や猫などペットがいる場合、

「うちの犬は大丈夫かな?」と気がかりが出ると思います。

そこで今回は、ペットがいる場合に注意しておきたい事を挙げていきます。

 

ペットの画像

 

ペットに考えられる影響

塗料の成分

犬の嗅覚は人間の100万倍、猫の嗅覚も20万倍以上と優れており、

身体も小さいことから、塗料の化学物質に強く反応しやすくなります。

体調不良の症状としては、元気がない、食欲がない、嘔吐や、皮膚炎、

気性が激しくなるなど様々です。

 

音の問題

聴覚も人間とは比にならないほど優れているため、工事の音もストレスになります。

また作業音だけでなく、色んな業者の人の出入りで、普段見慣れない人がいることや

気配だけでも、落ち着かなくなるかもしれません。

 

対策

施工業者にペットがいることを事前に伝えておく

工事が始まる前に必ずペットがいることを伝えておき、

ペットに配慮した塗装や工期を提案してもらいましょう。

どんな動物か、室外か室内飼いか、普段どこにいるのか等、詳細を伝えておきましょう。

 

小屋やケージの場所を考慮する

室外飼いでいつも玄関出入り口にいる場合などは、頻繁に職人が移動したりすると、

ストレスがかかってしまいます。なるべくペットの負担をかけないように、

刺激の少ない場所へ前もって移動するなど考えておきましょう。

また高齢であったり、持病があるペットなどで心配な時は、工事期間中だけ

ペット専用ホテルなど、別の場所に預かってもらう事も、考えてよいかもしれません。

 

エアコンが使用できるか確認しておく

塗装作業中、塗料場所によっては、エアコンの室外機がカバーで覆われたり、

もしくは取り外されることもあります。そうなるとエアコンが使えなくなることもあります。

温度管理のため、常にエアコンを付けておかなければいけないペットの場合は、

事前に養生方法を確認しておきましょう。

 

塗装時期を考える

外壁塗装はほぼ1年中できますが、ペットの負担を少なくするため、

施工期間を出来るだけ短くできるように、塗料が乾きやすい時期を選びましょう。

また養生や足場で家が囲まれていても、比較的、快適に過ごせる季節にしましょう。

 

ペットに優しい塗料を選ぶ

臭いが少ない水性塗料を選びましょう。

水性塗料も100%ではないものの、シンナーで希釈する油性塗料に比べ、

健康や環境被害の原因物質とされているVOC排出量がかなり少なくなります。

 

まとめ

人間にとっては、何も感じず大丈夫であっても、

犬や猫など体の小さなペットは敏感に感じとり、悪影響を及ぼすことがあります。

ペットがいても外壁塗装は可能ですが、ご紹介しました対策は必要です。

きちんと配慮してくれる信頼できる業者を選ぶことも大切ですね。

言葉を話すことが出来ないペットだからこそ、しっかり守ってあげて下さいね。