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外壁のメンテナンスはいつごろが最適?!~耐用年数と劣化のサイン~ l塗り達

現場ブログ 2022.12.24 (Sat) 更新

2022年12月24日 公開

 

前回の記事では、

 

外壁塗装が初めてのかたでも、分かりやすい「基礎知識」として

外壁メンテナンスの必要性についてお話させて頂きました。

 

今回は、

外壁のメンテナンスはいつごろ行うのが最適なのか、

耐用年数や劣化のサインに着目してお話させて頂きます。

 

 

 

外壁のメンテナンスはいつ行うの??

 

実際に外壁塗装を行うとなると、いつごろが良いのでしょうか?

最適な時期かどうか判断のポイントは、塗料の耐用年数と見落としがちな劣化のサインです💡

 

 

塗料の耐用年数って何?

外壁塗装に使用する塗料は、

塗料の性質、グレード、耐用年数によって様々です。

 

◆アクリル塗料・・・約3年~
◆ウレタン塗料・・・約5年~
◆シリコン塗料・・・約7年~
◆フッ素塗料・・・・約15年~

 

塗料の耐久性はこのような年数になっており、使用する塗料によって変わります。

 

時々、同じ時期に新築を建てたお隣さんがいて、

お隣さんの外壁は綺麗なのに、うちの外壁は劣化してきている💦

というのを耳にします。

 

この場合、使用している塗料がお隣さんと違う可能性が高いです。

また、周辺環境によっても耐久性は変わりますので、

塗料を選ぶ際は参考にされてくださいね

 

 

劣化のサインを見逃さないで✋

外壁などに塗った塗料が限界に近づいてくると、いくつかのサインを出します。

そのサインを見逃さないようにしましょう👀

 

①手に白い粉がつくチョーキング現象

紫外線や直射日光、雨風などが原因で塗装は劣化します。

その際、塗料の成分がチョークの粉の様な状態で外壁に付着しています。

壁を触ると手に白い粉が付きますので、見つけやすい劣化のサインです。

 

②色褪せ

新築当初に比べて色が変わってきた気がする。

こんな色じゃなかった!というのも劣化のサインです。

 

③ひび割れ

外壁がひび割れているのも劣化のサインです。

ひび割れは目で見てすぐ分かるので、判断しやすいのではないでしょうか。

ひび割れが発生しているのを放置してしまうと、

割れた隙間から雨水などが侵入し、内部にカビを発生させたり、

サビの発生を促してしまいます。

内部まで劣化してしまうと、お住まいの強度は下がりますので、要注意です!

 

④雨漏り

外壁自体は防水性が低いので、防水性を高めるために塗装をします。

しかし、雨漏りが発生しているという事は、

塗料の機能が失われているということになりますので、見逃さないようにしたいですね💡

 

 

 

さいごに

 

外壁のメンテナンスは、その詳細がわからないと、

どうして高いお金をかけてまで工事を行うのか、理解できないというままになってしまいます

 

なぜメンテナンスが必要なのか、

どんなことがあったら塗装を検討し始めれば良いのか、

などの知識や理解を持っておくと、

いざというときにその知識が役に立つと思います💡

 

もっと詳しく外壁塗装についてお聞きしたいかたは、

ぜひ塗り達へお問合せくださいませ

外壁塗装の画像

 

 

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