外壁塗装工事中に養生が重要な理由 l塗り達
2023年1月21日 公開
「養生(ようじょう)」とは、傷や汚れがついてはいけない場所に、カバーやビニール、保護材をかけて保護する事を言います。 引越し業者が、廊下やエレベーターなどの通り道にカバーをつけているのも養生の1つですね。
外壁塗装においては、塗装しない場所、塗料がついてはいけない場所をマスカなどで覆うことを言います。
マスカは、テープにビニールが付いたもので、窓の周りなどの養生に使います。
養生をする場所
養生は、塗装しない窓や玄関ドア、タイル部分、手摺など、あらゆる場所に行います。
あとから塗装をする場所であっても、その時使う塗料では塗らない場所や、別の工程で塗装する場合は、養生しておくことがほとんどです。
塗料は、気をつけていても飛んでしまうこともありますが、養生をしていなければ塗装完了後に拭き取り作業に時間がかかってしまいます。
また、高圧洗浄で水を使うため、水が飛ばないようにする役割もあります。
この写真では、屋根の高圧洗浄時に、階下に水が飛び散らないようにビニールをかけています。これも養生の1つです。
ほとんどのお客様は日常生活を自宅で送りながらの工事となります。
車やバイクなども塗料の飛散に気をつけなくてはいけないものの1つです。
こちらも専用のカバーで車体を覆って養生しています。
工事中に気をつけたいこと
外壁塗装工事中はあらゆる場所を養生するので、開閉したい窓やドアがある場合は予め伝えておくとよいでしょう。
高圧洗浄時などは開閉することはできませんが、この窓は開閉できるようにして欲しい等希望を伝えれば、開閉できるようにしてもらうことができます。
また、養生をしていても、飛散してしまうこともあります。植木やバイクなど、絶対に汚れてこまるものがある場合は、場所を移動させておくとよいでしょう。