ペットがいる家庭で外壁塗装を行うときに注意したいこと l塗り達
2023年2月17日 公開
室内・屋外に限らず、ペットがいるご家庭では、外壁塗装工事をするかどうか悩んでしまうことも多いのではないでしょうか?
私たち人間であっても、工事中は音やにおいなど、いつもと違う環境に戸惑ったりストレスになったりすることもあるので、言葉を話せない動物にとっても負担になることは間違いありません。
今回は、ペットがいるご家庭で外壁塗装工事をするときに気を付けたいポイントをまとめました。

目次
外壁塗装工事中に起こりうること
外壁塗装工事をしている期間中は、工事に伴ういつもと違ういろいろなことがあります。
例えば、
・いつもと違う音、大きな音
・におい
・周りを足場が囲むため、室内から外を見たときの様子が違う
・面識のない人が出入りする
・窓を開けることができない
など、日常生活において普段行っていることができなかったりすると、不便に感じてしまいます。
これらの事の中で、事前に対策が立てられるところは対策し、すこしでもペットの負担を減らせるようにしたいところです。
外壁塗装工事中にペットを守るためにできる対策
外壁塗装工事中にできる対策にはいろいろありますが、我慢できることや苦手なことは人によってもペットによっても違うので、ここでは一つの例としてお話します。
①音対策:隔離
外壁塗装工事中に大きな音がする場面は、
・足場を組む、解体するとき
・高圧洗浄機を使うとき
・大きな工事車両が出入りするとき
などがあります。
これらは、工事の工程表の中である程度予定が決まっているので、足場を組む日や高圧洗浄をする日だけ、家から離れた場所に隔離する(出かける)ことも1つの方法です。
また、一般的な外壁塗装工事の工事期間はおよそ3週間~1カ月くらいですので、工事期間中だけ実家などに預ける方法をとる方もいらっしゃいます。
②におい対策:使用する塗料を選定する
塗料のツンとくるようなにおいは、希釈する際につかうシンナーの匂いです。
溶剤の場合は、シンナーを使うため、どうしても鼻を刺すような嫌なにおいがします。
塗料には、油性塗料(溶剤)のほか、水性塗料もあり、水性塗料の場合はシンナー臭はしないので、どうしてもにおいがきになって困るという場合は、水性塗料を選ぶことも1つの方法です。
ただし、塗装する場所によって水性塗料が使えない場合もあるので、塗装業者と相談してみましょう。
③換気対策:工事する季節を選ぶ
塗装や高圧洗浄をしている間は、窓を養生しているため、出入りが必要な場所を除いて開け閉めができません。
そのため、閉め切っていてあついなどの場合は、工事時期を選びましょう。
基本的に、氷点下に下がるような寒さの厳しい冬場をのぞいて、外壁塗装は年中工事ができます。
室内でも比較的過ごしやすい春や秋などは、工事時期としてもおすすめできます。
④知らない人対策:工事業者にペットがいることを伝えておく
ペット側もそうですが、出入りする業者にとっても、いきなりペットと遭遇すると驚いてしまうかもしれません。
事前に、ペットがいることを伝えおけば、お互いに無用な接触が避けられます。
いつもいる場所や、寝ている時間、散歩の時間などある程度情報を伝えておくと、特に配慮が必要な作業内容の日は事前に教えてもらえる、家にいないようにするなど、お互いに対策することができます。
できるだけ、工事が始まる前の打合せの段階で相談するようにしましょう。
少しでも気持ちよく過ごせるように
言葉が離せないペットにとって、普段と様子が違うことや、体調が悪いなどに気づけるのは、一番の理解者である飼い主さん自身です。
工事業者は最大限の配慮はしますが、それでも避けて通れない音やにおいはどうしても発生してしまいます。
打合せで工事内容の詳細を事前にしっかりと確認し、一番良い方法を一緒に考えてもらうことで、少しでも気持ちよく過ごせるようにしましょう。









