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屋根工事には足場は必須!! 足場の重要性とは l塗り達

2023年7月7日 公開

 

屋根工事は、私たちが行っている工事の中では、

カバー工法
葺き替え工事

等を指しますが、塗装に比べると高額になりやすく、費用を抑えたい!とお考えの方も多いのではないかと思います。

費用の中でも、足場代については工事が終われば外してしまうものなので

「なんとか削れないの?」と思われるかもしれません。

 

しかし、屋根工事において足場は必要です!

本記事では屋根工事における足場の重要性とその理由について解説していきます。

 

屋根工事は足場なしではできない?

足場は、建築現場やリフォームの現場において、作業効率と安全を確保するために建てられる仮設の床や通路のことを言います。

ビケ足場

工事中に職人が足元を確保して作業をしやすくしたり、転落などの危険から身を守るために使います。

厚生労働省の安全衛生規則では、

労働安全衛生規則
(作業床の設置等)
第 5 1 8 条 事 業 者 は 、 高 さ が 2 メ ー ト ル 以 上 の 箇 所 ( 作 業 床 の 端 、 開 口 部
等 を 除 く 。 ) で 作 業 を 行 う 場 合 に お い て 墜 落 に よ り 労 働 者 に 危 険 を 及 ぼ
す お そ れ の あ る と き は 、 足 場 を 組 み 立 て る 等 の 方 法 に よ り 作 業 床 を 設 け
な け れ ば な ら な い 。
2 事 業 者 は 、 前 項 の 規 定 に よ り 作 業 床 を 設 け る こ と が 困 難 な と き は 、 防
網 を 張 り 、 労 働 者 に 安 全 帯 を 使 用 さ せ る 等 墜 落 に よ る 労 働 者 の 危 険 を 防
止 す る た め の 措 置 を 講 じ な け れ ば な ら な い 。

としており、高さが2メートル以上の作業においては足場の設置を義務付けています。

建築基準法でが、居室の床から天井までの高さが2メートル以上と定められており、戸建て住宅では平屋であったとしても、屋根は地上2mより上に存在することになります。

労働者の安全確保のために足場を設置することが義務付けられているため、足場なしでの高所作業は違法行為になる可能性があります。

足場なしでも屋根工事が可能な例

足場を設置しなくても違法にならない工事もあります。

例えば

・陸屋根や屋上などの工事(防水工事など)
・高さ2m未満の現場
・はしごや脚立が使える工事

などがあげられます。

塗り達 施工事例 

屋上の場合、手すりがあるなどで危険がない場合は足場なしで可能です。

また1階玄関上の小庇などの瓦を取り替えるなど、はしごで作業が可能で高さが2m未満の場合は足場がなくても違法とはなりません。

足場が重要な理由

法律などでは労働者の安全確保のため足場の設置を義務付けていますが、作業効率は品質確保の面でも足場はとっても重要です。

足場が重要な理由は以下の通りです。

①安全のため

屋根工事は高所である上に勾配があります。

転落の危険性は高く、熟練の職人でも気を抜くことはできません。

仮に足場がないとすると、作業場所を移す際には屋根を伝って移動することになり、足を滑らせる可能性はゼロではありません。

よい工事をしたいなら、職人さんの安全を第一優先に考えなくはいけません。職人なしに屋根工事は完成しないからです。

 

②作業効率があがり工事の品質が確保される

屋根工事ではいろいろな材料や道具を使います。

それらをいっぺんに屋根の上まで上げるのは困難ですし、道具も使うものが変わるたびにはしごや脚立で上り下りしていたのでは、大変な時間がかかってしまいます。

足場があることで作業効率があがり、結果的によい仕事ができます。

不安や危険を感じながらの作業では、満足のいく仕事はできません。

安全を確保してこそ品質の高い屋根工事が完成しますので、足場は職人にとっても施主であるお客様にとっても大変重要なのです。

③近隣への配慮

足場を組み立てると、防音シートやメッシュシートなどで建物を囲むこともできます。

塗装の場合は塗料の飛散を防止するほか、大きな音がする工事をできるだけ音漏れしないように近隣へ配慮をすることができます。

 

足場がないとどうなるか メリット・デメリット

屋根工事での足場の重要性をご説明してきました。

最後に足場がないことで生じるメリット・デメリットを確認しておきましょう。

メリット

屋根工事で足場がないと

・足場代が要らないので費用が安く済む
・自宅の周りが取り囲まれないので、いつもと変わらない環境で過ごすことができる

などのメリットがあります。しかし、これらはあくまで、誰もけがをせず工事が無事に終わったときに感じることです。

デメリット

逆に足場を設置しないで工事をするデメリットは

・職人の危険性が高まる、安全を確保できない
・工事の品質が保証できない
・工期がかかる

などがあげられると思います。

足場を組む・解体するにはそれぞれ1日あれば十分ですが、足場がないことで作業効率がおち、足場を設置していた場合より工事が長くなることが予想されます。

また、細かい部分や、地上からは足場を使わないと手の届かない部分などの仕上がりが不十分になるなど、足場のある工事に比べると、品質はさがってしまうでしょう。

 

高品質な工事をご希望なら塗り達まで

費用は掛かってしまいますが、足場を設置した方が工事代金に見合った高品質の工事ができることは間違いありません。

また職人がけがを負えば、施主であるお客様にもご迷惑が掛かります。違法な工事は会社としても容認することはできないため、足場なしの工事はできないと断れてしまうこともあるでしょう。

逆に、足場なしの工事を積極的に進めてくる業者は、デメリットを理解していないか、品質が良くないかのどちらかです。

「足場は屋根工事に必要なもの」という認識で屋根工事の相談を行っていきましょう。

塗り達は、品質管理と安全確保に力を入れています。そのうえでお客様へ最適な工事をご提案できるよう日々勉強を重ねています。

高品質な工事をご希望の方はぜひ塗り達までご相談ください☺

2025年12月15日 更新!

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