外壁塗装で使うマスキングテープ l塗り達
2023年7月14日 公開
この記事では、マスキングテープについて解説しています。
マスキングテープといえば、絵をかくときに絵の具がはみ出ないように貼ったり、最近ではシールのように装飾に使われたりしますよね。
外壁塗装でもマスキングテープを使うことがよくあります。
マスキングテープの特徴
マスキングテープはその名の通り、覆い隠す(マスキングする)ためのテープのことで、
塗装しない場所
コーキングがついてはいけない場所
などに貼って養生する目的で使われます。
普通のテープやガムテープじゃなだめなのか と思ってしまいますが、そこにマスキングテープの特徴があります。
外壁に使用する際は、粘着力が強いしっかり貼れるタイプだと、はがすときに下地が一緒にくっついて取れてしまうことがあるのです。
そのため、マスキングテープはわざとはがれやすいように粘着が弱い状態に作ってあります。
新築時などは、検査の時に指摘箇所を示すのにつけたりするので、色も目立つものや凸凹にもある程度くっつくもの、字がかかるような幅広のものなどいろんな種類があります。
マスキングテープの使い方
外壁では、今塗っている色では塗らないところや、塗ってはいけないところにマスキングテープを使用し塗料がつかないようにします。
シーリングの際は、シール材が必要な個所にのみ充填されるよう、マスキングテープで溝を囲むように貼ります。
また、塗装の際に塗料が飛散することを防ぐために室外機を養生しますが、このビニールをとめているのもマスキングテープです。
マスキングテープや、マスキングテープにシートがついたマスカと呼ばれるものは、養生道具です。
塗装工事が終われば外して捨ててしまうものですが、これらがあるのとないのでは、工事の段取りも、仕上がりの品質も全然違ってきてしまうとっても大切なものです。