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ケラバとは?役割や特徴を解説 l塗り達

2023年8月5日 公開

屋根の工事を検討して調べていると「ケラバ」という聞きなれない言葉が。

これはいったい何? 何かの名前?

と、気になる方のため、本日はケラバについて解説していきます。

ケラバとは

ケラバとは、部品の名前でも、屋根材の名前でもなく、屋根のある場所を指す言葉です。

下の写真の赤く囲った場所をケラバと言います。

切り妻屋根などで外壁から外側へ出ている部分のうち、軒樋がついていない方がケラバです。

 

ケラバの役割

ケラバには3つの役割があります。

①日当たりを調整する

夏は太陽光が直接窓から室内に入るのを防いでくれます。

②外壁を紫外線から守る

直射日光により紫外線は、外壁の劣化を早めます。ケラバがあると太陽の光をうまく遮り、外壁の劣化スピードを少し抑制することができます。

③雨や風が吹き込むのを防ぐ

窓を開けたときにケラバがあるのとないのでは、雨の吹き込み方が違います。屋根からの水切りの役割を果たし、直接外壁や窓に雨風が当たるのを防いでくれます。

ケラバの補修

ケラバは、破風板や水切り板金などでおおわれています。

破風板や水切り板金は、台風や強風で飛ばされることも多く、損傷したり無くなってしまった場合は補修工事が必要になります。

付帯部ってどこ?

風災による被害の場合は、火災保険で修繕が可能な場合があります。

台風通過直後など、なにかいつもと様子が違うと思ったらケラバの板金がなくなっていた!ということも。

ケラバはお家を太陽光や雨風から守る大事な部分ですので、損傷に気づいたら早めに調査を依頼し修繕してしまいましょう。

屋根工事も塗り達にお任せください!

 

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