手摺(てすり)は塗装できる?役割やメンテナンス方法とは? l塗り達
2023年8月19日 公開
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この記事では、手摺(てすり)について解説しています。
手摺は、転落防止や動作の補助のために階段や高所などに取り付けられる部材の事です。
地面と平行になっているものから、階段など上り下りする人が使いやすいように角度がついているものまで、総称して手摺とよんでいます。
手摺の材質
手摺は、
・金属
・アルミ
・樹脂
・木製
などさまざまな材質で作られています。
手摺に体を預けたり、階段の上り下りなどで動作の補助として使う場合は、劣化によるけがなどが心配されます。
いずれの材質でも経年劣化があるため、定期的なメンテナンスが必要です。
手摺のメンテナンス方法
金属の場合
金属でできている場合、一番気を付けなければいけないのは、サビの発生による手摺の劣化です。
さびは、見た目がよくないだけではなく、鉄そのものの強度が落ち最悪の場合崩れたり外れたりする危険性があります。
金属の場合、サビを落として新たなサビの発生を抑制する必要があります。
下地処理としてケレン(研磨)を行い、下塗りとしてさび止めを使用します。
中塗り・上塗りを行い施工完了です。
アルミの場合
アルミでできているものは、手摺に限らず塗装はお勧めできません。
なぜなら、塗料の密着が悪く塗装してもすぐにはがれてきてしまうからです。
アルミは耐久性が高いですが、永久に使えるものではありません。劣化が気になった場合は、手摺の交換がおすすめです。
樹脂の場合
樹脂でコーティングされている手摺もありますが、外壁塗装や屋根塗装と一緒に塗装できるので同じタイミングで塗装がおすすめです。
付帯部の劣化は外壁をきれいにするとより目立ってしまうので、雨戸や雨樋などと同様に塗装することをおすすめします。外壁の色に合わせて色を変えることもできます。
木製の場合
手摺に木材が使われている場合は、表面のささくれや割れなどの劣化に注意しましょう。
室内であればウレタン塗装でコーティングされている(表面がピカピカと輝いている)ものがありますが、同じように塗装が可能です。
屋外の場合、紫外線による劣化がありますので、浸透性の木部塗料か、塗膜をつくタイプの塗料を使ってメンテナンスを行いましょう。
木部は、サイディングや鉄部などに比べて耐久性が低く5年に一度くらいでメンテナンスが必要です。朽ちてしまう前に定期的にお手入れを行いましょう。
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