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雨漏り補修は自分でできる?方法や注意点について解説 l塗り達

2023年11月13日 公開

雨漏りししてるから修理したいけど、業者を呼ぶほどの事でもない・・・お金もかかりそう・・・

「それじゃあ自分で修理をしよう!」とお考えの方必見!

雨漏り修理は自分でできるのか?また方法や注意点は?

自分で修理する雨漏りについて、まとめて解説します!

雨漏り修理は自分でできる?

雨漏り修理は専門的な工事です。

そのため、DIYでの補修も可能ではありますが、あくまで一時的な措置ととらえ、ひどくならないうちに専門業者に依頼した方が無難です。

その理由は、

  • 出口だけふさいでも雨漏りは直らない

  • 不自然な補修をすると雨漏りがひどくなることがある

  • DIY→業者と作業を引き継いだ場合、補修のやり直しに高額な費用がかかることがある

等の事が懸念されるためです。

詳しく解説していきます。

 

出口だけふさいでも雨漏りは直らない

雨漏りは、水の入り口と出口の2を同時に補修する必要があります。

水が出てきている部分だけわかっていて、そこだけふさいでも、入り口がどこかわからない、入り口は放置などの場合水は入ってくる一方です。これでは目に見える雨漏りがなくなっただけで、水の侵入は止まっていないので、いずれまたほかの場所から雨漏りが始まるでしょう。

雨漏りの補修は出口よりも入口を見つける方が重要で、難しいことなのです。

不自然な補修をすると雨漏りがひどくなることがある

入口を見つけて補修をしたつもりになっていても、実はその補修自体が雨漏りを悪化させるということも。

せっかく補修をがんばっても悪くなってしまっては困りますよね。

雨漏りの補修は確実に行い、雨漏りが止まっているかの確認も施工後に行います。

きちんと止まっていることを確認できて初めて「補修できた」といえるのです。

DIY→業者と作業を引き継いだ場合、補修のやり直しに高額な費用がかかることがある

シーリングなどを使ってDIYで雨漏りを補修すると、次に業者が補修に入ったときに補修のやり直しが必要になることがあります。

その場合は、シーリングを撤去するところからスタートしなければならず、別途撤去の費用などが掛かるケースも。

最初から業者に補修してもらった方が時間もお金も無駄にならなかった、ということもあるので、よくわからないままシーリングでガチガチに固めてしまったり、板を打ち付けることはおすすめしません。

 

雨漏り修理の方法

雨漏りの補修は、入り口を探すことから始めます。

雨漏りが起こりやすい場所は次の通りです。

  • 屋根:屋根材の劣化や板金の破損、野地板やルーフィングシートの劣化。トップライトからの雨漏り

  • 外壁:クラックやはがれ、シーリングの劣化

  • サッシ廻り:シーリングの劣化

  • ベランダ:防水層の劣化
  • 付帯部(笠木など):部材の隙間や劣化など

 

雨漏りが起こっている場所から、ある程度のあたりを付け屋根や外壁など雨漏りしていると思われる箇所を徹底的に調査します。

中には「散水試験」といって実際に水をまき、水が入っている箇所を突き止める方法もあります。

(散水試験は雨漏り補修や防水工事を行う前提で行う、工事前の調査のようなもので、別途費用が掛かります)

 

入口を見つけたら、実際に劣化している箇所の補修を行います。

水が回って下地が腐食しているなどの場合は、張替など交換をご提案することもあります。

雨漏り修理で注意したいこと

ご自身で雨漏り補修を行うときに気を付けたい点は次の通りです。

①あくまで応急処置として補修する

先述のように、シーリングなどで固めてしまったり、シートをグルグルと張り付けたりすると、業者が作業に入る前にそれらを撤去しなくてはいけなくなります。特にシーリングの場合、下地に合っていないものなどを使っていると、その上から業者がシーリングを行うことはできず、結局すべてはがして一からやり直しになります。

破損個所をブルーシートで被うなど簡単な処置で済ませておきましょう。

②屋根の上など高所作業は行わない

雨漏りといえば屋根の上にあがって補修・・・のイメージがありますが、屋根の上は高所で大変危険です!

普段上がっている職人でさえ、相当の神経を使って作業を行います。

屋根の上の作業はご自分では行わず、業者に任せるようにしてください。大変危険です。

雨漏り修理は専門業者へ!

雨漏り補修は専門的な工事です。

特に屋根など、高所での作業も多いため、無理せず雨漏り専門の業者に作業を依頼しましょう。

塗り達では、調査から補修までトータルに雨漏り工事を承っています。

ご相談はお気軽に、お電話かネットからお問い合わせください。

 

 

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