塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

相見積もりはマナー違反!? 外壁塗装ではおすすめする理由 l塗り達

2024年1月3日 公開

この記事では相見積もりについて解説しています。

相見積もりとは、商品を発注する際に1社ではなく複数社に見積を依頼し、比較検討する方法です。

企業では当たり前のように行われていますよね。

また、皆さんもお店で物を買ったり、サービスを利用しようとするとき、A店とB店でどちらが安いか、どちらがよりお得か、どちらがより信頼できるか と自然と比較検討しているのではないでしょうか?

たまに相見積もりをしていることがわかると、露骨に嫌な顔をされる、マナー違反ですよというようなことを言われる・・・というお話を耳にします。

しかし!相見積もりはマナー違反でも失礼でもありません!

外壁塗装工事では、むしろ相見積もりをおすすめしています!

 

外壁塗装工事で相見積もりが大事な理由

外壁塗装工事において、特に塗り達では相見積もり大歓迎です!

なぜなら「お客様に納得して工事を依頼していただきたいから」です。

下記に詳しく理由を解説していきます。

理由①工事内容がわかりにくい

外壁塗装工事は、ただ色を塗るだけではありません。しかし必要な工程や補修方法は専門的で、よくわからない、全然知らないという方がほとんどだと思います。

また、およそ10年に一度しか工事しないため、2回目の工事のお客様でも前回の記憶がなかったり、そんなに細かい説明されなかった!とよくわからないまま工事を終えている方多いのです。

見積書や施工の提案は、業者によって違います。相見積もりを取って説明を聞くことで、工事の内容がわかるようになります。

理由②費用の相場がわかりにくい

外壁塗装工事の見積書はわかりにくいことが多いです。書き方に決まりがないので、業者によっていろいろな表記方法をとっているためです。

例えば

「外壁塗装工事 一式 〇〇万円」

のような、一式表示。シンプルで簡潔ですが、「一式」の中身が全然わかりませんよね。

このような表示方法であっても担当者が「一式にはこれとこれとこれが含まれています」と説明できれば問題ありません。

ただ、工事内容をよくわからず契約してしまうと、「一式」の中に含まれていない工事内容を後から追加請求される可能性が非常に高くなります。

そのほかにも、

「外壁塗装 〇〇万円

 塗料代 〇〇円

 手間賃 〇〇円

 etcetc・・・・・・・」

と内訳を細かく書いている見積書も。これも細かく書いていても本当に必要なのか?がわかりません。

また必要なものが網羅されているのかも判断しづらくなります。

 

このように、見積書に書く基本の工事内容がまちまちなので、金額の差があっても本当のところどれくらいの金額かかるものなのか?がわかりにくくなっています。複数で見積もりを取ると、なんとなく費用の幅がわかってくるので、高すぎるところ、安すぎるところがわかります。相見積もりはご自宅の費用の相場を知るために、重要な情報になります!

わざとわかりにくく書いていることもあるので、書かれている内容の具体的な中身がわかりにくい場合は確認しておきましょう。

 

理由③必要な補修がわかるようになる

外壁塗装工事の際には、クラックや欠けなどの補修、シーリングの劣化補修など、塗装工事以外に一緒に行った方がよい補修もあります。

これらの補修は、すべてのお家で必要なものではなく、劣化症状も必要な補修も個別のケースで異なります。そのためご自分ではわからなくても、複数の業者に診てもらって相見積もりをとると、必要な補修がわかってきます。

相見積をとることで、必要な補修がわかり、無駄なく漏れのない工事ができるのです。

外壁塗装工事の見積は安さだけを見ない

外壁塗装工事は高額な工事です。

少しでも安い方がありがたいですが、せっかく足場を組んで工事をしても必要な補修がされていなかった、塗り残しがあったなど、施工不良につながる工事は避けたいですよね。

そのため相見積りをとって確認するべきことは、価格だけではないんです。

品質と価格のバランス、その後10年のフォローがあるかなど、長期的に見積を見て検討しましょう。

施工業者からすると、品質に自信がない、説明に説得力がない場合ほど相見積もりを嫌う傾向にあります。

お客様がよくわからないまま契約さえ済ませればいい!と考える業者も残念ながら存在します。

 

施工品質に自信があるからこそ、塗り達では相見積もりをおすすめしています!

他社の見積書でわからないことがあるとご質問をいただくことも

そのようなご相談も大歓迎です。

外壁塗装のことなら、どこにも負けない知識と経験があります。

ぜひ一度塗り達へご相談ください!

 

 

 

 

 

2025年10月31日 更新!

屋根塗装で使うマイティシリコンとは?特徴や施工方法を解説

2025年10月31日 公開 屋根塗装で使うマイティシリコンは、乾式コンクリート瓦専用の塗料です。 マイティシリコンの特徴やメリットを知ることで、乾式コンクリート瓦のメンテナンスを高品質なものにできます。 今回はマイティシリコンについてご紹介します。 目次マイティシリコンとはマイティシリコンの施工事例施工前高圧洗浄マイティシリコン1回目マイティシリコン2回目乾式コンクリート瓦のメンテナンスは塗り達におまかせ! マイティシリコンとは マイティシリコンは、オリエンタル塗装工業の乾式コンクリート瓦専用の塗料です。 ▶オリエンタル塗装工業 マイティシリコン 製品情報 乾式コンクリート瓦とは、セメント・水・砂などを混ぜ合わせ、圧縮して乾燥させて作る屋根材です。 コンクリートなので防水性がなく、表面はスラリー層という着色料とセメントを混ぜたもので塗装されています。 乾式コンクリート瓦は洋瓦とも呼ばれ、1970~80年代に人気があったモニエル瓦がなどが有名です。 マイティシリコンは、スラリー層で着色される乾式コンクリート瓦専用の屋根塗料です。メーカーからも塗り替え推奨塗料として認定を受けていた実績の高い塗料です。 基本的に下塗りが不要で、スラリー層をしっかりと除去した後に塗装します。グレードとしてシリコン塗料となっており、弱溶剤の環境にやさしい塗料です。耐久年数は8~10年です。   マイティシリコンの施工事例 マイティシリコンは乾式コンクリート瓦専用の塗料です。 モニエル瓦の施工事例をご紹介します。 施工前 表面の塗膜が劣化した状態ですが、屋根材はまだまだ使用できます。 高圧洗浄 モニエル瓦の着色スラリー層は、塗装前に完全に除去する必要があります。 通常の高圧洗浄機ではなくトルネードと呼ばれる水が渦巻状にでる高圧洗浄機のノズルを使って洗浄します。 マイティシリコン1回目 マイティシリコンは基本下塗りが不要です。今回は吹付にて塗装を行っていますがローラ―塗装も可能です。 マイティシリコン2回目 マイティシリコン2回目です。乾式コンクリート瓦は防水性に乏しいのでしっかり塗膜の厚みを付けて塗装します。   乾式コンクリート瓦のメンテナンスは塗り達におまかせ! 乾式コンクリート瓦は、スラリー層の完全除去と屋根材に合った塗料を使ったメンテナンス方法が必須です。 耐久性の高いメンテナンス工事なら塗り達にお任せください! 乾式コンクリート瓦の塗装工事も承っております。お気軽にご連絡ください。    

MORE

2025年10月30日 更新!

外壁の隙間は塗装で埋める?サイディングボードの施工について

2025年10月30日 公開 サイディングボードはデザインが豊富で人気のある外壁材です。 決まった大きさのボードを貼り合わせて施工するので、ボードとボードの間には隙間があり目地はシーリング材で埋めています。 このボードの隙間の縦のラインと、もう1つ横のライン隙間があるのをご存知ですか? 実は、横ラインの細い隙間は、塗装では埋めない、開けたままにしておくべき隙間なんです。 隙間を塗装しない理由 サイディングボードは気密性が高く隙間を埋めてしまうと、通気が取れなくなり内部で湿気が溜まります。 内側に湿気が溜まり続けると、雨漏りしているような湿度の高い状態になり、塗膜が内側からはがれたり、外壁材が膨張して浮いてきてしまったりする原因になります。 塗り忘れているようにもみえるこの隙間は、実はあけておいて正解な隙間なんです。 また構造上、この隙間からは雨が入り込まないようになっていますのでご安心ください。 シーリングを打っている縦のラインは幅が広く、劣化で隙間生じたままになると雨漏りの原因となりますのでメンテンナンスが必要です。 サイディングボードの塗装工事なら塗り達にお任せ下さい!      

MORE

2025年10月19日 更新!

屋根塗装は不要って本当?その理由や真偽とは?

2025年10月19日 公開 屋根の塗装工事はメンテナンス方法としておすすめですが、「屋根塗装が不要」といわれるケースがあります。 果たして本当なのでしょうか? 屋根塗装が不要といわれる理由や、その真偽について解説します。 目次屋根塗装が不要といわれる理由「塗装が不要」な屋根材もある塗装できないほど傷んでいる塗装ができない屋根材である「塗装は不要」は屋根材により本当のことといえる 屋根塗装が不要といわれる理由 屋根塗装が不要といわれる理由には、次のようなものがあります。 「塗装が不要」な屋根材もある 塗装工事とは、塗膜を新しくつけなおす作業を行います。 そのため、元々塗膜がない屋根材では「塗装が不要」といわれます。 塗膜がない屋根材とは、日本瓦など釉薬がかけられた陶器の瓦です。 お茶碗などと同様に、塗装されているわけではないので塗膜の劣化がなく塗装が不要なのです。 塗装できないほど傷んでいる 先ほど出てきたように、塗膜をつけなおす作業を行い屋根材を保護することが目的で塗装工事を行いますが、「塗装は不要」なほど屋根材自体が痛んでしまっているケースがあります。 塗膜の劣化を放置していると、屋根材の劣化が進行し、欠けや割れなど塗膜を付けても意味がないほど傷んでしまうのです。 塗装ができない屋根材である スレートの中には、塗装ができない屋根材が存在します。 初期のノンアスベストスレートと呼ばれる屋根材は、塗装工事によってさらに傷みが増すため、塗装が不要(塗装できない)屋根材として知られています。 ▶詳しくはこちらの記事をご覧ください 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ塗装NGの屋根材がある? 塗ってはいけない屋根材について l塗り達https://nuritatsu.com/blog/497982024年10月12日 公開屋根塗装は、塗料で塗膜を付け屋根材を保護するメンテナンス工事です。しかし、屋根塗装を行えない屋根材があるのをご存知ですか?屋根材すべてが塗装ができるわけではないのが現状です。今回は塗装NGの屋根材についてお伝えします。塗装ができない屋根材今回取り上げる塗装ができない屋根材とは、「本来ならメンテナンスとして塗装が有効だが、塗装ができないほど劣化がひどい、塗装によってもっと状態がひどくなる屋根材」を指します。塗装工事は塗料を新しくつけなおすことで新しい塗膜になり、屋根材... 「塗装は不要」は屋根材により本当のことといえる 屋根塗装が不要かどうかの判断は、難しいケースがあります。 特に劣化状態やノンアスベストスレートかどうかの判別は、施工店でも念入りに調査し判断しますので、難しいケースが多いでしょう。 今回ご紹介した以外のスレートや金属屋根、アスファルトシングル、モニエルなどの屋根材は、10年目くらいからメンテナンスが必要です。 「塗装が不要ときたけどうちはどうかな?」 そんなときは屋根塗装の施工店にご相談ください。 塗り達は、屋根の点検・メンテナンスのご相談・見積・施工提案など幅広く承っております。 お気軽にご連絡ください!    

MORE