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屋根塗装に足場は必須!!足場なしの工事がNGな理由 l塗り達

2024年3月16日 公開

屋根塗装の見積に必ず入っているものが「足場代」です。

ビケ足場

足場は工事中だけ組み立てて使うものですが、約20万円と費用もかかります。

そのため「足場なしで工事できないの?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

結論から言うと、屋根塗装工事に足場は必ず必要です!

この記事では、足場の役割や重要性、屋根塗装で足場なしがNGな理由を解説していきます。

足場とは

足場は高所の作業などを行う際に組み立てて使うもので、単管足場・ビケ足場などいくつかの種類があります。

塗装工事で使われれるのは一般的に「ビケ足場」と呼ばれるもので、戸建て住宅の場合約半日で組み立てることができます。

足場とメッシュシート

足場の役割と重要性

足場の役割は、

  • 職人の安全確保
  • 作業効率の確保

です。

職人は屋根や外壁など高所で作業を行います。しかも手には塗料缶や刷毛などの道具を持っています。

はしごで上ることが不可能なわけではありませんが、両手に道具を持ったまま何度も上り下りしたり、場所を移動することはとっても大変かつ危険が伴います。

足場を組むことで職人が安全に屋根で作業ができ、かつ作業効率も上がるのです。

 

足場なしで工事を行うデメリット

足場なしで工事を行うと、次のようなデメリットが考えられます。

職人が危険にさらされる

前述のように足場がない作業場では、職人の安全は保障されません。もちろん足場があっても細心の注意を払うことは必要ですがはしごや脚立で作業する危険性はそれ以上です。

作業効率が下がり、工期が長引く

はしごや脚立で作業を行う場合、手の届く範囲はか限られています。

場所を移動するたびに、はしごから落り、はしごを移動させてまた昇る・・・

作業効率が下がって時間がかかるのは想像に難くないでしょう。

1日で終わる作業が数日かかったり、一気に塗り上げてしまわないとムラになってしまったりすることも考えられます。足場はよい作業を行うためにも必須です。

 

塗料の飛散や高圧洗浄の水の飛散など、近隣に迷惑がかかる

足場を組む際には、メッシュシートをかけます。

建物をメッシュシートに被うことで、塗料が飛散したり高圧洗浄機からの水が飛び散ることを多少防いでくれます。

また職人の転落防止の役割もあります。

建物がむき出しのまま作業を行うと、敷地内においてある車に塗料が飛んだり、近隣へ水が飛び散ったりとトラブルのもとになりかねません。

足場をメッシュシートで安全かつ周りに迷惑が掛からない作業環境を作るので、やはり足場は必須なのです。

足場に関する法律はあるの?

実は足場に関する法律が存在しており、「足場が必要」な理由には法的な根拠もあります。

参考:労働安全衛生規則 第二編 第十章 通路、足場等 (第五百四十条-第五百七十五条)一部抜粋

事業者は、足場(一側足場を除く。第三号において同じ。)における高さ二メートル以上の作業場所には、作業床を設けなければならない。

 

足場なしで工事ができるケース

上記の法律に照らすと、高さが2mを超えない場合の作業は足場がなくてもよいということになります。

例えば、地面に立ったまま届く場所の部分的な塗装やシーリング、2m未満の高さで脚立などで作業ができる場合です。

2階部分となるとかならず2m以上になるため、1階部分でかつ低い部分の部分的な補修などが当てはまるケースといえます。

足場代を含めたパック料金をご用意!京都市の塗装工事は塗り達まで

屋根塗装に足場は必須です。

もし足場なしでもできます!などといわれても職人の安全が確保できていなければ、よい工事とは言えませんよね。

塗装工事は工事後も長いつきあいになるので、安全第一の施工店で工事を依頼したいものです。

塗り達は、外壁塗装パック料金をご用意しています。

足場代も含まれた金額なので、屋根塗装をセットで行うとお得です!

塗装工事なら塗り達までご相談ください!

 

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