塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

宇治市にお住まいのお客様からお問合せがあり外壁・屋根を塗装させていただきました。

みなさまこんにちは
塗り達営業の田口です。

そろそろゴールデンウィークですが、お出かけのご予定は立てられておられますでしょうか?
私は天気が良ければバイクで奈良の生駒山まで行こうかと考えています🏍

さて今回は宇治市にお住いのお客様よりお問い合わせがあり、屋根壁の塗装工事をさせていただきましたのでご紹介させていただきます。

 

外壁・屋根の現状

以前の外壁・屋根の塗装から20年ほどたったため2度目の塗装をご希望されました。

塗装前の状態ですが、外壁はチョーキングが出ています。
チョーキングとは既存の塗膜が劣化することにより粉状になる現象です。
この現象が起きる始めると外壁の防水性能が失われ始めたサインです。

     

屋根はひび割れはありませんでしたが色褪せて屋根材の先には汚れが溜まり以前の塗料が落ちてしまっている状態です。
屋根は触ることはできませんでしたが外壁と同様にチョーキングが起こっていると考えられます。

   

塗装の前にしっかりと高圧洗浄を行い汚れを落としてから塗装を行っていきます。

施工内容

外壁と屋根で塗装回数と施工内容が変わってきます。

外壁は              屋根は
①下塗り1回            ①下塗り1回目
②上塗り1回目           ②下塗り2回目
③上塗り2回目           ③タスペーサー挿入
の3回塗り             ④上塗り1回目
                 ⑤上塗り2回目
                 の4回塗り

 

施工開始

外壁

外壁はALC外壁と金属サイディングボードの2種類があるため下塗りをそれぞれの外壁に応じて変えています。
そうしなければ塗装後の不具合につながってしまうからです。

ALC外壁下塗り エスケー弾性プレミアムフィラー(水性塗料)

鋼製サイディング外壁下塗り マイルドボーセイ(錆止め・油性塗料)

それぞれに下塗りをしたら続いて上塗りです。
下塗り材をそれぞれ水性・油性と変えているように上塗り材も下塗り材に合わせる必要があります。

今回は外壁塗料にエスケープレミアムシリコンをお選びいただきましたので、水性のエスケープレミアムシリコンと
油性のエスケープレミアムNADシリコンを塗装していきます。

水性塗料    油性塗料

上塗りは2回行うことで塗膜がしっかりと形成されて塗料の持つ耐候年数をしっかりと発揮することができます。

屋根

屋根に使う下塗り材は浸透性の高いものとなっており、下地の屋根材を補強してくれる役割を持っています。
屋根材の劣化が進んでしまうと塗料が屋根材に染み込んでいく吸い込みという現象が起こってしまいます。
屋根の下塗り塗装は通常2回塗りですが、吸い込みが激しい場合は3回塗りすることもあります。

屋根下塗り

下塗りが終わるとすぐに上塗りを行うのではなくタスペーサーという部材を屋根と屋根の間に差し込んでいきます。
タスペーサーとは塗装によって屋根同士が引っ付いてしまうことを防ぐためのものとなっています。
屋根材同士が引っ付いてしまうと、入り込んだ雨水を排水することができず、湿気をため込むこと原因になり不具合に
つながってしまいます。
そのため屋根の塗装工事には必ずタスペーサーの挿入が必要なのです。

タスペーサー挿入

屋根の上塗りは2回行っていきます。
外壁と同様、2回塗りを行うことで塗料の持つ耐候年数をしっかりと発揮することができます。

屋根上塗り

屋根壁以外に雨樋や雨戸などの付帯物も塗装させていただきました。

最後に

今回は外壁・屋根の塗装をさせていただきました。
外壁材が2種類あったため下塗り材と上塗り材の種類を変更いたしました。
外壁の素材によって塗料を変えて施工をしないと不具合が起きてしまいますので、塗装の知識や実績のある業者に工事を頼みましょう。

弊社は、お家に伺っての無料診断・お見積りの提出を無料で行っておりますのでご安心ください。
ドローンを飛ばしてお家の隅々まで見させていただきます🚁
また、塗装後の屋根の写真もドローンを使って撮影させていただきます!
少しでも気になることがございましたらお気軽に弊社にお声掛けくださいませ。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

2025年12月23日 更新!

屋根塗装で起こる毛細管現象とは?原因や対策も解説

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塗り達 スタッフ
2025年12月22日 更新!

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2025年12月21日 更新!

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