屋根塗装の最適な時期はいつ?その理由と耐久性について
2024年6月8日 公開
屋根塗装工事は1年中いつでも可能です。
但し、塗料には使用できる条件があり、耐久性にも大きく影響します。

そこで今回は、屋根塗装の最適な時期について解説します。いつ工事しようかとお悩みの方は是非参考にしてみてください。
目次
屋根塗装の最適な時期は春と秋!
ずばり屋根塗装の最適な時期は、、春と秋!です。
春と秋は人間にとっても過ごしやすい時期ですよね。
適度な気温と湿度があり、晴れが多いのも特徴です。
日本は年間を通して雨が降りますので、雨天による施工の遅れはあるものの、作業しやすく塗料も乾燥しやすいため最適な時期といえるでしょう。
屋根塗装ができる条件
屋根塗装をする際には、施工してもよい条件が決まっています。
気温5度以上・湿度85%以下
屋根塗装に限らず、塗装につかう塗料の扱いでは、気温は5度以上、湿度は85%以下でないと施工できないとされています。
気温が低すぎると塗料がうまく伸びず、また湿度が高すぎると表面に水分が付着して施工不良を起こす可能性があるからです。
この手、春と秋は気温・湿度ともにクリアしている日が多いので最適な時期といえるのです。
雨天など悪天候ではない
乾く前の塗料にとって雨は天敵です。
塗料は、塗った後十分に乾燥させて密着し、耐久性が高まります。
雨の日は塗装面に水分が付着する可能が高く、施工不良の原因となってしまいます。
また夜露などで外壁が濡れている状態で塗料をのせることも施工不良の原因になります。
乾燥後は雨にぬれても大丈夫ですが、塗装しているとき、乾燥期間ともに雨が降ってしまうと完全に乾くまで施工を中断する必要が出てきます。
屋根の場合:高温になりすぎると気泡の原因に
日本の四季の中で、気温の条件が合わない可能性が高いのが冬です。しかし夏は来温湿度ともにクリアでき、工事によさそうにも思えます。
しかし屋根塗装の場合、屋根表面の温度が上がりすぎることが施工不良の原因となることがあります。
屋根表面の温度は真夏では50~65℃と目玉焼きが焼けるくらい暑くなります。
そんな熱々の鉄板のようなところに塗料をのせると、塗料が揮発してしまい仕上がりに気泡が入ってしまうことがあります。
まったく工事ができないわけではありませんが、あまりに気温が高い日は工事を見合わせることもあります。
屋根塗装で条件を守らないと起こりうるデメリット
屋根塗装での条件について解説しました。
これらの条件を守らず施工してしまうと、何度か出てきた「施工不良」に陥ってしまいます。
施工不良とは、正しくない方法で施工したことによって起こる不具合の事で、例えば10年耐久するといわれていたのに1,2年ではがれてきたり、性能を発揮できない状態になってしまうことを言います。
施工不良が疑われる事例では、
- 雨の日に施工した
- 十分に乾燥していなかった
など施工条件面での不備のほか
- 塗料が十分に撹拌できていなかった
- 下地に合わない塗料を使った
- 古い塗膜をきれいにできていなかった
などの施工時の不手際や知識不足が原因となっています。
せっかくいい塗料を使っても条件がそろっていなければよい性能は発揮できません。
屋根塗装の事なら塗り達まで!
春・秋も塗装には最適に時期ですが、施工方法を守って正しく施工することがとっても重要です。
塗り達では、社長はじめ一級塗装技能士が数多く在籍。現場経験豊富な職人が一軒一軒丁寧に仕上げています。
屋根塗装を秋にご検討の方は、早めに現地調査をして工事の計画を立てていきましょう。
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