外壁塗装で簡単に模様付けができるパターンローラーとは? l塗り達
2024年7月30日 公開
「外壁を個性的にしたい」
「のっぺりした外壁を印象的にしたい」
外壁塗装で色ばかりではなく、模様を付けることができるパターンローラーについてご紹介します。
パターンローラーとは
パターンローラーとは、ローラーの表面に特殊な加工をして、外壁の表面を転がすだけで模様を付けることができるローラーの事です。
(出典:大塚刷毛製造株式会社 パターンローラーパンフレット)
外壁塗装で塗膜を付けるために使うローラーは、大きさやローラー部分の素材に様々なタイプがあります。
サイディングを塗装する場合は、元々柄や凹凸がついていることが多く、凹凸面にもしっかりと塗膜を付ける必要があるので、ウールローラーなど柔らいローラーを使って塗装を行います。
モルタル外壁に厚塗りするマスチック工法では、塗料をたっぷりつけるためにたくさんの穴が開いたマスチックローラーを使います。
表面は細かな立ち上がりができる独特の仕上がりになります。
パターンローラーはこれらの塗膜を付けるためのローラーとは違い、あらかじめ外壁面に塗料をのせた状態で上をなぞることでパターンを押し付けていきます。
外壁塗装でパターンを付ける方法
外壁塗装ではパターンローラーのほかにも模様を付ける工法があります。
吹付け
塗料を吹き付けで模様を作る方法です。
吹き付けてそのまま仕上げる方法のほか、乾く前に表面を抑えるヘッドカットなどがあります。
左官仕上げ
手作業で模様を付ける左官仕上げは、自在に模様を付けることができるまさに職人技が生きる仕上げ工法です。
単純に色を塗り替えるだけではない意匠性のある個性的な外壁に仕上がります。
多彩工法(サイディング)
元々凹凸のあるサイディングボードであれば、その凹凸を生かして2色や3色を使った多彩工法仕上げもあります。
特殊なローラーで多色で塗装を行うことで、凹凸+色の印影が付き、立体的で個性的なおしゃれな外壁に仕上がります。
- 施工前
- 施工後
外壁をパターン付けで仕上げるメリット
外壁塗装の際にパターン付けで仕上げるメリットには次のようなものがあげられます。
個性的
外壁塗装では色を変えることが主になってしまいますが、色だけではなく仕上げを変えることでガラっと印象を変えられます。
お家全体に施工するばかりではなく、玄関回りや外塀など一部分だけアクセントとしてパターン仕上げを入れることで、個性的な仕上がりになります。
のっぺりしない
ツルツルに仕上げた外壁もきれいですが、自然なパターンの凹凸があることで陰影が生まれ、のっぺりした印象を脱却できます。モルタル外壁では色に加えてパターン付けでのっぺり感を軽減できるでしょう。
既製品ではない面白さがある
様々な模様から選べるサイディングもよいですが、どうしても均一で画一的になりがちです。
パターン付けなら職人の手作業で一つ一つ仕上げていくため、面白い外壁が出来上がるでしょう。
外壁塗装のパターン付けは、職人技が光る仕上げ工法です。ただの外壁塗装じゃつまらない!という方は熟練の職人が多数在籍する塗り達にご相談ください♪