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屋根のリフォーム工事でおすすめの素材とは? l塗り達

2024年10月6日 公開

屋根を新しくするリフォーム工事で、新しい屋根材を選べるので外観が大きく変わります。

また選ぶ素材によっては耐震性や耐久性がアップし、屋根工事がお家全体の耐久性につながることもあります。

本記事では、屋根のリフォーム工事で使う屋根材のおすすめ素材をご紹介します。屋根工事をご検討の方は参考にしてみてください。

そもそも屋根工事とは?

そもそも屋根工事とはどういった工事を指すのでしょうか?

リフォームの屋根工事と呼ばれるものには、大きく分けて次の二つがあります。

葺き替え工事

今葺いてある屋根材をすべて取り払い、新しい屋根材を付けることです。

屋根材の下の防水シートやその下の野地板まで貼りなおすこともあります。屋根の骨組みより上はすべてやり直すような大規模な工事です。

メリット:野地板から貼りなおすため躯体の状態がよければ、お家寿命がさらに延びる

デメリット:工事期間が長い、費用がかかる

カバー工法

カバー工法とは、今葺いてある屋根材は撤去せずその上から新しい防水シートや屋根材を葺いていく方法です。

メリット:工事費用は葺き替えに比べると比較的安い

デメリット:屋根が2枚分の重さになってしまうため、現在の屋根材によっては葺き替え工事ができない(日本瓦など)

屋根工事で選びたい おすすめ屋根材

屋根工事では屋根材を新しくすることができるため、耐震性や耐久性のアップをご希望なら軽量で耐久性の高い屋根材がおすすめです。

金属屋根(ガルバリウム鋼板)

金属屋根は軽量かつ施工がしやすく、現代のモダンな住宅にもなじむため人気があります。

一昔前のトタン屋根も金属屋根の1つですが、最近は断熱性の高いものやデザインやカラーがおしゃれなものがたくさんあり、新しい屋根にはピッタリです。

ガルバリウム

スレート屋根や日本瓦からの葺き替えで人気が高いのがガルバリウム鋼板です。

最近では外壁材としても使われるなど、耐久性の高さと軽さが特徴です。

耐用年数:25~30年

ハイブリットセメント瓦(ルーガなど)

ケイミューが販売しているROOGA(ルーガ)シリーズは、セメント瓦の一種で、樹脂や繊維を含有している耐久性の高さが特徴の屋根材です。

スレートと同じような作りですが、重厚な見た目でかつ軽量なため、日本瓦からの葺き替えなどに最適です。

屋根葺き替え

定期的なメンテナンスが耐久性を高める

屋根は定期的なメンテナンスでさらに耐久性を高めることができます。

日本瓦以外の屋根材には、塗装工事が有効です。

塗り達 施工事例

屋根の葺き替えやカバー工法を行った後も定期的なメンテナンスで長くきれいに使いましょう。

屋根のメンテナンスや屋根工事のご相談は塗り達まで!

 

 

 

 

2025年10月11日 更新!

屋根工事を行うべき劣化症状とは?お家の耐久性維持のためのポイント

2025年10月11日 公開 屋根のメンテナンスを行うための方法にはいくつかの種類がありますが、その中でも大規模改修と呼ぶ屋根リフォームが屋根工事です。 屋根工事ほどの大きなリフォーム工事を行うべき劣化症状について知って、上手にメンテナンス計画を立てましょう。 目次屋根工事とは屋根工事を行うべき屋根の劣化症状割れや欠けが多いさびによる穴あきが発生している雨漏りしている下地が痛んでいる板金がなくなっている屋根のメンテナンスのご相談は塗り達! 屋根工事とは 屋根工事とは、屋根を葺くことに関する工事です。 リフォームやメンテナンスに関する屋根工事では、例えば、 屋根を取り替える(葺き替え) 今ある屋根の上からあたしい屋根を葺く(カバー工法) 板金などの破損を補修する工事 等の工事があります。 屋根工事には分類されないことが多いメンテナンス方法としては、屋根塗装工事があります。 こちらは屋根材の塗膜を新しくする工事であり、屋根を葺く作業は含まれません(屋根の一部差し換えなどを行うことはあります) 屋根工事を行うべき屋根の劣化症状 屋根のメンテナンスを考えたとき、塗装工事ではなく屋根工事を行うべき時があります。 下記に様な劣化症状が見られたら塗装工事ではなく、屋根工事を検討します。 割れや欠けが多い スレートなど薄い屋根材の場合、あまりに劣化すると内側からもろくなり割れたり欠けたりすることがあります。 多少の割れや欠けは、差し替えやシーリングの補修で直せることもありますが、あまりの損傷が激しい場合は、塗装工事を行っても意味がないことがあります。屋根材にも耐久年数がありますので、劣化状態によっては屋根材を新しくすることを検討する必要が出てきます。 さびによる穴あきが発生している 金属屋根の劣化症状で最も警戒するべきなのがサビです。 サビは金属の腐食といわれ、塗膜が正常に機能していれば金属と空気や水が触れ合うことなくサビの発生を抑制できます。 しかしサビた状態で長期間放置していると、浸食がどんどん広がり穴あきなど深刻なダメージにつながります。 このような状態まで劣化していれば、次項の雨漏りもしている可能性があるため、葺き替え等の検討します。 雨漏りしている 屋根材がどんなにきれいに見えても、その下で雨漏りが起こっていることがあります。 実は屋根材自体に防水性能はなく、屋根材の下のルーフィングシートと呼ばれる防水性のあるシートが雨を防いでいます。 ルーフィングシートの劣化によって雨漏りが起こっている場合は、いくら屋根材をメンテナンスしても雨漏りは止まりません。屋根材をめくってその下にあるルーフィングシートの敷きなおしを行います。 下地が痛んでいる 雨漏りが進行していると、ルーフィングシートのさらに下の野地板や梁まで傷んでいることがあります。 このような場合も屋根材だけきれいにしてもそのうち重みに耐えきれなくなってしまい、崩落のリスクもあるため、屋根をめくって下地の補修を行います。 板金がなくなっている 台風などの強風の影響を受けやすい袖板金や棟板金は、屋根の隙間をカバーするために取り付けられている部材です。 板金が飛んで行ってしまうと、たちまち隙間が現れ雨漏りを起こします。 なくなってしまった板金は新しいものを取り付ける必要があるため、早期補修が必要です。 屋根のメンテナンスのご相談は塗り達! 屋根工事が必要になる劣化症状についてご紹介しました。 葺き替えやカバー工法などは、塗装工事に比べると費用も高額な大規模修繕になります。 雨漏りや使えなくなるほど屋根材が痛む前であれば、塗装工事でメンテナンスできることも多いので、定期的に点検し計画的なメンテナンスを心掛けましょう。 まずは屋根の状態を知ることから始めてみてください。 屋根点検・メンテナンスのご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください!  

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2025年10月7日 更新!

外壁塗装で部屋が臭い?!原因や対処方法を解説

2025年10月7日 公開 「外壁塗装工事をすると部屋の中が臭くなった!」 「このにおいはなんのにおい??」 「工事のにおいはいつまでつ続くの?」 外壁塗装工事を行うと、お部屋の中にいてもいつもと違うにおいに戸惑ってしまうかもしれません。 外壁塗装工事のにおいは、致し方のないケースもありますが、工事前ににおいについて知っておくと、対策も取りやすくなります。 これから工事を控えている方、外壁塗装工事を考えている方はぜひ最後までお読みください。 目次外壁塗装で部屋が臭くなる原因外壁塗装工事中のにおい対策においの少ない塗料を選ぶ一時的に外出する洗濯物は部屋干しする部屋の内側から隙間の養生をする外壁塗装工事のご不安はどんなことでもご相談ください 外壁塗装で部屋が臭くなる原因 外壁塗装工事で部屋が臭くなる原因は、ずばり塗料です。 塗料は無臭のものはまれで、外壁塗装など高い耐久性が求められる塗料ではにおいがきついことが多くあります。 塗料のにおいの正体は「溶剤」で、塗料を希釈(薄める)際に使うシンナーのにおいが臭く感じる原因です。 シンナーのにおいは、身近なところでいうと油性マジックのにおいです。油性マジックと同様に油性塗料を使う工事ではシンナーのにおいがいつもり違う部屋のにおいとして臭く感じるケースが多いでしょう。 外壁塗装工事中のにおい対策 外壁塗装工事で発生するにおいは塗料が原因のため、工事を行うなら必ず発生してしまいます。塗料を使わない塗装工事はできないですので、完全ににおいをなくしてしまうことは難しいでしょう。 そのことを踏まえた上で、におい対策としては次のような方法があります。 においの少ない塗料を選ぶ 工事前にできる対策としては、においの少ない塗料を選ぶことです。 強烈に感じる塗料のにおいは、前述のように溶剤(シンナー)のにおいです。 溶剤を使って希釈する塗料は油性塗料と呼ばれますが、希釈に水を使う水性塗料もあります。 水性塗料のほうが油性塗料よりもにおいは少ないため、においに敏感な方や心配な方は水性塗料の使用を施工店に相談してみましょう。 ▶水性塗料と油性塗料についてはこちらの記事もご覧ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ外壁塗装は油性塗料と水性塗料どちらがおすすめ?それぞれのメリットデメリットhttps://nuritatsu.com/blog/52248 2025年2月17日 公開外壁塗装工事で使う塗料には、水性塗料と油性塗料がありますが、「外壁塗装を行うならどちらがいいの?」「なんとなく油性塗料のほうがもちがよさそうだけど水性塗料をすすめられた」等のお声が多くあり、水性か油性かどう選べばいいのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、外壁塗装を行うなら油性塗料と水性塗料のどちらがおすすめなのか、またそれぞれのメリットデメリットについて解説します。これから外壁塗装を検討される方は、参考になさってください。水性塗... 一時的に外出する 外壁塗装工事期間はおよそ2週間ほどありますが、その間ずっと塗料をいる扱っているわけではありません。 塗装中と乾燥時間中が最もにおいが強くなります。工事中は基本的に在宅できますが、工程表を確認して塗装を行う期間だけ一時的に自宅から離れることも1つの手です。 洗濯物は部屋干しする 塗装工事中は高圧洗浄時など洗濯物は室内に入れなければいけませんが、においが気になる方はしばらくの間部屋干しを続けましょう。室内がにおう場合、屋外のほうがにおいが強烈に残っています。 部屋の内側から隙間の養生をする 窓を閉めていても少しの隙間からにおいが入ってきている可能性があります。 工事中は窓の開け閉めができないので、思い切って内側からも隙間を養生してしまう方法を試してみましょう。 外壁塗装工事のご不安はどんなことでもご相談ください 外壁塗装工事中のお部屋のにおいは、塗料を扱う工事である以上避けては通れない問題です。 しかし軽減する方法や対策はありますので、においのほかにも工事でご不安なことがあればどんなことでもご相談ください。 外壁塗装の事なら塗り達まで!お気軽にご連絡ください            

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2025年10月6日 更新!

屋根塗装はフッ素とシリコンどちらがおすすめ?特徴や違いを解説

2025年10月6日 公開 屋根塗装を検討される際に、よく比較されるのが「フッ素」と「シリコン」。 だいたいどこの施工店でも取り扱っており、見積も2種類の比較がよく出されます。 「フッ素とシリコン、どっちらいいの?」 「どんな違いがあるの?」 「特徴を知って自分で選びたい」 そんな方のために、屋根塗装のフッ素とシリコンの違いや特徴についてご紹介します。 これから屋根塗装の方、すでに見積済のかたも是非参考になさってください。 目次屋根塗装のフッ素とシリコンフッ素とシリコン それぞれの特徴とメリットデメリットフッ素塗料シリコン塗料フッ素とシリコン どちらがおすすめ?屋根塗装の事なら塗り達! 屋根塗装のフッ素とシリコン 屋根塗装で使うフッ素とシリコンとは、上塗り材の塗料の種類のことを指しています。 上塗り材とは、屋根塗装で一番外側に見える塗料で、色をお客様が選ぶトップコートとよばれる塗料です。 塗料は樹脂・顔料・溶剤から構成されていて、フッ素やシリコンは樹脂の種類です。 塗料の分類方法は様々ありますが、樹脂の部分がフッ素のものをフッ素塗料、シリコンのものをシリコン塗料と呼んでいます。 フッ素やシリコンという分け方は、塗料のグレードと呼ばれることもあり、このほかにウレタン塗料や無機塗料などがあります。 フッ素とシリコン それぞれの特徴とメリットデメリット 屋根塗装におけるフッ素塗料とシリコン塗料の特徴や、メリットデメリットを確認しておきましょう。 フッ素塗料 フッ素塗料は歯磨き粉やフライパンの表面加工などに用いられる耐久性の高いフッ化物を含む塗料です。 対候性 耐熱性 撥水性 に優れており、屋根塗装で使った場合の耐久年数は10~15年となっています。 一方で、 塗膜が硬い 価格が高い などの特徴がありデメリットととらえられる面もあります。 費用相場は3,000~5,000円/㎡ シリコン塗料 シリコン塗料は屋根塗装ではよく使われる塗料で、コスパの良い塗料です。 耐用年数は7~10年ほどで、フッ素塗料よりは価格も安くワンランク下のグレードの位置付けられます。 種類・色が豊富 高対水性 高撥水性 高防藻性 等のメリットがあります。 フッ素塗料に比べると対候年数は下がり、外壁とセットでシリコン塗装すると屋根だけ早く傷んでしまうケースもあります。 相場は1,800~3,500円/㎡くらいで、遮熱効果などプラス性能がある塗料もあります。 フッ素とシリコン どちらがおすすめ? フッ素塗料もシリコン塗料も屋根塗装の塗料としては、十分に耐久年数のある塗料といえます。 もちろんフッ素塗料のほうが耐久年数が高いので、長期間メンテナンスしたくないという方はフッ素塗料もおすすめです。 こまめにお手入れしたい、建て替えの予定があるなど長い耐久年数は必要ないという方はシリコン塗料でも十分といえますので、ライフスタイルや予算に合わせて選ぶのがおすすめでしょう。 屋根塗装は、同じ屋根材では最大3回くらいまでといわれます。 それ以上は塗膜ではメンテナンスができないほど傷みが進んでしまうため、葺き替え工事やカバー工法などを検討することになるでしょう。 あと何年くらい現在の屋根を使いたいのか、何度目のお手入れなのかなども、見積を依頼する際に施工店に相談しておくと、よりご希望に沿った提案を聞くことができるでしょう。 屋根塗装の事なら塗り達! 屋根塗装のフッ素とシリコンについて解説しました。 フッ素よりもグレードの高い無機塗料もありますが、何が何でもグレードが高くて耐久年数が長い塗料がよいかといえばそういうことでもありません。 お客様やご家族様のライフプランやご希望に合わせて選ぶことが最善の選択だといえます。 塗り達では屋根塗装の見積や施工提案のご依頼を承っています。どんなことでもお気軽にご相談ください。    

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