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塗装NGの屋根材がある? 塗ってはいけない屋根材について l塗り達

2024年10月12日 公開

京都市、宇治市、八幡市の皆様こんにちは!

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屋根塗装は、塗料で塗膜を付け屋根材を保護するメンテナンス工事です。

しかし、屋根塗装を行えない屋根材があるのをご存知ですか?

屋根材すべてが塗装ができるわけではないのが現状です。今回は塗装NGの屋根材についてお伝えします。

塗装ができない屋根材

今回取り上げる塗装ができない屋根材とは、

「本来ならメンテナンスとして塗装が有効だが、塗装ができないほど劣化がひどい、塗装によってもっと状態がひどくなる屋根材」

を指します。

塗り達 施工事例 

塗装工事は塗料を新しくつけなおすことで新しい塗膜になり、屋根材を保護することができるのですが、塗装できない屋根材は、塗装することによってさらに劣化がひどくなってしまう、本末転倒な状態になる屋根材の事です。

日本瓦など塗装がメンテナンスにはならない屋根材は含まれませんので注意しましょう。

ここからは、現在判明している塗装できない屋根材をご紹介します。

パミール

ニチハ株式会社(公式サイト)

▲出典 ニチハ株式会社公式サイト

塗装できない屋根材といえば名前が挙がるのがニチハのパミールです。

石綿の健康被害が問題になったことから、石綿を使っていないスレート屋根材として1996年に生産が開始されました。

(公式:無石綿高級屋根材 新生「パミール」発売

しかし建材を強くする石綿を除いたことから、施工後およそ10年で表面が剥離する劣化が起こるようになり、とても塗装でメンテナンスできる状態ではなくなってしまうことが判明しました。

現在のところ、ニチハはパミールのリコールには応じていません。もしご自宅の屋根がパミールであれば、塗装ではなく葺き替えやカバー工法など屋根材を新しくする方法がおすすめです。

コロニアルNEO

旧 株式会社クボタ(現ケイミュー)(公式サイト

コロニアルNEOが㈱クボタ(現ケイミュー)が2001年から販売していたノンアスベストの屋根材です。

ニチハのパミールと同じく、ノンアスベストの屋根材で割れや反りなどの劣化が顕著に表れることが特徴です。

発売当時の㈱クボタはその後、松下電工㈱の外装建材部門が統合し「クボタ松下電工外装株式会社」となりましたが、2010年に社名を現在の㈱ケイミューに変更しています。

ケイミューは、コロニアルシリーズとして、コロニアルクアッドやコロニアルグラッサ、ほかにもルーガなど多数の屋根材を販売しています、いずれもノンアスベストですが、コロニアルNEOのような早期の劣化は認められていないようです。

現状ケイミューはコロニアルNEOをリコール対象としていません。塗装ができない屋根材なので、施工店は葺き替え等の屋根工事をご提案する屋根材の1つです。

 

レサス

旧 松下電工株式会社(現ケイミュー)(公式サイト

現ケイミューの松下電工が1999年に発売したレサスもノンアスベストのスレート屋根材で、強度に問題があり早期劣化が見られる屋根材です。同じく塗装によるメンテナンスはおすすめできません。

セキスイかわらU

旧 セキスイフーテック(現 積水屋根システム)(公式サイト

セキスイのかわらUはも塗装ができない屋根材として名前があがりますが、実は同じかわらUという名前でアスベスト含有のものと、ノンアスベストの2種類が存在します。

最初の販売は1975年で当時から1990年までに製造されたものはアスベストを含有していると考えていいでしょう。

その後2007年までに製造されたかわらUはノンアスベストで、パミールやコロニアルNEOのようにノンアスベストのため劣化が早く塗装できない屋根材になっています。

ザルフ

旧 株式会社クボタ(現ケイミュー)

ザルフは1997年から製造され当時はアスベストを含む屋根材でしたが、法規制等により2001年~2006年に製造されたものはノンアスベストです。

経年劣化により反り返りや割れが顕著にみられます。

アーバニー

旧 株式会社クボタ(現ケイミュー)

アーバニーも旧クボタの屋根材です。アーバニーは1982年から製造されており、当時アスベスト含有の屋根材でしたが、1994年アスベストの含有率を低くしたもの、2001年からノンアスベストとなったものが劣化が激しく塗装できない屋根材になっています。

グリシェイドNEO

旧 株式会社クボタ(現ケイミュー)

グリシェイドNEOもコロニアルNEOと同様に旧クボタの屋根材です。2001年ノンアスベストの屋根材として販売されました。

ひび割れや反りなどが見られ、塗装ができない屋根材の1つです。

塗装できない屋根材は初期のノンアスベスト屋根材に多い

ここまで商品名別に塗装できない屋根材についてお伝えしました。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、いずれも塗装できないほど劣化が激しく耐久性に乏しい点が特徴です。

アスベストについて

劣化が早くなってしまった要因は「ノンアスベスト」であること。

アスベスト

アスベストは健康被害が問題になり2004年に完全に規制されましたが、建材を強く耐久性の高いものにすることができたため、屋根材だけではなくいろいろなところに使われていました。

1990年ごろからアスベストの含有率を抑える製品が開発され、やがてまったく使われていないノンアスベストの製品へと移行しますが、この移行期に製造された初期のアスベスト規制の製品が耐久性が低くなっているのです。

販売開始されてから8~10年ほどで耐久性など様々な問題がおこり、各社販売を停止する事態になりました。

その後もノンアスベスト製品は販売されていますが、初期の劣化状態を改善し、現在は耐久性の高い製品が多く出回っています。

もし塗装できない屋根材だったら

屋根を葺いたときには、まさか将来塗装ができない屋根材とは、誰も思っていなかったことでしょう。

しかしメンテナンスの時期になって初めて塗装できないほどの劣化、塗装ができない屋根材であることが判明するケースもあります。

現状、メーカーがリコールなどには対応していないため、もし相談するとすれば建て元や屋根を施工した施工店ということになります。しかし、時間もかかるうえに対応してもらえない、建て元がすでにないというケースもあるため、塗装以外のメンテナンス方法を探すことになる方が多いようです。

スレート屋根はどれもよく似た形をしており、判別するのがなかなか難しい場合もあります。

屋根の調査で判明した場合は現状できるメンテナンスを選択し、お家を長持ちさせることを検討することをオススメします。屋根塗装を行ってもお金を無駄にするだけで全く意味がないからです。

塗り達は塗装できない屋根のご相談も随時受け付けております。

ノンアスベストで劣化の激しい屋根材はまだ現役で活躍しているケースが多くあります。

塗装できない屋根材といわれた、一度屋根を見てほしい、他の方法はある?などのご相談は下記よりお気軽にご連絡ください。

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