屋根の融雪工事とは?雪おろし軽減に役立つシステムについて l塗り達
2025年1月4日 公開
屋根の融雪工事を知っていますか?
京都や滋賀でも数年に一度大雪が降ることがありますが、冬の間ずっと雪が積もっているような地域の場合、大変なのが除雪作業です。

屋根の上の雪は、その重みで屋根が変形してしまったり、落雪による事故があったりと、積もったままにはしておけない危険なものです。
今回は屋根の融雪工事についてご紹介します。
融雪工事とは
融雪工事とは、雪を解かす設備を設置する工事の事です。
屋根のほかにも道路などに設置されているところもあります。

屋根の雪を早くおろすために、雪を溶かして積もり続けないようにするのが目的です。
融雪方法
屋根の融雪工事は、屋根のヒーターや温水パイプ、散水装置を設置し、温水やガスなどを使って雪を解かす方法です。
屋根の一部または全部に設置することができ、後付けも可能です。
雪が深い東北などの豪雪地帯のほかにも、屋根の形状や地域によって取り入れていることがあります。
メリット
- 雪が積もりすぎない
- 雪下ろしが楽になる
デメリット
- 電力や灯油代がかかる
- 設置費用が必要
雪下ろしの手間や危険性を考えれば、費用面のデメリットは小さいかもしれません。雪が深く、冬中降っているような地域ではコスパの高い方法ともいえるでしょう。
部分的デカンタ南アパイプなどの設置であれば、35万円くらいから施工できます。
大掛かりで施工面積も広くなると200万円~300万円ほど必要になることもあります。









