外壁塗装は油性塗料と水性塗料どちらがおすすめ?それぞれのメリットデメリット
2025年2月17日 公開
外壁塗装工事で使う塗料には、水性塗料と油性塗料がありますが、
「外壁塗装を行うならどちらがいいの?」
「なんとなく油性塗料のほうがもちがよさそうだけど水性塗料をすすめられた」
等のお声が多くあり、
水性か油性かどう選べばいいのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、外壁塗装を行うなら油性塗料と水性塗料のどちらがおすすめなのか、またそれぞれのメリットデメリットについて解説します。これから外壁塗装を検討される方は、参考になさってください。
水性塗料・油性塗料とは
そもそも水性塗料と油性塗料とは何なのか?2つの塗料の違いから確認しておきましょう。
塗料を構成する成分は、主に
- 顔料:色を付ける
- 樹脂:シリコン、ウレタン、フッ素など
- 溶剤:塗装後に揮発する部分
に分かれます。
溶剤は、顔料や樹脂を溶かし液体にするために用いるもので、
- 水性塗料は水
- 油性塗料はシンナー
を溶剤として使って希釈します。
水性塗料と油性塗料の違いは、この溶剤が水かシンナーかです。
水性塗料・油性塗料のメリット・デメリット
水性塗料と油性塗料のそれぞれのメリット・デメリットは次の通りです。
水性塗料 | 油性塗料 | |
メリット | ・においが少ない ・扱いやすい ・引火性が低い | ・耐久性が高い ・乾燥が早い |
デメリット | ・油性塗料に比べると耐久性がやや低い ・乾きづらい(乾燥に時間がかかる) | ・においがきつい |
水性塗料のメリットは、においが少なく安全性が高いことです。
油性塗料は、シンナー臭がありますが耐久性が高く揮発も早いので、乾燥にかかる時間が短く済む傾向にあります。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、耐久性の面では昔に比べると2つの差はかなり縮まってきていて、水性塗料でも長持ちする塗料が数多く発売されています。
外壁塗装の主流は水性塗料
現在は外壁塗装で使う塗料の主流は、水性塗料になってきています。
メリットデメリットの項でもあったように、
- 臭気が少ない
- 安全性が高い
など使いやすい塗料であることに加え、各メーカーが性能のよい水性塗料を多数開発していることが関係しています。
エスケー化研のプレミアムシリコンは、ラジカル制御塗料でF☆☆☆☆(フォースター)を獲得している水性塗料です。
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