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外壁塗装の工期はどれくらい?日数の目安や長くなる原因も解説

2025年9月20日 公開

「外壁塗装工事はどれくらいに日数がかかるのか知りたい」

「予定より長くなることはないの?」

「工期はどうやって決まるの?」

外壁塗装工事を検討するときに気なることの1つが、「工事日数」かと思います。

工事前にだいたいの工期目安がわかっていれば、いつ工事をするのか計画が立てやすくなりますよね。

そこで今回は外壁塗装工事の工期について、目安日数や予定より長くなってしまうケースなどをご紹介します。

外壁塗装工事の工期目安はおよそ5日~10日前後

外壁塗装工事の平均工期はおよそ5日~10日前後となっています。

外壁塗装工事にはたくさんの工程があり、正しく作業を行うと最低でもこれくらいの日数がかかります。

作業工程を確認しておきましょう。

足場組立

最初に足場を組み立てます。

足場組みは半日~長くても1日ほどで終わります。

養生

塗料の飛散防止のため、養生を行います。

玄関付近は足元にも、また足場の単管でけがをされないようにスポンジをまいたり、トラテープを貼ったりします。

高圧洗浄

外壁の汚れや古い塗膜を洗い流すために高圧洗浄機で洗浄を行います。

お家の大きさにもよりますが、大体1日のうちに終わります。

下地処理

外壁 ひび割れ補修

ひび割れ(クラック)などがある場合は塗装前に補修を行います。

サイディングの場合はシーリングの打ち替えなども行います。

補修箇所の有無や量にもよりますが、だいたい1日~2日で終わります。

下塗り

外壁 下塗り

塗装工程は下塗り剤を使った下塗りから始めます。

高圧洗浄の水が完全に乾いていることを確認し塗装に入ります。

この後下塗りの乾燥時間を設けます。気候にもよりますが、完全に乾くまで半日~1日かけて乾かします。

中塗り

外壁 中塗り

下塗りが完全に乾いたら中塗り(上塗り1回目)を行います。

ここでもしっかり乾燥時間をおいて、塗料を密着させます。

上塗り

外壁 上塗り2回目

最後にもう一度同じ色の上塗り材を使って上塗り2回目を行います。

上塗り2回目が乾いたら、塗装工程は完了です。

この後、塗り残しや塗りムラ、境い目の仕上げなどを修正し、完了検査をもって工事完了となります。

足場解体

隅々まで完了検査を行ったら足場を解体します。

足場の解体もおよそ半日で終わります。

 

外壁塗装工事の工期は長くなっても短くはならない

外壁塗装工事の作業工程はたくさんあります。

特に塗装においては、塗った後の乾燥時間がとても重要で、しっかり乾燥させることで密着するので、この時間は短縮することはできません。

そのためほかの工程がどんなに早く終わっても、どんなに小さな面積の塗装であっても、最低でも5日ほどはかかってしまいます。

「たった1日で終わるなんで、なんて手の早い職人さんだ」と感心できません。生乾きの状態で次の塗装を行うと数年ではがれてくる施工不良になってしまいます。

塗膜の剥がれ

あまりに早く工事が終わっている場合は注意しましょう。

工期が長くなる理由

逆に工期が予定より長くなってしまうこともあります。主な原因は「天候」です。

塗装工程は雨の日は行うことができません。

そのため、途中で雨が続くと作業が中断し、工期が予定より長くなってしまうことがあります。

雨でも作業が可能なのは、足場の組み立て解体と、高圧洗浄作業ですが、これらも台風など悪天候の中では職人の安全確保ができないため作業できません。

あらかじめ台風がきそうとわかっているときは、工事開始日をずらして対応することがあります。足場を組んでから台風が来ると危険なためです。

その他、予定外の補修必要箇所が見つかった等の場合は作業工程が増えるため工期が長くなることがあります。

外壁塗装工事なら塗り達!

外壁塗装工事の工期について解説しました。

屋外の工事のため、どうしても天候に左右されます。長くなることはあっても極端に短縮して終わることはないことを知っておきましょう。

外壁塗装工事なら塗り達にご相談ください!