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京都市電「N電」 法要施設へ生まれ変わる~完~ 

現場ブログ 2021.02.13 (Sat) 更新

 

京都市電「N電」の修繕工事についてのお話しです。

 

↓これまでの記事はこちら↓

 

 

 

 

 

 

 

これまで複数の記事に分けて工事の様子をお届けしておりました。

いよいよ今回でラストです!!

 

 

 

 

 

車体の足元にはレールが設置され、

レールと、レールに付いている色々な生き物たちも塗装させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このレールは、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をイメージし、

空からやってきた京都市電がお客様を乗せ、再び空へと旅立っていくようなデザインにされたそうです。

 

 

電車の近くには、明治時代当時の表記方法に基づいた駅看板が設置されています。

 

そして、京都市電「N電」と同じ年数を経た、樹齢100年のオリーブも植えられました。

 

 

 

 

 

それではっ!!

皆様お待ちかねの完成のお写真でございます!!

 

 

 

内装はこの様に仕上がりました!!!

 

 

 

 

 

 

 

壁の上部に広告をはめ込む額が残っていたため、

電車が走行していた時代の車内広告を再現されています。

 

 

 

 

 

 

 

外観はこのように仕上がっております!!!

 

 

乗降する際の足場にはステップを設置し、車いすユーザーや高齢者の方、

小さな子供さんにも安心して利用ができるようにフラットな造りになっています。

 

扉が付けられたのは、車内の空調管理と防犯の為とのことです。

 

 

 

 

京都市電「N電」は、明治45年の製造から昭和36年まで北野ー京都駅前を走行していた電車です。

 

京都市の大宮交通公園から

大阪府交野市の「ハピネスパーク交野霊園」へ譲受され、法要施設として蘇りました。

 

 

法要の予約が入っていない日や時間帯には、霊園見学のお客様との商談室としても利用されるそうです。

 

 

新型コロナウィルスの影響もあり公開日は未定とのことですが、

日程が決まりましたら、皆様ぜひ足を運んでいただけると幸いです

 

 

 

“塗り達”がいつも外壁塗装工事などでお世話になっている

“地域のみなさま”の暮らしを長年支えてきた素敵な「N電」に対して、

 

塗り達なりの恩返しをさせていただけたことに、とても感謝しております。

 

ありがとうございました*+.゜

 

 

 

 

 


 

#お役立ちコラム #N電 
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