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【知っておいていただきたいこと】塗装できる屋根材・できない屋根材があります l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】 

現場ブログ 2021.06.30 (Wed) 更新

皆様、こんにちは

京都に地域密着20年、施工実績3000棟超の外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修専門店【塗り達】です^^

京都市、宇治市、八幡市を中心とする、京都府全域に向け外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修の工事をご提供いたします。

いつもブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!

 

「石綿」という素材をご存知でしょうか?
別名:アスベスト というこの素材は、長期間体内へ取り込むことによって健康に悪影響があるということがわかり、2004年には石綿を1%以上含む製品の出荷が原則禁止、2006年には同含有率が0.1%となり、実質的に現在の建材には使用されていません。

それ以前の屋根材は、アスベストを含むものが多いのですが、現に使用されている物(例:建材として建物に組み込まれている状態)は、引き続き使用されている間、製造等の禁止の規定は適用されないため、メンテナンスの時期には葺き替えを行われたりしています。

アスベスト自体は、人体への悪影響はあるものの、屋根材としてはとても強固で頑丈であるため、なかなか割れにくく、長い間使えるものが多いのです。

 

2004年からは、アスベストを含まない屋根材を急ピッチで製造・販売したため、そのころに製造された屋根材はそれ以前のものに比べて脆い場合があります。

どのように脆いかというと、「塗装によるメンテナンスができない」のです。

塗装によるメンテナンスを行う場合は、塗料を塗るわけですが、塗料の成分によって屋根材がバリバリに割れてしまう等、「メンテナンスをしているはずが、屋根材が壊れていく」 という現象が起きてしまいます。

 

「バリバリになってきているからと塗料を塗ってメンテナンスをしようとしたら、もっとひどくなってしまった・・・」

残念ながら、お家に使用されている屋根材によっては、このようなことが起きてしまいます。
近年の住宅に多く使われているカラーベストは各社製造・販売を行っていますが、どの屋根材も外見が非常に似ており、外して裏を見たり、サイズを測らないと、正確な製造元がわからない場合も多くあります。

「塗装することで割れてしまいます」
ということを公表し、塗装しないように呼び掛けているものもありますが、車のリコールのようにすぐに不具合がわかるものではないのが、屋根材です。メンテナンスの時期になって、初めて「この屋根材は塗装できない」ということが現場でわかることもあるのです。

 

今年は2021年。
ノンアスベストの屋根材が製造され始めた2004年から15年目です。

その頃の新築の住宅の多くが、塗装・メンテナンスの時期に差し掛かってきています。

 

お家を建てたときには、だれも予想もしていなかったことが、今になって判明し、「塗装でメンテナンスができない」 ということが起きています。

お客様には、ご自宅のメンテナンスをされる際に塗装できない屋根材があるということを知っておいていただきたいのです。

 

建て元の会社がすでにない、ということも少なくなく、ご相談する場所がないというお話も耳にします。
もちろんお客様の責任ではありません。
メーカーに問い合わせたら保証してくれた ということも今後あるかもしれません。

 

いま塗り達にできることはなにか。
それは、「塗装できない」「このままでは将来不具合が起きる」ということが分かった時点で、
『不具合が起きる方向へ無理に施工を進めていかない』 ということです。

私たちは、現場でこのようなことが判明した場合は、お客様のご自宅を守るためにも、無理に塗装は進めず、葺き替え等、建物自体をこれからも長く使っていけるように施工の変更のご提案をさせていただきます。

 

また、現地調査の際にはどのような建材が使われているのか書かれているお家の仕様書を合わせて確認させていただくことで、事前にどのような屋根材か調査することができますので、工事が始まってからの施工方法の変更をしなくてはいけない事態をできるだけ減らしていけるのではないかと考えています。

 

大切なご自宅をお任せいただいたからには、プロとして最後まで投げ出さず、全力で頑張ります。

お客様におかれましても、何卒ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。


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#外壁塗装 #お役立ちコラム 
2025年11月23日 更新!

屋根塗装前に落とすべき屋根の汚れと洗浄方法について

2025年11月23日 公開 屋根塗装工事では、塗装工程の前に必ず高圧洗浄を行います。 わざわざ機械を使って高圧洗浄するのには理由があります。 今回は屋根塗装の高圧洗浄作業で落とす汚れやその理由について解説します。 目次高圧洗浄で屋根をきれいにする理由高圧洗浄でおとす屋根の汚れと洗浄方法屋根塗装のご相談は塗り達! 高圧洗浄で屋根をきれいにする理由 屋根塗装の工程で高圧洗浄を行う理由は、耐久性と品質確保のためです。 塗装工事では、塗料が下地にしっかりと密着するほど耐久性が高くなります。密着力が高まる要因は、塗料の乾燥時間、塗り方のほか、下地がきれいであること。 古い塗膜や汚れが付着した状態でその上から塗装を行うと、古い塗膜もろとも新しい塗膜も簡単にはがれてしまうのです。 お化粧と同じで下地を塗る前に必ず洗顔し、お肌の状態をきれいに整えてからのほうがメイクのノリや持ちがよくなりますよね。 屋根塗装でも塗装前にしっかりきれいにし、下地をまっさらの状態にしてから塗装を行います。 高圧洗浄でおとす屋根の汚れと洗浄方法 屋根塗装の高圧洗浄では、 カビ・コケ 古い塗膜 鳥糞 サビ などを高圧洗浄作業で落とします。 水の力だけで落とすのが難しいコケなどはバイオ洗浄をすることもあります。 また、モニエル瓦のスラリー層と呼ばれる着色層を落とす際には、トルネ―ド洗浄を行います。 スラリー層は古い塗膜の1種ともいえますが、完全に落としきってから塗装を行わないと簡単にはがれてきてしまいますので、トルネード洗浄でしっかりときれいにします。 高圧洗浄だけで落とせないサビなどは、サンダーややすりを使って研磨します。 屋根塗装のご相談は塗り達! 屋根塗装の高圧洗浄は、塗装が終わってみれば行っていたかどうか判別するのは不可能なくらい、終わってみるとわからない作業です。 しかし、見えない部分も正しく施工することで、見た目の美しさだけではなく耐久性も質も高い工事ができます。 高品質・高耐久な屋根塗装なら塗り達にご相談ください!

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2025年11月22日 更新!

外壁塗装工事で電気を使うことはある?電気代の負担は?

2025年11月22日 公開 外壁塗装工事など、外回りの工事で電気を使う場合、誰が電気代を負担するのでしょうか? 外壁塗装工事は、手塗りの場合ほとんど電気を使いませんが、電気機器を使う場合、電源の貸与をお願いすることが一般的です。 今回は、外壁塗装工事で電気を使う場面や、電気代について解説します。 目次外壁塗装工事で電気を使う場面撹拌機サンダー電気よりも水道のほうが使うことが多い外壁塗装工事での電気代外壁塗装のご不明点はお気軽のご連絡ください 外壁塗装工事で電気を使う場面 外壁塗装工事で電気を使う場面はとても少ないですが、施工店によっては下記のような場面で使用することがあります。 撹拌機 塗料の種類にもよりますが、きちんと混ぜる際に電動の撹拌機を使用することがあります。 サンダー まれにコンセントを使用するサンダーを使うケースがあります。現在は充電式のものが多いので、サンダーで電源を使うことはほとんどないでしょう。 電気よりも水道のほうが使うことが多い 動力は充電式や、ガソリンエンジンを使用するため電源をし与するケースは少ないでしょう。 しかし外壁塗装で必ず行う工程の1つ高圧洗浄では必ず水を使います。 水道は持ち運ぶことができないため、水栓をお借りすることになります。 外壁塗装工事での電気代 外壁塗装で電気や水道をお借りする場合は、事前にご承知をいただいた上で無償貸与いただいる施工店がほとんどです。 どうしても電源や水栓が使えない場合は事前に打ち合わせを行います。 電気代はサンダーや撹拌機を使用しても、何日間もずっとではないので数百円程度と考えておきましょう。 外壁塗装のご不明点はお気軽のご連絡ください 外壁塗装での電機や水の使用は、基本的にお客様宅でお借りするケースが多いでしょう。 どうしても難しい場合は事前にお打ち合わせください。 また外壁塗装についてご不明点がございましたら、どんなことでもお気軽にご相談ください。    

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2025年11月21日 更新!

雨漏りの原因は詰まり?気を付けたい症状や対処方法とは

2025年11月21日 公開 その雨漏りの原因、実は「詰まり」かもしれません! ベランダやバルコニーなど、防水施工している場所の排水が機能していないと、雨漏りの原因となってしまうことがあります。 今回は排水詰まりによる雨漏りについて解説します。 目次雨漏りの原因となる排水つまりとは?1,水が排水されず長時間床が水たまりになる2,溜まった水が排水の接合部から染み出す排水の詰まりの対処法雨漏りが起こってしまっていたら補修工事を 雨漏りの原因となる排水つまりとは? 排水の詰まりが雨漏りの原因となる理由とは次の通りです。 1,水が排水されず長時間床が水たまりになる 防水工事がされている場所は、水が床面にしみこむのを防ぐようになっているので、雨が降った後排水されないとプールの様に水たまりができてしまいます。 排水(ドレン)は防水工事とセットで必ず施工されており、床の勾配と排水機能が正常な状態で初めて防水工事が機能します。 床にしみこまず、排水もされないと、床面に水が長期間にわたってたまり続け、カビやコケの発生など床面を痛める原因にもなります。 2,溜まった水が排水の接合部から染み出す 長期間にわたって水が溜まっていた李、水位が上がってくると、接合部から水がしみ出し雨漏りとなってしまいます。 特に、床面よりも立ち上がりやドレンの接合部は雨漏りしやすい場所です。水たまりができないように排水をうまく機能させることが重要です。 排水の詰まりの対処法 排水が詰まる原因は、 落ち葉や枯葉 洗濯くず 砂やほこり などです。 毎日こまめに掃除することで詰まりを防ぐことができます。 特に強風や大雨のあとは枯葉などが運ばれてきて溜まるケースが多いので、ほうきやはさみで取り除きましょう。 雨漏りが起こってしまっていたら補修工事を すでに雨漏りが起こってしまっている場合は、ドレン改修や防水工事の補修工事などが必要です。 雨漏りを放置していると、どんどん状態が悪くなるので気づいたらすぐに点検・補修をご依頼下さい!  

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