塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

屋根材 アスファルトシングルとは?? l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】

現場ブログ塗装の豆知識 2022.01.17 (Mon) 更新

屋根材には、瓦・スレート・金属など様々な種類がありますが、

 

「アスファルトシングル」という屋根材を耳にされたことはありますか??

 

アスファルトシングルは100年以上前に北米で開発され、

主にアメリカやカナダで一般的に普及している屋根材になります。

 

お洒落でモダンな雰囲気のあるアスファルトシングルは、

新築の一戸建てを検討されている方にじわじわと人気が出ており、

 

軽量で価格も安く、他の屋根材にはないメリットがあることから、

既存の屋根材をアスファルトシングルへ葺き替えをする方も、最近では増えてきているんですよ☆

 

今回は、そんな美観に優れている屋根材「アスファルトシングル」について

ご紹介したいと思います。

 

 

 

■アスファルトシングルとは?

 

アスファルトシングル屋根の画像

 

 

≪特徴≫

アスファルト(原油に含まれる炭化水素類で最も粘度が高く、重質なもの)

をガラス基材に浸透させ、その表面に石粒を吹き付けて接着させています。

シート状になっているので、人の手で扱いやすく、

複雑なカタチをした屋根に対しても施工することが可能な屋根材です。

 

 

洗練された意匠性と優れた機能性を持っており、

軽量で加工しやすいといった魅力が米国では人気のひとつです。

 

開発された当初は 

「火に弱い」という欠点があったため、

日本の防火地域や準防火地域では使用することができませんでした。

 

しかし、現在では建築基準法の改正により使用することが認められ、

防火材認定を受けた屋根材が流通しています。

 

 

北米で定番の屋根材ではありますが、

だからといって洋風な家にだけ合うといったことでもなく

 

落ち着きのある和風の家にもマッチするカラーバリエーション(石粒の色)も持っているので、

ぜひ、多様な色合いをご覧になられてみてくださいね。

 

 

アスファルトシングル屋根の画像

 

 

メリットとデメリット

≪アスファルトシングルのメリット≫

・石粒で覆われているため傷つきにくい

・錆びにくい

・軽量で耐震性が高い(地震対策に適している)

 

アスファルトシングルは、柔らかい素材なので、

瓦屋根のような硬い屋根材のようにひび割れることがなく、

金属屋根材のように錆びついたりもしないのでおすすめです。

 

また、非常に軽量で住宅に負担をかけにくく、地震に強いのも嬉しいメリットです。

 

 

≪アスファルトシングルのデメリット≫

・強風に弱く、表面の小石が落ちてくる

・湿気に弱いため、カビが生えやすい

 

アスファルトシングルは6mm程度の薄い軽量のシートとなっています。

これにより、強風によって飛ばされたり、剥がれや破れが起こる場合がありますので、

定期的に破損箇所がないかチェックしてあげるとよいでしょう。

 

また、経年劣化によって小さな石が落下してくることがあります。

石粒の無くなった箇所を放置すると見た目が悪くなるだけでなく、

屋根の劣化を早めてしまう原因にもなりかねますので、

 

5年~10年ごとに定期メンテナンスをすることをおすすめします

 

 

アスファルトシングルのメンテナンス方法は、

葺き替え・カバー工法・塗装工事と劣化状況によって変わりますので、

気になる症状がございましたら、専門業者へぜひご相談ください

 

 

<塗り達の施工事例はこちら>

 

 

 

#お役立ちコラム #屋根塗装 
2025年12月2日 更新!

京都で雪に備える屋根塗装の知識と冬季メンテナンスポイント

2025年12月2日 公開 冬の訪れとともに、屋根の劣化や不具合が気になり始める方も多いのではないでしょうか。 特に京都のような地域では、積雪量は多くないものの寒暖差が大きく、屋根の塗膜や下地へのダメージがじわじわと進行しやすい気候といえます。 この記事では、冬の京都で屋根塗装を検討する際に知っておきたいポイントや、屋根の状態を長持ちさせるためのメンテナンス方法について解説します。 目次京都の冬に屋根塗装はできる?寒さや雪が屋根に与える影響とは?屋根塗装で冬に備えるためのポイント京都の気候に合った塗装タイミングと信頼できる業者選びを京都の冬に合わせた屋根塗装で安心の住まいを 京都の冬に屋根塗装はできる? まず気になるのは「冬でも屋根塗装が可能なのか?」という点ですよね。 結論から言えば、京都のように比較的温暖で雪が積もりにくい地域であれば、冬でも屋根塗装は十分に可能です。 ただし、気温や湿度が一定の基準を満たす必要があります。 塗料メーカーは一般的に「気温5℃以上、湿度85%未満」を施工条件としており、京都市内であれば日中の気温がこの条件を満たす日も多くあります。つまり、天候を見極めたうえで施工計画を立てれば、冬でも問題なく塗装ができるのです。 寒さや雪が屋根に与える影響とは? 冬の京都では、降雪量自体は多くなくても、霜や凍結、夜間の冷え込みによる結露が屋根の劣化要因になります。 特に金属屋根では結露が原因で内部に錆が進行したり、塗膜の膨れや剥がれが発生することもあり、日ごろから目を配る必要があります。 瓦やスレート屋根でも表面に小さなひび割れが生じやすく、そこから水が染み込むと凍結による膨張→収縮を繰り返し、劣化が進行します。 このような目に見えにくいトラブルを防ぐためにも、塗装による保護は重要なメンテナンス手段です。 屋根塗装で冬に備えるためのポイント 京都のような地域で冬の前後に屋根塗装を行う場合、以下のようなポイントを意識することで、より効果的なメンテナンスが可能になります。 下地の点検を重視する  塗装前にしっかりと屋根のひび割れや浮き、サビの有無を点検し、必要に応じて補修してから塗装することで、仕上がりの耐久性が向上します。 防水性の高い塗料を選ぶ  遮熱・防水・防カビ機能などを備えた高性能塗料は、寒さや湿気による劣化に強く、冬場の結露や水分の影響を軽減してくれます。 風の強い日や雨・雪の予報がある日は避ける  施工スケジュールは、できるだけ安定した天候のタイミングで調整できるよう前もって準備を進めましょう。施工期間中に冷え込みが厳しくなる予報があれば、職人と相談して日程を再調整するのもポイントです。 京都の気候に合った塗装タイミングと信頼できる業者選びを 冬シーズンの塗装では、「年末年始に備えて屋根を綺麗にしたい」「春先に備えて今のうちにメンテナンスしたい」といったニーズが高まります。ただし、気温や天候によって施工スケジュールの柔軟な調整が必要になるため、地域の気候をよく知る塗装業者に相談するのが安心です。 また、冬季に屋根塗装を行った場合でも、施工後の保証や定期点検などアフターフォローの体制が整っているかどうかも大切なポイントです。万が一のトラブルに備え、信頼できる業者を選びましょう。 京都の冬に合わせた屋根塗装で安心の住まいを 冬の京都は屋根にとって見えないダメージが進行しやすい時期です。寒さや霜、結露などによる劣化を防ぐためにも、定期的な屋根塗装や適切なメンテナンスが大切です。 冬でも条件さえ整えば問題なく施工可能なため、「寒い時期だからこそ塗装の必要性を見直すチャンス」と捉えるのがよいでしょう。京都の冬に合わせた塗装と、的確なアドバイスができる業者選びで、住まいの安心を守りましょう。 屋根塗装のことなら塗り達にご相談ください!

MORE

現地調査に行ってきました! l 京都市 外壁塗装 屋根塗装 雨漏り 専門店 塗り達
2025年12月1日 更新!

外壁塗装前の点検のみも受けられる!塗装専門店へ依頼のメリット

2025年12月1日 公開 外壁塗装工事の成功のカギの1つは、「現在の外壁の状態を正確に把握すること」です。 やみくもに塗装を行っても、耐久性の高い工事は期待できません。 そこで、塗装工事の見積前に必ず行うのが外壁の劣化診断や調査といわれる現地調査です。 現地調査は、工事を行うことを前提に足場が組めるかや、車両の出入り等含めて確認を行います。 実は、外壁の点検の見行うことができるのを知っていますか?   塗り達の外壁の劣化診断では、 チョーキングやクラックなどの劣化症状の有無 破損個所の確認と補修方法 その他塗装工事を行う際に一緒のメンテナンスしたい場所の確認 など、「外壁がどんな状態か、劣化症状はどの程度見られるか」をお家の外壁全体を調べることができます。 ご希望があれば、塗装工事を行った場合の施工提案書や見積書もお出しすることが可能です! 写真と解説付きで、現在のご自宅の外壁状態が一目でわかります。 ご自宅ばかりでなく、ご実家などの調査もお気軽にご相談ください。

MORE

塗り達 施工事例 
2025年11月30日 更新!

屋根のカバー工法5つのメリット 工事の特徴も解説!

2025年11月30日 公開 屋根のカバー工法は、屋根のリフォーム工事の中でも比較的簡単な方法で、メリットも多くあります。 今回は屋根のカバー工法の特徴とメリット5つをご紹介します。これから屋根工事をお考えの方は是非参考になさってください。 目次屋根のカバー工法とは屋根のカバー工法:5つのメリット①外観が一新される②比較的安価で工期が短い③断熱性・防音性が上がる④耐用年数が上がる⑤アスベスト飛散のリスクがない屋根のカバー工法は塗り達 屋根のカバー工法とは 屋根のカバー工法とは、既存の屋根の上から新しい屋根材を葺く屋根工事です。 塗装工事では、屋根の表面の塗膜をつけなおす作業を行いますが、屋根カバー工法では、劣化した屋根材の上から新しい屋根を葺き、屋根2枚分となります。 屋根のカバー工法:5つのメリット 屋根のカバー工法には次のようなメリットがあります。 ①外観が一新される #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 施工前 施工後 ②比較的安価で工期が短い 同じ屋根のリフォーム工事である葺き替えに比べると、工期も費用も抑えることができます。 ③断熱性・防音性が上がる 屋根が2枚分になるので、断熱性・防音性が上がることが期待できます。 ④耐用年数が上がる 屋根材が新しくなるので、屋根の耐用年数が上がります。 ⑤アスベスト飛散のリスクがない 古い屋根材でアスベストが含まれている場合、葺き替え工事では撤去の際にアスベストが飛散する恐れがあります。しかしカバー工法の場合は、既存屋根は動かさないので、アスベスト飛散のリスクがなく安心して工事を行うことができます。 屋根のカバー工法は塗り達 屋根のカバー工法のメリットについて解説しました。 カバー工法は、既存屋根がフラットな屋根であること、雨漏りや野地板の劣化がないことなどが条件となります。 屋根のリフォームをお考えなら、まずは屋根の状態を点検してみましょう。 屋根のカバー工法のご希望もお聞かせください!    

MORE