塗料の種類別、耐用年数と特徴について知ろう☆
今回は、外壁塗装の「耐用年数」についてお話ししたいと思います。
外壁塗装における「耐用年数」とは、、、
塗装を行ってから塗り替えが必要になるまでの年数を表しています。
外壁を一度でも塗装した場合、大体10年が塗り替えの目安といわれています。
しかし、塗装を施した際の塗料によって耐用年数が変わってくるので、
早速、種類別に塗料をみていきましょう!!
♦ウレタン塗料
伸縮に優れており、光沢のある塗膜を形成する
耐用年数・・・8~10年
工事費用を抑えたい人に適している
♦シリコン塗料
耐用年数と価格のコストパフォーマンスに優れた、最も人気の高い塗料
耐用年数・・・10~15年
どの塗料を使えばいいのか迷う人におすすめ
♦ラジカル塗料
2012年に登場した最新の塗料。最もコストパフォーマンスが高い
耐用年数・・・14~16年
新しいものを積極的に採用したい人におすすめ
♦フッ素塗料
耐用年数が非常に長くメンテナンスの手間を省ける塗料
耐用年数・・・15~20年
長い耐用年数をもった塗料を求めている人におすすめ
♦無機塗料
シリコンやフッ素塗料に無機質な材料を混ぜ、劣化しにくくした塗料
元となる塗料や無機材の配合量によって品質が変わる
耐用年数・・・5~25年
高耐久性を持つ材料を求めていて塗料の良し悪しを見抜ける人に向いている
≪耐用年数が過ぎているか判断するには?≫
お住まいの外壁の耐用年数が過ぎているかどうか判断するには、劣化状況を見ます。
■指で触ると白い粉がつく(チョーキング現象)
外壁の塗装が粉状になる現象で、外壁を指でさわることで発見できるので、簡単に見つけることができます。
今すぐ塗装をしなければならないというわけではありませんが、
塗装の効果が失われつつありますので、塗り替えの時期が近いと頭にいれておくと良いでしょう。
■塗膜が剥がれている
塗装の膜がはがれてしまい、下塗り部分や外壁材が剥き出しとなって見えている状態です。
剥がれている部分を放置してしまうと、外壁材の寿命が縮んでしまいます。
もし、剥がれている部分が多い場合には塗り替えをおすすめいたします。
■ひび割れてる
塗装や外壁材にひびが入っているのを見つけたら、雨漏りの危険性がありますので注意しましょう。
浅いひび割れや、深いひび割れによって、症状がことなりますので、
専門業者に点検してもらうと安心かと思います。
いかがでしたか。
どの塗料で外壁塗装を行っているか耐用年数を頭に入れておきながら、
上記の様な症状が見られた場合は、
そのまま放置せずすぐにメンテナンスをしてあげてくださいね。