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初めての外壁塗装。費用の値引き交渉をする前に知っておきたい事! l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】 

現場ブログ塗装の豆知識 2022.06.05 (Sun) 更新

 

お住まいの外壁塗装はとても高額な費用がかかる工事です。

 

足場を組み、下地処理を施し、下塗りや上塗りをしていく、

といった流れで工事が進みますが、

そのトータル金額は50万円から100万円を超えることが多いです。

 

外壁塗装のために毎月積み立てをしているならまだしも、

具体的な工事の時期を知らなかった場合、

予算を用意しづらい・・・ということにもなりかねませんよね。

 

 

今回は、予算が少なくてもしてはいけない「値引き交渉」

についてお話ししたいと思います。

 

 

 

外壁塗装の工事費用が高い。。値引き交渉は??

 

もし、初めての外壁塗装を控えていらっしゃる場合は、

お住まいの工事がどれだけの金額になるのかなど、想像がつきませんよね><

 

とりあえず専門業者へ見積りをとってみたら、

「想像以上の高額で言葉が出なかった・・・」

と驚いた話をよく耳にします

 

そこで多くの方がチャレンジしてみるのが「値引き交渉」です。

 

しかし、外壁塗装の工事費用を値引きしようとする場合は、

思わぬ落とし穴にひっかからないよう、注意が必要となります。

 

 

 

値引きで削られる第一位は材料費

 

人件費、足場費用、営業経費は一定の固定費なので、削ることは不可能に近いです。

そこで最初に案が出てくるのは、材料費💡

 

 

①安い塗料を選ぶ

塗料の品質を1ランクや2ランクほど落として安価な塗料を選択すると、

おおよそ5~6%程(メーカーによる)の材料費を安く抑えることが可能です。

 

ただ・・・塗料の品質を落とすと、それだけ塗料の耐久年数も落ちることになります。

長い目で見ると塗り替えをする工事の回数が増えてしまうので、

かえって損をしてしまうことになりかねません

 

 

②塗る回数を減らす

外壁塗装では、通常、下塗り→中塗り→上塗りの3回の工程で塗装を行っています。

しかし、工事費用が高いからと「中塗り」の工程を省くこともあるそうです。

 

塗る回数が減るという事は、使用する塗料もその分少なくなるので、

大幅な材料の削減に繋がることは間違いないでしょう。

 

ただし、通常3度塗りのところを2度塗りへ変更するわけですから、

塗膜は薄くなり、外壁の耐久性は大幅に落ちてしまうでしょう。

 

 

外壁塗装は、材料次第で仕上がりのクオリティが明確に異なりますので、

よくご検討された上でご判断されることをおすすめいたします💡

 

外壁塗装の様子の画像

 

 

また、

「手抜き工事なんてあってはならないことだが、お客様のご希望なら仕方がない」

という理由で、

 

・足場設置を、レンタルの場合は一日でも早く返却できるよう工事時間を無理して減らす

・必要な人件費を減らす

など、

必要なモノや工程を減らし経費削減を行ってしまうケースは、

なくはないことです。

 

 

外壁塗装は時間や予算をかけるべきところにかけて、

職人さんや周囲の安全を確保しながら行うべきであるのに、

その安全までも確保できなくなってしまう可能性があります。

 

ただ単に、外壁塗装の費用を安くするのが目的で、

無理に値引き交渉を行うことはリスクを伴います。

 

安心で安全に確実な塗装工事を行うためにも、

必要以上に値切りをしてしまうことだけは、絶対にやめてくださいね

 

 

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